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バイナンス、ドバイの仮想通貨規制整備をサポートへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨産事業のハブ設立へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは21日、ドバイ世界貿易センター庁(DWTCA)と覚書(MoU)を締結したことを発表した。

ドバイがグローバルな新しい仮想通貨のエコシステムを構築することをバイナンスがサポートする。革新的な規制ルールをドバイで作ることが主な目的だ。これから仮想通貨のエコシステムを構築し、デジタルイノベーションを通してドバイが長期に渡って経済的に成長できるように協業していくという。

DWTCAは、ドバイ世界貿易センター(DWTC)の組織で、政府当局と協力して政策を実行したり、運営ルールを決めたりしている。ドバイ世界貿易センターは20日、仮想通貨を取り扱う包括的な区域および規制機関となることを発表した。

ドバイ世界貿易センターはドバイの民間セクターや関連団体とも協力して、仮想通貨セクターにとって魅力的な環境を作り、投資家保護、マネーロンダリング防止(AML)、テロ資金調達対策(CFT)、国際取引の追跡に関する厳格な基準を設定する予定。これからバイナンスとDWCTAは、グローバルな仮想通貨のために、新たな産業のハブ(中心地)を設立する取り組みを加速させていく。

関連:ドバイ、仮想通貨特区・規制機関が誕生

バイナンスは今回の発表で、ドバイの取り組みが世界経済の成長に貢献できると信じていると説明。世界の規制当局と対話を続けている経験を共有し、DWTCAの規制整備に協力することで、ドバイの活動をサポートしていくとした。

覚書を締結した具体的な目的は、仮想通貨取引所やブロックチェーン関連企業、また幅広いデジタル通貨やデジタル資産が、ドバイで認可されるようにすることだという。

バイナンスの本社について

バイナンスに対しては今年、世界の規制当局から監視の目が厳しくなった。同社は新しい銘柄の上場やグローバルな事業展開等を進めながら、現在も規制対応を続けている。

関連:仮想通貨取引所バイナンス 各国政府の警告・金融機関のサービス停止事例まとめ

規制対応を続ける中でバイナンスのChangpeng Zhao最高経営責任者(通称、CZ)は9月、「規制に準拠した運営を行うため、バイナンスも本社を構える必要がある」と語った。「適切なガバナンス、透明性の高い本人確認手続き、マネーロンダリング対策やリスク管理などを主導する本社が必要である」と話している。

現在、バイナンスが本社を構える候補地には、フランスやアイルランド、そしてドバイも上がっているもようだ。CZ氏は11月、ブルームバーグが開催したイベントで、「ドバイ政府は非常に進歩的で、良いビジネス環境が整っている。ドバイに賛同していることを示したいので、そこにマンションを購入した」と語っていた。

関連:バイナンス、本社はフランスに設立か

バイナンスとは

取扱銘柄や取引高、登録者数が非常に多い世界最大手の仮想通貨取引所を運営。元々は香港に本社を置いていた。取引所の運営以外にも、学習コンテンツの作成、独自ブロックチェーンの開発、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスの運営なども行なっている。

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