L1とL2プロジェクトに投資へ
暗号資産(仮想通貨)取引所Gate.ioのベンチャー部門Gate Venturesは現在、新規ファンドの立ち上げを進めているようだ。CoinDeskが報じた。
新規ファンドはGate Venturesの二つ目のファンドであり、今年の第3四半期(7月〜9月)までに260億円(2億ドル)を調達する形だ。
CoinDeskの取材に応じたGate VenturesのマネージングパートナーKevin Yang氏は、ファンドの投資先がオルタナティブレイヤー1とレイヤー2のプロジェクトになると説明したという。
オルタナティブレイヤー1とはイーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)以外のL1ブロックチェーンのことで、ソラナ(SOL)やポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)などが挙げられる。一方、レイヤー2(L2)には、イーサリアムのレイヤー2ソリューションであるOptimismやArbitrum、ポリゴン(MATIC)といったネットワークがある。
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Gate Venturesは2021年に第一号のファンドで130億円を調達し、さまざまな分散型インフラやエコシステム、アプリケーションにおける初期段階の投資を実施してきた。
また、最近では100億円を超えた規模のファンドが相次いで立ち上げられている。仮想通貨投資企業Dragonfly Capitalは数日前、新たな大型ファンドで840億円を調達したことを発表したばかりだ。
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