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アバランチ(AVAX)のブロックチェーン、大手デロイトが導入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ブロックチェーンを災害時に活用

世界四大会計事務所の1つであるDeloitte(デロイト)は、災害復旧用のプラットフォームの開発に、暗号資産(仮想通貨)アバランチ(AVAX)のブロックチェーンを活用することが分かった。

Avalancheを開発するAva LabsとDeloitteが提携。コスト削減や透明性向上などにつながり、地球環境への負担が少ないとされるAvalancheのブロックチェーンを使って、米国で災害における救済の手続きを簡素化し、効率的に速く支援を行えるようにすることが狙いだ。

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Deloitteは監査やコンサルティング、税金などに関するサービスを提供する大手会計事務所。175年以上の歴史があり、日本を含め、グローバルに事業を展開している。企業のネットワークは150超の国や地域に広がっているという。

今回構築される新しいプラットフォームの名称は「Close As You Go(CAYG)」。具体的には、米国の「連邦緊急事態管理庁(以下、FEMA)」に対し、州や地方の政府が災害補償を申請する手続きにAvalancheのブロックチェーンを活用する。FEMAは、大規模災害が発生した場合の支援活動を組織・統括する米政府機関だ。

ブロックチェーンの特徴を活かして運営を分散化し、正確性と透明性を向上させ、運営コストを削減。補償を行う側と支援を受ける側の両方をサポートし、詐欺や浪費、不正のリスクを軽減していく。

Avalancheのブロックチェーンが地球環境に優しい仕組みであることが、Deloitteの取り組みに合っていることも、今回の提携を決めた理由の1つ。Avalancheはコンセンサスの仕組みにプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を導入している。

PoSとは

一般的には、保有(ステーク)する仮想通貨の割合に応じて、ブロックを新たに承認・生成する権利が得られるコンセンサスアルゴリズムのこと。取引の承認に大量の電力消費を伴うプルーフ・オブ・ワーク(PoW)に比べ、環境への影響が少ないとされる。

▶️仮想通貨用語集

関連仮想通貨のPoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは|PoWとの違いとメリットを解説

来年にイベント開催も

Avalancheは2022年春に「Avalanche Summit」というイベントの開催を予定している。

まだ詳しいイベント内容は公開されていないが、専用のウェブサイトを開設。Avalancheの公式ツイッターアカウントでは現在、以下のツイートを固定してトップに表示させている。ウェブサイトからメールアドレスを登録しておけば、情報のアップデートを受け取れるという。

また、デロイトとの提携が好感され、AVAXは18日に12,400円近くまで価格が高騰していた。

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