レバレッジは1.25x
米資産管理企業のValkyrie社は26日、レバレッジ型ビットコイン先物ETFの申請をSECに提出したことがわかった。
関連:Valkyrieのビットコイン先物ETFが取引開始、米二例目
Valkyrieのビットコイン先物ETF、「BTF」が先週ナスダックに上場した。今回新たに申請しているのは、Valkyrie XBTO Levered BTC Futures ETF(BTFX)という名称のレバレッジ型ETF。暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)原指標の1.25xのレバレッジを提供することになる。
また、このETFはビットコイン先物だけでなく、オプション、スワップ、フォワード(先渡取引)の契約を保有することもできるという。
現在、SECは3つのビットコイン先物ETFを承認している。ProSharesとValkyrieのETFはすでに取引されているが、米時間26日にローンチ予定だったVanEckのビットコイン先物ETFは27日か28日にずれ込む見込みだ。
関連:米国初の「ビットコイン先物ETF」上場で今後の影響は|先物のプロが解説
インバース型ETFも
Valkyrieがレバレッジ型ETFを申請した数時間後、ETF運用会社Direxionはインバース型のビットコイン先物ETFの申請を提出した。
このETFはショートポジションを取るもので、-1xのレバレッジを提供する。ニューヨーク証券取引所のArca取引所への上場を計画している。
INVERSE BITCOIN ETF: Direxion just filed for a -1x Bitcoin Futures ETF, which will seek to be short front month bitcoin futures, basically the $XIV of $BITO.. This comes mere hours after the first levered bitcoin ETF was filed. pic.twitter.com/bN2m7pIZw5
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) October 26, 2021
関連:上場投資信託「ビットコインETF」とは|初心者向けに特徴と重要ポイントを解説