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テラ開発のDo Kwon氏、別のステーブルコインを開発した過去が明らかに=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

別のステーブルコインを開発

暗号資産(仮想通貨)「テラ(LUNA)」の開発を主導するTerraform Labsの共同創設者Do Kwon氏は、ステーブルコイン「Basis Cash(BAC)」の共同創設者でもあったことが分かった。仮想通貨メディア「CoinDesk」が報じた。

Basis Cashは、テラのブロックチェーン上で発行される「TerraUSD(UST)」などと同じ無担保型のステーブルコイン。イーサリアム(ETH)のブロックチェーンを基盤とし、本記事執筆時点の時価総額ランキングで2,628位の仮想通貨である。米ドルステーブルコインのUSTの価値が1ドルから乖離した状態が続く中、Do Kwon氏の過去にも注目が集まっている。

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CoinDeskは今回の内容を、Terraform Labsの複数の元従業員に確認した話として報じた。Kwon氏は当時、「Rick Sanchez」という名前を使っていたため、Basis Cashの立ち上げに関わっていたという情報は広まっていない。Basis Cashは、実際はTerraform Labsのプロダクトだったという。

今回の情報源の1人であるHyungsuk Kang氏は、Basis Cashは当時、テストも行わずにローンチされたと説明。正常に機能するか確信もなかったと述べている。その後、Basis Cashは普及せず、1ドルになるように運営されていたという価値は、本記事執筆時点で約0.006ドル。プロジェクトは規制を懸念し、中止された模様だ。

参照:CoinGecko

CoinDeskは今回の報道について、以下のように説明した。

 

匿名で活動していた人の本名を明かすことは、通常であれば我々は軽率には行わない。プライバシーは尊重している。

 

しかし、USTの価値が1ドルから乖離した状態が続き、現在の状況が仮想通貨市場の関心を集める今、投資家はUSTが、Kwon氏が立ち上げた唯一の無担保型ステーブルコインプロジェクトではないことを知るべきだと判断した。

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ステーブルコインとは

ビットコイン(BTC)などの一般的な銘柄とは異なり、価格が常に安定するように運営されている仮想通貨を指す。

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