CoinPostで今最も読まれています

英国、郵便局のデジタルIDで仮想通貨の購入が可能に=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の購入が身近に

英国の郵便局は、顧客が郵便局のデジタルID「EasyID」を利用して、暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を購入できるようにしたことが分かった。

具体的には、DeFi(分散型金融)のプラットフォーム「Swarm Markets」で、ビットコインやイーサリアムと交換するための証票を購入できるようにした。購入後に、証票をSwarm Marketsでビットコンやイーサリアムに替える仕組みだ。結果的にクレジットカードや現金で仮想通貨を購入できることになり、来週にサービスを開始する予定だという。

今回の内容は上記ツイートのように、Swarm Marketsが発表。また、英大手メディア『The Telegraph』などの海外メディアも報じている。EasyIDのユーザーは1,000万人いるという。

Swarm Marketsは自らを「世界で初めて運営ラインセンスを取得したDeFiプラットフォームである」と主張。実際に独連邦金融監督庁(BaFin)からドイツ銀行法に基づくライセンスを取得しており、仮想通貨のカストディ業務の認可も取得している。

英国の郵便局のIDで仮想通貨が購入できるサービスは、本人確認(KYC)に関するサービスを提供する英拠点の「Yoti」との連携で実現。Yotiは、透明性や法的義務の遵守などの点で高い基準を満たしている「Certified B Corporations」に認定されている企業だ。郵便局のEasyIDはYotiとの提携で作られ、Yotiのアプリと同じ技術が利用されているという。

今回のサービスについては、郵便局が価格変動の大きい仮想通貨へのアクセスを許可したことに対する驚きの声や、Swarm Marketsは仮想通貨のスワップ(交換)やイールドファーミングのサービスも提供しているため、DeFiユーザーの増加につながる可能性があるとの声も上がっている。

イールドファーミングとは

DeFiのプラットフォームで、仮想通貨を預けて流動性を提供することにより利益を得るサービスのこと。

▶️仮想通貨用語集

関連:DeFi相場高騰の火付け役、イールドファーミングでは何が起こったのか|特徴と熱狂の理由を解説

なお、現時点で郵便局からの公式発表は確認できてないが、「ビットコインやイーサリアムのような仮想通貨を購入できる」と報じている海外メディアが複数あるため、他の銘柄にも対応している可能性も浮上。しかし、Swarm Marketsは「ビットコインとイーサリアムを購入できる」と発表している。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
10/06 日曜日
13:00
今週の仮想通貨市場、主要アルト材料まとめ アプトス日本進出やスイ「Walrus」発表
ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、XRP、スイなど主要仮想通貨銘柄の最新動向を解説。価格変動や市場の影響要因、中東情勢や米雇用統計、ETFの動きまで、今週の注目トピックをまとめた。
11:30
ビットコインは中東情勢不安定化で神経質な値動き、ETFへの資金フローに引き続き注目|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストが、今週のビットコイン(BTC)相場と来週の展望を分析。中東情勢の不安定化すによりビットコインは神経質な値動きが続く中、機関投資家のビットコイン現物ETFへの資金フローが注目される。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|米SECのリップル裁判控訴に高い関心
今週は10x Researchによるビットコイン相場分析、金融庁による仮想通貨規制の抜本的見直し、米SECによるリップル裁判控訴に関するニュースが最も関心を集めた。
10/05 土曜日
14:30
Ubisoft新作「Captain Laserhawk: The G.A.M.E.」、アービトラムでNFTリリースへ
新ゲーム「Captain Laserhawk」 フランスの大手ゲーム会社Ubisoftは、近日中にイーサリアムレイヤー2のアービトラム上で1万体のNFTコレクションを発売する計…
13:00
26000以上のBTC保有 米マラソン、ビットコインHODL戦略を継続
米マイニング大手マラソンがビットコインHODL戦略を継続。9月に売却を行わず26,842BTCを保有している。9月の採掘実績も発表した。
11:30
ビットワイズ、ビットコインとイーサリアム先物ETFで戦略変更 米国債ローテーションを採用
ビットワイズが3つの仮想通貨先物ETFの戦略変更をSECに申請。独自の「トレンドワイズ」戦略で市場下落時に米国債へローテーション。
10:45
EigenLayer、8億円の仮想通貨EIGENが不正売却 公式側が調査
イーサリアムのリステーキングプロジェクトEigenLayerで約8億円相当のEIGENトークンが不正売却。投資家のメールが侵害され、攻撃者がトークンを売却。
07:40
IMF「エルサルバドルはBTC投資に制限を」
仮想通貨ビットコインへの公的な投資に制限を課すことなどをIMFはエルサルバドルに勧告。IMFの報道官が会見で、同国のビットコイン政策に言及した。
07:15
コインベース、欧州でUSDTなどのステーブルコイン廃止へ MiCA法準拠で
大手仮想通貨取引所コインベースは10月4日、年末までに欧州連合(EU)域内で規制に準拠していない「ステーブルコイン」の上場廃止を行うと発表した。
06:45
ビットコインクジラ、2009年採掘のBTCを5億円分取引所へ送金
古参のビットコインクジラが5日、5億円相当のビットコインを米仮想通貨取引所クラーケンに送金したことが明らかになった。
10/04 金曜日
23:26
Sanctum(サンクタム)でソラナのステーキング利益最大化
仮想通貨ソラナ(SOL)のブロックチェーン上のDeFiプロトコル「Sanctum(サンクタム)」を詳しく解説。LSTの仕組みやCLOUDトークン、具体的な使用方法、将来展望まで。SOLのステーキングなど、投資利益を最適化したい方向け。
17:30
Web3事業のセキュリティをAI監査で強化【Bunzz Audit独自取材】
Web3時代のセキュリティ課題に挑むAI駆動スマートコントラクト監査サービス「Bunzz Audit」を解説。従来の監査の問題点と革新的解決策を探る。DeFi、NFT事業者向け。
16:38
バイナンス、4種類の仮想通貨取引ペアを取扱い中止
海外の暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは4種類の現物通貨ペアの取扱いを中止した。流動性向上を目的とした戦略の一環で、他の通貨ペアは引き続き利用可能。
15:00
ソラナの猫系ミームコイン「MEW」、米クラーケンに新規上場
米大手仮想通貨取引所クラーケンは8日にソラナ(SOL)基盤の猫をモチーフにしたミームコイン「MEW」を新規上場する予定だ。
14:30
リップル社、ラテンアメリカ大手仮想通貨取引所と協業
仮想通貨を活用した国際送金を変革するため、リップル社がラテンアメリカ大手取引所Mercado Bitcoinと協業。今後のユースケースなどを発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア