リップル、XRPL基盤の仮想空間と分散型アプリを紹介

XRPL上の注目プロジェクト2つ

米リップル社は21日、リップル関連のニュースを伝えるシリーズ「Ripple Drop」に新しいエピソードを追加、暗号資産(仮想通貨)XRPのレジャー(XRPL)上で展開される新プロジェクトを2つ紹介した。

仮想空間「Ledger City」

まず、XRPL助成金を得て、ブロックチェーンソフトウェア開発企業Dev Null Productionsが開発している「Ledger City」がある。

これは、XRPLと紐づいた没入型の3D空間だ。各ユーザーアカウントは、仮想空間の中で、アカウント残高に比例した大きさの建物を持つことができるというコンセプトである。

それぞれの建物を、所有者がNFT(非代替性トークン)による銅像、ガーゴイル、旗竿、ビルボード、噴水、電波塔などを使って飾ることも可能になる見込み。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

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道を通る自動車や歩行者、昼夜のサイクル、天候のエフェクトなど、ダイナミックに変化する街並みを開発し、NFTを購入するためのゲーム内トークン「Ledger City Coin(LCC)」の導入も計画されている。一種のメタバースとして構想されている模様だ。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。例えば、『The Sandbox』というゲーム内のメタバースでは、ボクセルアート制作ツールやゲーム制作ツールが提供されており、ユーザーはそのなかで自作のゲームや施設を作ることができる。

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Dev Null ProductionsのMo Morsi CEOは、XRPLを可視化することで、XRPの台帳上で行われている取り組みをより多くの人に知ってもらうことを目指していると話した。

この「Ledger City」は、2022年前半に、WindowsとMacOSのデスクトップ向けに最初のベータ版リリースを予定しているという。

分散型アプリによる利便性向上

また、XRPL内の分散型アプリ「xApps」によるユーザーインターフェース改善も注目プロジェクトとして紹介された。

特に、リップル社投資部門から出資を受けたスタートアップXRPL Labsが開発する、仮想通貨XRP(リップル)の多機能ウォレット「Xumm」の利便性を高めることが期待されている。

XRPL Labsによると、現在すでに多くのxAppsが本格稼動しており、ベータ版として運用されているものはさらに多くなる。その中には、分散型取引アプリも存在している。XRPL上の分散型データを利用して、トレーダー向けにユーザーインターフェースの利便性を高めたものだ。

XRPL Labsの担当者によると、Labsは、誰もが独自のxAppsを構築できるようにすることを目標にしているという。

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