a16zなどでシリーズB調達
人気ブロックチェーンゲーム「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」の開発企業Sky Mavisは、大手VCのa16zなどから約170億円(1.5億ドル)を調達することが報じられた。
The Informationによると、調達ラウンドはシリーズBにあたり、シリコンバレーの著名ベンチャーキャピタルa16zが出資を主導。また、調達後にはSky Mavisの企業評価価値は3,300億円(30億ドル)に達すると試算されているという。
一方、現時点ではa16zの以外の投資家の名前は明らかではないようだ。
Sky Mavisは2018年に創立されて、「Play-to-Earn(遊んで稼ぐ)」であるAxie Infinityの急上昇する人気で注目を集めた企業だ。
注目される動き
Axie Infinityに関しては最近複数の発表があった。Sky Mavisの共同設立者Jeff Zirlin氏は先週、独自の分散型取引所(DEX)のローンチ計画をThe Blockのポッドキャストで明かしている。
また、独自トークンAXSのステーキングと、初期メンバーへのAXSエアドロップ(無料配布)の実施も新たに開始した。(詳しくはこちら)
最新データによると、およそ2,200億円に相当するAXSがステーキングされているという。
Axie Infinityとは
ベトナムのゲームスタジオSky Mavisが開発。プレイヤーがゲームで仮想通貨を獲得し、それを現地の法定通貨に変換できる「Play-to-earn」という仕組みが備わっており、フィリピン、インドネシア、ブラジルなどの国々で参加者が増えている。ゲームに参加するには、最初にNFTキャラクターを入手するためにETHを支払う必要がある。
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