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トンガ王国の貴族議員、ビットコインの法定通貨法案を準備中か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トンガでビットコイン法案準備中

ビットコイン推進派として知られるトンガ王国のFusitu’a貴族代表議員が、エルサルバドルのように暗号資産(仮想通貨)を法定通貨として認める法案を準備していることがわかった。オーストラリアのABCニュースが報じた。

トンガ王国は、南太平洋に位置する人口約10万人の島嶼国。面積も東京都の3分の1程度で、GDPの40%が海外送金から成り立っていることから、Fusitu’a貴族議員は、「ビットコインを受け入れるには適している」と語る。

また、トンガなど太平洋諸国に多い新興市場では既存金融への依存性が強いため、仮想通貨の恩恵を最も受けやすいと言及。仮想通貨を導入することで送金コストの削減効果や決済時間の短縮が期待できると指摘した。

ビットコインへの支持を示す反面、上場していないアルトコインなど投機性の高いブロックチェーン・プロジェクトへの誘惑も強まるリスクがあるとの懸念も示しつつ、「ブロックチェーン技術は試験的なものではなく、先駆的である」と捉え、仮想通貨の導入が太平洋地域の発展における大きなカギになると抱負を述べている。

エルサルバドルに触発

Fusitu’a貴族議員が最初に同国でのビットコイン導入を示唆したのは、エルサルバドルのビットコイン法(Ley Bitcoin)可決直後だった。

(ビットコインの法案は)本国への送金を容易にする。これは雇用創出と金融包摂につながるだろう。

関連:南太平洋のトンガ王国、貴族議員がビットコイン支持を鮮明に

ビットコイン法とは

米ドルと並行する形で、ビットコインを法定通貨として認め、市民がビットコインを全ての決済シーンで利用できることを定めるエルサルバドルの法律。

同国ブケレ大統領が推進した法案で、2021年6月9日に議会で可決、9月7日より施行した。ビットコインが国の法定通貨として正式に認められる初の事例だ。

▶️仮想通貨用語集

ビットコイン法の導入から今週で早くも1ヶ月を迎えるエルサルバドルでは、早くも300万人のの国民が公式のウォレットアプリを利用している。ブケレ大統領が報告した。

また、先週1日にはエルサルバドルに多数存在する火山の地熱を利用してビットコインを採掘するプロジェクトでマイニングにも成功しており、国家の仮想通貨導入において、世界でも先駆的な取り組みを続けている。

関連:エルサルバドルの火山マイニング、初のビットコイン採掘成功を報告

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