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アニモカブランズ、大手サッカーメディアと合弁会社を設立

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ジョイントベンチャー「OneFootball Labs」

香港のWeb3.0大手企業アニモカブランズ(以下アニモカ)は28日、大手サッカーメディアプラットフォーム「OneFootball」と提携し、ジョイントベンチャー(合弁会社)を立ち上げることを発表した。

公式発表によると、この合弁会社「OneFootball Labs」は、サッカークラブやリーグ、選手がブロックチェーン技術を活用して、NFT(非代替性トークン)などデジタル資産を発行したり、ファンに特別な体験を提供することを可能にするものだ。

またOneFootballは、約390億円(3億ドル)のシリーズD資金調達ラウンドを完了したことも報告。今後のグローバルな成長とWeb3.0セクターへの展開のために役立てていくという。

このラウンドは、Liberty City Venturesが主導し、アニモカ、Dapper Labs、DAH Beteiligungs GmbH、Quiet Capital、RIT Capital Partners、その他の企業も出資した。

今回の提携を受けて、アニモカの共同創業者Yat Siu氏が、OneFootballとOneFootball Labs両社の取締役会に参加する。

Web3.0とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。

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デジタル収集品などを提供へ

OneFootballは、月間アクティブユーザー数1億人を超える世界最大級のサッカーメディア・プラットフォームで、世界中の数百のリーグや大会などについて総合的なコンテンツを配信している。

OneFootball Labsは、ブロックチェーン技術を利用して、ファンにデジタル収集品などを提供予定。製品は様々な価格帯で提供され、ファンは電子メールアドレスとクレジットカードだけ用意すれば、購入・保管することができるようになる見込みだという。

この際アニモカは、NFT、ゲーム、メタバースなどに関する専門知識やネットワークにより、OneFootballが新しい製品やサービスを作り出すのを支援していく。

アニモカは2021年、Financial Timesのアジア太平洋地域の高成長企業リストにランクインした企業。デジタルエンタメ、ブロックチェーン、ゲームなどで事業を展開しており、オリジナルゲームとしては、The Sandbox、Crazy Kings、Crazy Defense Heroesなどを提供している。メタバースやNFT関連企業への投資も活発に行ってきた。

1月には新たに410億円を調達しており、企業評価価値は5,700億円に達している。

関連:「The Sandbox」の開発企業Animoca Brands、410億円調達

アニモカのYat Siu氏は、今回の提携にあたって次のように述べた。

スポーツ界は昨年ごろより、NFTとゲームの可能性を活用することに乗り出しており、デジタル所有権と分散化という重要な原則に基づいた、新たな体験をファンに提供している。

ジョイントベンチャーOneFootball Labsにより、世界最大のスポーツであるサッカーにWeb3.0を導入していくことは、素晴らしい機会だ。

スポーツに関する事例では、アニモカは18日に、モータースポーツ「フォーミュラ・ドリフト」との提携も発表していたところだ。ドリフトを題材にしたブロックチェーンNFTゲームを開発するという。

関連:アニモカブランズが米自動車ドリフト競技と提携、新作NFTゲームを展開へ

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