はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

AdEx(アドイーエックス)は初NEOベースのDApp(分散型アプリ)になるのか

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

世界初のブロックチェーン技術活用のアドエクスチェンジの誕生が迫っている
ブロックチェーン技術を活用したアド(広告)ネットワークに対して、仮想通貨業界・WEB広告業界共に注目が集まっています。
既存の広告ネットワーク問題に対する革新的な解決策の提供
広告効果測定のタイムラグ・フラウド(広告不正)・RTB(リアルタイムビッディング)による広告入札価格の透明性確保など、多くの課題に対する解決策として期待されている。
NEO(旧AntShares)・ADXトークンの今後の値動きに注目
海外でAdExChangeサービスを展開中のAdEx社とNEOの提携。NEO内では初のスマートコントラクトシステムを利用した分散型アプリケーションが生まれるため、今後の値動きに影響を及ぼす可能性も。

私たち(AdEx)はAdex CoreをNEO(中国で最初で最大のブロックチェーン)に移します。

StremioとRichard Titusとパートナーシップ発表後、私たちが準備してきたプロジェクトについてお知らせします:AdExはNEOのスマートコントラクトシステム(通称中国のイーサリアム)と提携します。

AdEx(ブロックチェーンベースの広告ネットワーク)はNEOスマートコントラクトシステムと提携

AdExのチームは‘AdEx Core’(広告ネットワークを起動させるスマートコントラクト)を発表しました。

AdExはNEOのスマートコントラクトシステムを入念に調査し、そのシステムはよく設計されていてさらなる収益をもたらすと判断したため、AdEx CoreをNEOに移すという決断に至りました。

さらに、AdExの管理者はこの提携はNEO内では初となる分散型アプリケーション(DApp)になるためNEOエコシステムにとっても非常に有益なものだと考えています。

AdEx最高責任者・設立者 Ivo Georgiev氏は、

『弊社はNEOの莫大な可能性を感じるため史上初となるNEOベースのDAppを目指します』

と述べ、さらに

『私たちはAdEx Coreの移転をとても楽しみにしていて、これが広告ネットワークの効率化を向上させると確信しています。』

と述べました。

また、 NEO評議会の事務総長トニー・タオ氏は

『私たちはAdExのコアをNEOのエコシステムに移すことをとても楽しみにしています。 DAppがスマートエコノミーを促進させるためにAdExは最適な開拓者になると信じています』

と付け足しました。

現在、AdExはサービスの試作品を発表しようと活動していて、嬉しいことに想定より早く発表される予定です。

このプロジェクトの最初のバージョンは2018年2月にリリースされる予定でしたが、プロジェクトはとても速いペースで開発を続けているためAdExチームはその数カ月前に一般に公開が出来るのではないかと楽観視しています。

それに伴い、ADXトークンは取引所での勢いを増しています。

NEOプロジェクトは急速に進化しています。2014年に‘Antshares’という名で設立され、今現在ではその名を変え中国で初の最大なオープンソースブロックチェーンになり、更にはイーサリアムを上回る成長をすると見込まれています。

NEOのスマートコントラクトコードはデジタルアイデンティティ・分散型商業・資産デジタル化に対応するため、‘スマートエコノミー’が成り立ちます。

ブランドを再構築した後、NEOのトークンは高騰し、プロジェクトの価値を証明するものとなりました。

AdExとNEOに関する補足

AdEx(アドイーエックス)とは
AdExはブロックチェーンやスマートコントラクトを基盤にした分散型広告ネットワークです。現在の広告業に存在する問題(広告入札や譲渡の際に欠ける透明性)を解決することを目指しています。
NEOとは
NEO (旧Antshares) は中国初のオープンソースブロックチェーンです。2014年に設立以降、NEOの目的は取引手段を根本的に刷新することにあります。技術は進歩するという動機を元に、NEOは伝統的な経済を新時代であるスマートエコノミーへ変化する動機づけとなりました。

AdExに関する考察

中国版イーサリアムとして知られていたAntShares(アントシェアズ)から名前を変えたNEOはここ最近で急成長し、中国企業として初のLINUXが率いるHyperledgerのプロジェクトに参加、Alibabaに技術提供など、世界中から注目されています。

様々なアプリケーションが実装可能なNEOのプラットフォームの一つに広告市場があり、そこで広告系のAdExと提携することで技術開発され、進化するでしょう。提携発表後にAdExの価値が上昇したことを見ると注目されていることは明らかです。

これからどのような技術開発がされるのか楽しみです。

原文:https://medium.com/the-adex-blog/adex-to-become-the-first-dapp-based-on-neo-6cd9438810c8

AdEx to Become the First DApp Based on NEO

2017年8月15日

原文はこちらから
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/20 火曜日
14:45
「サトシ」か「ビット」か? ビットコイン価格高騰で基本単位論争が再燃
ビットコインの価格高騰に伴い、コミュニティではその基本単位「サトシ」変更の議論が白熱している。サトシを廃止すべきというビットコイン改善提案177にジャック・ドーシー氏が支持を表明する一方で、反対意見も多く論じられている。
14:00
ブラックロック「BUIDL」で利回り増やす取引戦略 BounceBitが実証試験
BounceBitがブラックロックのトークン化米国債「BUIDL」を担保に利用して、年利20%を実現した取引戦略を公開した。ステーブルコインを担保とするよりも利点があるとしている。
13:10
個人ノード運用を容易に、ヴィタリックの新たなイーサリアム拡張案とは
仮想通貨イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が新L1スケーリング計画を発表。個人のノード運用を容易にする「部分的ステートレスノード」でガスリミットを10~100倍に拡張する革新的アプローチを提案。
12:35
米上院、ステーブルコイン規制『GENIUS法案』の審議進行可決
米上院が仮想通貨ステーブルコイン規制法案「GENIUS法案」の審議を66対32で可決。消費者保護や倫理規定を強化した修正案で超党派合意が進展。
11:59
ビットコイン下髭で押し目買い意欲旺盛か イーサリアムにも機関投資家の強い関心
過去最高値の更新まで目前のビットコインは米国債格下げなど不透明感のある中、下髭形成し押し目買い意欲の強さを示した。50日・200日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫る中、イーサリアムには機関投資家の資金が集まり、CMEグループのXRP先物は初日に1,560万ドルの取引高を記録した。
11:20
SEC新委員長、仮想通貨規制を全面見直し
SEC新委員長ポール・アトキンス氏が仮想通貨規制の抜本的見直しを表明。前政権の執行措置を批判し、発行・保管・取引の3分野で明確なガイドライン策定へ。
10:35
リップル社、UAEの金融企業2社と提携
リップル社は、UAEのZand BankとMamoの2社が顧客になったことを発表。両社はリップルペイメントを使用すると説明しており、中東市場の事業を強化していく。
10:05
ソラナの新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」提案 性能引き上げへ
ソラナ開発スタジオAnzaが新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」を発表した。処理時間を理論的に約150ミリ秒まで短縮し、Web2と競合できる高速処理を実現するとしている。
08:45
ビットコイン急騰、米国債格下げと州法により"安全資産"化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは史上最高値となる10万9,000ドル付近まで上昇している。米国債の格下げを契機として米国の信用力に対する懸念が台頭し、ドル安が進行した。
08:02
ステーブルコイン大手サークル、コインベースとリップルから買収アプローチ=報道
USDC発行元のサークル社が50億ドル以上の企業価値での買収提案を複数社から受けている。リップルとコインベースからアプローチされ、IPO計画と並行して検討中か。
07:45
過去最高515億円含み益達成、エルサルバドルのビットコイン投資
エルサルバドルが保有するビットコインが515億円の含み益を達成。国際通貨基金との合意に反してビットコイン蓄積を継続中。
07:25
コインベース顧客情報流出事件、米司法省が捜査開始=報道
米司法省が仮想通貨取引所コインベースの顧客データ流出事件について刑事捜査を開始。インド拠点従業員への贈賄による情報漏洩で、ハッカーが2000万ドルの身代金を要求していた。
06:40
ストラテジー社とセイラー氏、ビットコイン投資の収益性めぐり投資家から集団訴訟
ストラテジー社とマイケル・セイラー会長が、仮想通貨ビットコインの投資戦略の収益性について虚偽の説明をしたとして投資家から集団訴訟を起こされた。
06:15
Bybit、USDT使用の株式取引開始 ストラテジーなど78社が対象
仮想通貨取引所Bybitが株式取引機能をGold & FXに追加。ストラテジーやコインベース、マグニフィセント7を含む78社株式をUSDTで取引可能。CFDモデル採用で実株保有は不要。
06:05
SEC、ソラナ現物ETFへの決定を延期 21SharesとBitwiseが対象
米証券取引委員会が21SharesとBitwiseのソラナETF提案について決定期限を延期し、パブリックコメントを求めると発表。Canary、VanEckも含む複数企業が仮想通貨ETF承認を競う中、SECの審査が本格化へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧