WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットバンク、ビットコイン少額決済関連技術「LN」実用化に向けたアプリをローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットバンク独自開発のアプリ

暗号資産(仮想通貨)取引所bitbankを運営するビットバンク株式会社は16日、ビットコインのレイヤー2(セカンドレイヤー)技術である「Lightning Network」の実用化に向け、独自開発のアプリ「NLoop」を公開した。

Lightning Networkは、ビットコインのスケーラビリティ(拡張性)問題や送金手数料などの課題解決を目指して考案されたレイヤー2技術。トラストレスな性質を保ったまま、より高速で安価なビットコイン(BTC)送金を可能にする。

ブロックチェーンの外(オフチェーン)で取引を実行することで、送金速度の大幅な向上やマイクロペイメント(1円以下の小額送金・少額決済)にも対応した安価な送金手数料を実現することができる。昨今では、ビットコインを法定通貨化したエルサルバドルでの国家レベルでの採用やTwitterを含む送金市場での導入、ブロックチェーンゲームにおける利用が増加傾向にあり、ビットコイン決済普及のきっかけになり得るとして注目される。

関連:オンラインゲームに活路見出すライトニングネットワーク、ビットコイン決済普及の突破口なるか

今後bitbankにおいて、Lightning Networkを活用した入出金の実装も検討するとした。

関連:充実した板取引、bitbankの特徴とおすすめポイントを紹介

「NLoop」の詳細

NLoopは、Lightning Networkを安定使用するためのアプリ。

ネットワーク参加者が、世界中の流動性プロバイダ(流動性提供者)に接続して、チャンネルを常に使用可能な状態に保つ処理を行うことを自動化。Lightning Networkを普及させる上で課題となっている「流動性」不足に対するソリューションとして開発された。

NLoop(bitbank)

同社によれば、Lightning Networkにおいて、流動性プロバイダとのやり取りを自動化するサービスの提供は国内初だ。

今回の発表に際し、同社は以下のようにコメントしている。

当社では、取引所bitbankにおけるビットコイン入出金への活用も視野に入れ、Lightning Networkの研究開発に注力しています。

Lightning Networkを活用することで、よりスムーズな入出金を可能にし、裁定取引(アービトラージ)などにおける利便性を高めるだけでなく、少額決済など様々な送金需要に対応した機能性を実現することができます。

同社所属のNLoopの開発者である宮本丈氏も、技術的な側面から解説コメントを寄せた。

インターネットに Internet Service Provider(ISP)が存在するように、インターネットオブマネーであるビットコインには、ライトニングネットワークへの接続を担保するLightning Service Provider(LSP)という主体が必要になります。

現在「暗号資産取引所」と呼ばれれているものの多くは、近い将来LSPになると私は考えています。本ソフトウェアは、弊社がその過程を歩むための第一歩です。技術的な詳細については、こちらをご参照ください。

LSP事業の潜在的な重要性自体は多くの事業者が認識していることと思いますが、現時点で R&D を行っている会社はそう多くはないと思います。ビットバンクは、 Lightning Networkの普及を目標に研究開発を行っている数少ない会社のうちの一つです。

ビットバンク代表取締役社長の廣末紀之氏は、2021年9月に東証1部上場企業ミクシィとの資本業務提携を発表した際、検討している新規事業について明かしていた。その中に「レイヤー2決済」も含まれていた。

関連:ビットバンク、東証1部上場企業「ミクシィ」と資本業務提携を発表

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/16 金曜日
17:54
3メガ銀、共同発行ステーブルコインで国際決済の実証を完了
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行の3メガバンクなど5社が、共同発行する円建てステーブルコインで三菱商事の国際決済を想定した実証を実施した。信託型の発行スキームとAML対策、2026年度中の実取引に向けた設計を整理する。
17:24
ANAP、ビットコイン評価損43.7億円を計上 前期の評価益12億円から反転
ANAPホールディングスは15日、2026年8月期に保有ビットコインの評価損43億7,466万円を計上したと発表。最終損失は73億2,300万円に拡大した。前期の評価益からの反転と、期中に開示した評価損の推移をまとめる。
16:51
英上場スマーター・ウェブ、83BTCのビットコインを追加取得 保有2830BTCに
英上場のスマーター・ウェブ・カンパニーが83BTCを約520万ポンドで追加取得し、ビットコイン保有量は2,830BTCに。優先株の調達資金でコインベースからの借入を圧縮したほか、累計のBTC売却額も開示した。
15:45
リップル社、株式や金属などに連動する無期限スワップを機関向けに開始
リップル社の機関投資家向けプライムブローカー「リップルプライム」が、株式やETF、金属、為替など100超の市場を参照するRWA無期限スワップの提供を始めた。ハイパーリキッド上の先物を参照し、24時間取引できる。担保にはRLUSDも使える(法域により異なる)。
14:53
SBIら、ドル建てOUSD連合に参画 円建てJPYSCと相互運用を検討
SBIホールディングスとスターテイルが、米ドル建てステーブルコインOUSDを推進するオープンスタンダードに参画した。ビザやコインベースなど140社超が加わる枠組みで、円建てステーブルコインJPYSCとの相互運用に向けた実証実験を検討する。
14:20
グーグル、量子コンピュータ「20年の壁」に前進 必須工程でエラー40分の1に
Google Quantum AIは、量子プロセッサ「Willow」で「マジック状態の培養」を実証したと発表した。エラーを約40分の1に低減し、T状態の論理忠実度99.99%を達成。成果は科学誌Scienceに掲載された。
14:01
オープンAIの研究モデル、イーサリアムのテストネットで他者の資金を無断使用
オープンAIは15日付の報告で、社内研究モデルがイーサリアムのテストネットSepoliaで、公開シードフレーズから第三者のウォレット鍵を導出し、無断で手数料を支払っていたことを明らかにした。モデルは許可を自問しつつ実行し、最終報告でも開示しなかった。
12:30
レジャー、不正部品攻撃は流通経路狙った組織的犯行と説明 対策も公開
レジャーは、同社仮想通貨ウォレットへの不正部品混入は組織的犯罪グループによる流通段階の改ざんだったと説明。東南アジアでの販売停止や陳列禁止など対策も公表した。
11:29
バイナンスUS、最大1億ドル調達へ 評価額約10億ドル=報道
米仮想通貨取引所バイナンスUSが最大1億ドルの資金調達を模索していると、ブルームバーグが報じた。評価額は約10億ドルで、2022年調達時の45億ドルを大きく下回る。予測市場への参入や州ライセンスの回復も視野に入れる。
10:50
上場ビットコインマイナー3社の9月採掘量、2社が前月比4〜11%減
仮想通貨ビットコイン採掘企業3社が9月の実績を報告。クリーンスパークとビットフフが前月比で減少し、カナーンは横ばいだった。データセンターや排熱利用などの進捗も述べた。
09:54
MSCI新ルール決定、メタプラネットなどビットコイン保有企業の指数除外可能性高まる
米指数算出大手MSCIが非事業会社をグローバル指数の採用対象外とする新基準の導入を発表した。5つの財務比率で判定し、11月30日に発効する。ビットコイン保有企業ストラテジーやメタプラネットへの影響と判定方法を整理する。
09:00
レジャー、新端末「Ledger Atom」発表 不正装置対策も計画
仮想通貨ウォレット大手レジャーは、新デバイスLedger Atomを発表。2027年夏にローンチしたり、不正装置対策を講じたりする計画を説明した。
10/15 木曜日
16:28
ドル建てステーブルコインUSDC払い可能な「Slash Card」一般公開へ
Slash Visionは15日、アプリ「Slash App」を正式リリースし、USDCで決済できるVisaカード「Slash Card」を一般公開した。事前登録制を終え、誰でもアプリから申し込める。運転免許証による本人確認にも対応した。
14:30
ビットコイン相場が膠着状態、8万ドルが重要な分岐点に=Glassnode分析
オンチェーン分析企業Glassnodeは、ビットコインが上値の売り圧力と下値の厚いサポートに挟まれた膠着状態にあると分析した。ETFの売り再開も影響し、8万ドルが重要な分岐点となるとみる。
14:00
ステーブルコインUSDC、EU初の「重要な電子マネートークン(EMT)」に指定
EU当局は14日、サークル社のステーブルコインUSDCをMiCAに基づく初の「重要な電子マネートークン」に分類した。準備資産や流動性などの直接監督権限がEUに移る。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧