WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨テゾス、「Ithaca 2」アップグレードを完了

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トランザクションのさらなる高速化へ

PoS系ブロックチェーンのテゾス(XTZ)は1日、「Ithaca 2」と呼ばれる9回目のアップグレードを行ったことを発表した。コンセンサスアルゴリズムを更新することでネットワークをさらに高速化し、ステーキングを行うための要件も緩和されるという。

コンセンサスアルゴリズムとは

ブロックチェーンに取引記録を書き込むルールのこと。

▶️仮想通貨用語集

公式発表は、今回のアップグレードについて次のように説明している。

Ithaca 2は、現在のコンセンサスアルゴリズム「Emmy」を「Tenderbake」に置き換えるものだ。これは、テゾスプロトコルの革新的な新時代の幕開けとなる画期的なアップグレードである。

新しいコンセンサスアルゴリズム「Tenderbake」は、ブロック時間の短縮を可能にすることで、テゾス上でのトランザクションの高速化とアプリケーションの円滑な実行を実現する。

Ithaca 2アップグレードでは、この「Tenderbake」に加えて、他のスケーリング(ネットワークの規模や処理速度を向上させること)システムも導入していく計画だという。

また公式発表によると、Ithaca 2アップグレードにより、ネットワーク検証者としてステーキングを行うために必要なトークン保有量が、8,000 XYZから6,000 XTZへと25%削減される。これにより、テゾスの分散性が強化される見込みだ。

関連:国内取引所のステーキングサービスを徹底比較|イーサリアムのステーキング手順も解説

スポーツチームやアパレルブランドと提携

テゾスは今回、アップグレード内容と共に、エコシステムの発展状況についても報告した。

過去1年間で、テゾスにおけるユーザーの活動は急成長しており、テゾスのスマートコントラクトに対するコール(呼び出し)件数は、2021年1月の10万件から、2022年1月には620万件以上へと増加したという。

また、テゾスはスポーツやアパレルブランドなどとの提携を行っていることも報告している。

例えば、アパレル大手Gapは1月、テゾスのブロックチェーンを使用してNFT(非代替性トークン)を発行すると発表した。この際Gapは、テゾスを選んだ理由について、環境への影響に配慮する上で「テゾスのブロックチェーンはエネルギー消費を最小限に抑える特徴を持つ」と述べていた。

テゾスはエネルギー消費の少ないプルーフオブステーク(PoS)アルゴリズムを採用している。

関連:米Gap、NFTコレクションをローンチへ

PoSとは

「Proof of Stake(保有による証明)」の略。仮想通貨の保有期間も考慮する場合がある。取引の承認に高性能なコンピューターが必要で、大量の電力消費を伴うコンセンサスアルゴリズム「Proof of Work(PoW)」の代替手段として生まれた。承認を行うと、報酬として新規発行される仮想通貨を受け取ることができる。

▶️仮想通貨用語集

その他の提携組織としては、F1チームのレッドブル・レーシング、サッカークラブのマンチェスター・ユナイテッドなどが挙げられた。

関連:F1チーム「レッドブルレーシングホンダ」テゾスブロックチェーンと提携

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/16 水曜日
17:00
仮想通貨の分離課税20%、得するのは誰か BCCC税制部会が指摘
2028年に始まる仮想通貨の申告分離課税20%は、全員に有利とは限らない。BCCC税制部会のキックオフで、税理士と公認会計士が会社員の実効税率、赤字繰越の申告要件、1円未満のガス代の損益計算という実務課題を挙げた。
15:50
クラリティー法案、審議入り否決 SEC・CFTC規制主導との観測
米上院は9月16日、仮想通貨の包括規制法案「クラリティー法」の審議入りに必要な60票を確保できず否決した。元CFTC委員長ジャンカルロ氏とアームストロング氏は、SECとCFTCが既存の権限で規制整備を進めると述べた。
14:57
マイニング企業のAIシフトは不可逆的か 完全撤退も相次ぐ=コインシェアーズ分析
コインシェアーズの最新分析によると、BTCマイニング企業の採算悪化を背景にAI・HPC事業への転換が加速。Keel、IRENなどが採掘撤退を表明する一方、AI契約を持つ企業は企業価値が3倍以上に拡大している。
14:42
カザフスタン、「国家仮想通貨分析センター」設立へ 取引拡大を背景に
カザフスタン国立銀行は、法定通貨と仮想通貨取引を横断的に監督する「国家仮想通貨分析センター」を新設すると発表した。国内のデジタル資産取引拡大を背景としている。
10:33
決済・財務企業ベロシティ、シリーズA調達額が計74億円超に
決済・財務企業ベロシティは、シリーズAの追加分として約15.5億円の資金を調達したことを発表。ビザ、サークル、リップルなど6社が出資し、シリーズAの合計調達額は74億円超に増加した。
10:12
クラリティー法案、レームダック会期に望み 上院議員が法案復活に期待
クルーズ上院議員は「プリンセス・ブライド」の名台詞になぞらえ、クラリティー法案にはまだ復活の余地があるとの見方を示した。ケネディ氏も法案が完全に不成立になったわけではないとの見方に同調し、レームダック会期での再浮上が焦点となっている。
09:44
ロビンフッドの元エンジニア2名、インサイダー取引で起訴 ハイパーリキッドで不正利益か
米司法省は、投資アプリ「ロビンフッド」の元エンジニア2人を商品詐欺・電信詐欺容疑で起訴した。未公開情報を悪用してハイパーリキッドで先物取引による利益を得た疑いがある。
08:30
リップル、ルイビル大学バスケコートにXRPロゴ掲出
リップル社が米ルイビル大学のバスケットボールとXRPブランディングで複数年提携し、コート内外でのロゴ掲載やデジタル・SNS媒体を通じてブランド認知の拡大を図る。
08:00
ビットコイン急落、クラリティー審議入り否決を受け|仮想NISHI
ビットコインは16日未明から朝にかけて急落し、24時間で最大約5,000ドル幅の下落となった。下落の主因として、日本時間未明に米上院で行われたクラリティー法案を巡る採決であり、同法案は審議入りに必要な支持を得られず、成立への道筋が大きく後退した。
07:35
英スタックBTC、ビットコイン購入資金確保に向けて貴金属会社買収提案
英国のビットコインDAT企業『スタックBTC』が、貴金属販売会社ダイレクト・ブリオンを最大1200万ポンドで買収すると提案した。買収先の事業収益をビットコイン購入に活用する方針だ。
07:32
金融庁、オンチェーン金融の社会実装を促す方針示す
金融庁は、2026事務年度金融行政方針を公表。ブロックチェーン技術を基盤とするオンチェーン金融の社会実装を促す方針を明記した。
06:30
米検察当局、イラン原油収益に絡む94億円相当の仮想通貨を没収提訴
米検察当局が、イラン産原油の闇取引収益を仮想通貨で洗浄したとして中国企業2社に関連する6100万ドル相当の没収を提訴した。関連資金網は15億ドル超に上るとされる。
05:45
ウォーレン上院議員、クラリティー法案不支持でも法制化には意欲
上院銀行委員会のエリザベス・ウォレン議員は、クラリティー法案自体は支持しないものの仮想通貨規制の法制化には意欲を示した。中間選挙後の上院勢力次第で、同氏の主導権が今後の法案審議を左右する可能性がある。
05:20
X、キャッシュタグに仮想通貨・株式取引機能追加
イーロン・マスク率いるXは9月15日、米国で『キャッシュタグ』に証券会社への取引導線を追加する新プログラムを開始した。コインベースやインタラクティブ・ブローカーズなど5社と提携し、投資家はX上から直接取引に移行できるようになる。
05:00
米下院委、仮想通貨税制法案を17日に審議へ 売却損失の控除制限を拡大
米下院歳入委員会は16日、仮想通貨税制法案をマークアップする予定だ。10ドル以下の対象手数料、取引損失、ステーブルコイン、マイニング・ステーキングの税務案が組み込まれている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧