半年内で2回目の調達
ソラナ基盤の主要NFT電子市場「Magic Eden」は21日、複数のVCからシリーズBラウンドで約177億円(1.3億ドル)を調達したことが明らかになった。
シリーズBラウンドを主導したのは、仮想通貨VCのElectric CapitalとGreylock Partners。Lightspeed Venture PartnersとSequoia(セコイア)及びParadigm(パラダイム)も参加。SequoiaとParadigmは3月に実施されたシリーズAラウンドにも参加していた。
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Magic Edenは今回の調達を終えて約2,200億円の評価額に達し、3ヶ月間で9倍弱に膨らんでいたようだ。
Magic Edenはソラナ(SOL)ブロックチェーンを利用したNFT電子市場で、DapperRadarのデータによると、24時間の出来高における全てのNFT電子市場の中では3位にランクインし、ソラナ系のNFT電子市場においては最大手だ。
同社のJack Lu CEOは新規資金の利用について、P2PのNFT電子市場及びNFTローンチパッド機能を強化し、将来はソラナ以外のブロックチェーンにも対応する計画があると話した。
また、現在コインベースやジェミナイ、Bybitなど多くの業界企業が弱気相場を受けて人員削減を進める中、Magic Edenは今後半年〜1年間でさらに50名の従業員を雇い、およそ150名まで増やす方針だという。