はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン続落で仮想通貨全面安、逆行高のSHIBトークン時価総額TOP10入り

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場の動向

28日の暗号資産(仮想通貨)市場。

ビットコイン価格は、前日比-3.1%の670万円(58,800ドル)まで続落。700万円台を割り込んだ。

BTC/USD日足

現在のBTC価格は、過去最高値の66,700ドルからおよそ-13%安の58,800ドル。6万ドルの節目を割り込む際、デリバティブ市場でロングポジションの強制清算(ロスカット)の連鎖も確認された。

前回の調整局面を終えた今年10月以降の上昇幅で見た場合、フィボナッチ・リトレースメントの61.8%戻しは56,530ドル、半値戻しは53,000ドル前半。ちょうど水平線も重なり意識されやすい水準と言えそうだ。

2021年以降の強気相場では、プルバック時に-20〜30%で底打ちすることが多かったが、このままバブルが弾けて下落トレンド転換した場合はこの限りではない。

海外アナリストのJustin Bennett(@JustinBennettFX)氏は、9月の調整局面の再来に映ると指摘。同様の推移を辿った場合の下値余地を55,000〜57,000ドルに見立て、同水準で底入れする可能性があるとの見方を示した。

なお、ビットコインの法定通貨化法案を世界で初めて施行したエルサルバドルのブケレ大統領は、2400万ドル(27億円)に相当する420BTCを買い増したことを発表した。高値圏での大量買い増しは相応のリスクも指摘され、強気の選択肢といえる。

関連:エルサルバドル政府、ビットコイン再び買い増し

個別銘柄の動向

ビットコインが調整色を強めると、過熱気味だったアルトコインはほぼ全面安に。

そのような状況下でも例外はある、ミーム銘柄の一つとして投資家の注目を集める「柴犬コイン(SHIB)」の高騰が続いている。前月比+900%近く、前日比+70%急増して過去最高値を更新した。

Bloombergなど米大手メディアでも取り上げられたほか、ドージコイン上昇の一因となった米投資アプリ「ロビンフッド」の取り扱い思惑、最近ローンチされたShiboshis NFTなどの影響が背景にあるものと見られる。

Coinmarketcap(CMC)時価総額ランキングでは、ドージコイン(DOGE)を上回り、トップ10に食い込んだ。投機熱の高まりからトランザクション数も急増している。

「ドル建て価格の低い仮想通貨は、小口投資家には魅力的」だと指摘する専門家もいる一方、過熱感の高さから反動安を警戒する声も少なくない。

今年6月には米最大手取引所コインベースが「柴犬コイン(SHIB)」のCoinbase Pro上場を発表。価格上昇要因となっていた。

国内上場銘柄関連では、QASHを開発するQUOINEグループのQUOINE株式会社が、26日付けで金融商品取引法に基づく「第一種金融商品取引業者」として登録されたことを発表した。21年6月にLiquidチェーン及びスマートコントラクトの監査終了を報告しており、今回のライセンス取得を受け、予告していた「QASH」の大型アップデート及びメインネット・ローンチに向けた進展などが見込まれる。

関連:QUOINE株式会社、「第一種金融商品取引業」登録完了

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/21 金曜日
16:38
予測市場が急成長 カルシ(Kalshi)が1500億円調達と報道も
予測市場カルシが2ヶ月で評価額2倍超の110億ドルで10億ドル調達。取引量は10月に過去最高の44億ドルを記録。競合ポリマーケットも120億〜150億ドルでの追加調達を協議中で、予測市場への投資が加速。
16:33
暗号資産(仮想通貨)の申告分離課税が実現したら?押さえておきたい税務のポイント|Aerial Partners寄稿
仮想通貨の申告分離課税が現実味を帯びてきた今、投資家が知っておくべき税制変更のポイントを解説。税率の一定化、損益通算、特定口座の導入可能性など、制度導入後の注意点と準備すべきことをわかりやすく紹介します。
16:10
CAICAテクノロジーズ、JPYC決済ソリューションの提供を開始
CAICAテクノロジーズが日本円ステーブルコインJPYCの決済ソリューション提供を開始。企業向けにコンサルティングサービスと決済モジュールを提供し、ステーブルコイン決済の導入を支援する。
16:03
ナッジ、ステーブルコイン決済・還元対応クレカ「HashPortカード」発行開始
HashPortとナッジが日本初となる後払い型クリプトクレジットカード「HashPortカード」を発行開始。ステーブルコインJPYCで決済・還元が可能で、利用額の0.3%をJPYCで還元。年会費無料、カード発行手数料2,500円。
15:44
金融庁が語る暗号資産規制改革の全貌──銀行参入、インサイダー規制、DEX対応の狙い|独占取材
金融庁独占取材。暗号資産規制の金商法移行について、銀行グループ子会社の参入、インサイダー取引規制導入、分散型取引所(DEX)対応の狙いを詳しく聞く。投資家保護と健全なイノベーション両立への取り組みを解説。
13:55
Bitcoin Core、史上初の公開セキュリティ監査をクリア 「重大な脆弱性なし」
ビットコインの基盤ソフトウェアBitcoin Coreが16年の歴史で初となる第三者セキュリティ監査を完了した。Quarkslabによる4ヶ月間の徹底調査で致命的な脆弱性は発見されず、300兆円規模のネットワークの安全性が裏付けられた。
13:30
金融安定理事会、ステーブルコイン監視強化を表明 G20サミット前に警告
金融安定理事会(FSB)のベイリー議長がG20首脳会議を前にステーブルコイン規制強化を表明。市場規模3000億ドル突破を受け、ECBも警戒。2026年作業計画で国際協力推進。
13:05
仮想通貨団体ら、税制改正などをトランプ大統領に要望
ソラナ政策研究所など65以上の仮想通貨団体がトランプ大統領に書簡を提出。税制の改善、規制の明確化、イノベーションや開発者保護の取り組みを求めた。
13:00
Secured Finance CEOが語るJPYC固定金利レンディングの挑戦|独占インタビュー
Secured Finance菊池氏が語るJPYC固定金利レンディングの全貌。日本円を世界の金利ベンチマークにする構想、RWA担保展開、x402対応など最新戦略を独占取材。
11:25
米SEC、今年度の仮想通貨含む執行件数が3割減 アトキンス委員長就任後は記録的低水準に=報告
米SECの2025年度執行件数が30%減の56件、金銭的和解額も45%減の8億ドルと記録的低水準に。トランプ政権下でアトキンス委員長が就任し、仮想通貨規制を大幅緩和。前政権の「執行による規制」から明確なルール作りへ方針転換。
11:02
アバランチ財務企業「AVAX One」、最大63億円規模の自社株買いを承認
仮想通貨アバランチの財務企業AVAX Oneは、取締役会が最大で約63億円規模の自社株買いを承認したと発表。また、購入規模を増やしたり、購入期間を延長したりしていく可能性があるとも説明している。
10:30
バイナンスジャパン、PayPayで暗号資産購入が可能に
Binance JapanとPayPayが連携サービスを開始。PayPayマネーから1,000円で暗号資産を購入可能に。入金手数料無料、24時間365日利用可能、PayPayポイントも使える新サービス。
10:20
ビットコイン続落、トレジャリー企業の売り懸念とFOMC利下げ不透明感で市場心理最悪に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは続落基調が止まらず、一時は7か月ぶりとなる8万5000ドル台まで下落。背景には、世界最大のビットコイントレジャリー企業であるストラテジー社が、MSCIやナスダック100といった主要株価指数から除外される可能性がある。
10:05
コインベース、イーサリアム担保ローンを開始 最大約1.57億円まで借入可能
大手仮想通貨取引所コインベースがイーサリアム担保ローンサービスを開始。最大100万ドルのUSDC借入が可能に。Morphoプロトコル活用でBase上で運用。ニューヨーク州を除く米国ユーザーが利用可能。
09:45
著名投資家レイ・ダリオ、総資産の1%をビットコインで保有 量子リスクを懸念
著名投資家レイ・ダリオ氏が総資産の1%を仮想通貨ビットコインで保有していると表明した。量子コンピューターのリスクや金と比較した価値保存手段としての課題を解説している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧