米二例目
Valkyrie社の仮想通貨ビットコイン先物ETFは米22日(金)、ナスダックに上場、取引開始した。
Bitcoin Strategy ETFというこのETFはティッカーシンボル「BTF」で取引される。出来高は先日初めて上場したProShares社の「BITO」ほどではないが、初日 3,190,980シェア(約10億円)取引されていた。(BITO:初日1,000億円超え)
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BTFはBITOと同様、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)が提供するビットコイン(BTC)先物契約を購入し運用する仕組みをとっている。
今週、2つのETFが上場しており、来週にはVanEck社のビットコイン先物ETFも上場する見込みだ。「XBTF」というティッカーシンボルで、ニューヨーク証券取引所のArcaで取引されることになる。
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CMEが最大のビットコイン先物取引所に
ビットコイン先物ETFへの需要が高いため、CMEは大手仮想通貨取引所バイナンスのビットコイン先物の建玉(OI)を超えて、最大のビットコイン先物取引所になった。
Skewの最新データによると、CMEのOIが6,450億円で、バイナンスは6,430億円という。
CMEのOI急増は上述した、ProShares及び新たに上場したValkyrieのビットコイン先物ETFへの需要が背景にあるようだ。
現在、ProSharesのBITOは「ポジション・リミット」に迫りつつある。ポジション・リミット(取引制限)とは、投資家がCMEで持てる各限月の約定枚数のこと。CMEのビットコイン先物のポジション・リミットは2,000契約(期近先物)で、BITOが持つ10月29日SQの契約は木曜日の時点で1,679契約に達している。