はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

メタバース版の火星を開拓、NFTゲーム「Mars4(マーズ4)」デモ版配信

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

火星を開拓するNFTゲーム

火星をテーマにした、Play-to-Earn(遊んで稼ぐ)のメタバース(仮想現実)NFTゲーム「Mars4」の3Dデモ版がリリースされた。

本作は、米航空宇宙局(NASA)のデータを基に、実際の地形をバーチャル空間で再現すべくモデリングしたメタバース版の火星が舞台。

太陽系惑星の中でも最高峰の標高約21km(21,000メートル)に達する大火山「オリンポス山」なども再現されている。地球で一番高いエベレスト山脈の標高8,849 mと比較しても群を抜いている。

ランド数は発行上限があり、99,888個。広さは1つあたり1448平方キロメートルだ。

LANDはNFT(非代替性トークン)として展開され、所有していることだけで報酬を得ることができる。マーケットプレイスで他プレイヤーや投資家にLANDのNFTを売却することも可能。

将来的には、アイテムや火星で乗れる車両、キャラクターなどのNFTを展開することが構想されている。LANDNFTの所有者には、「Mars4」の運営に関する投票権も付与される予定だ。

NFTの購入は、「Mars4」の公式サイトから「MetaMask」ウォレット使用して、その中に保管している通貨で決済する形式。独自トークン「MARS4 dollars」のほか、イーサリアム(ETH)やステーブルコインのテザー(USDT)、USDCで購入することができる。

なお、LANDNFTのうち888種類は、通常とは異なるレアバージョンで、一般的な土地と比較すると広大な面積を有している。現時点ではこれらのNFTは入手できず、リリース後に展開が開始される計画となっている。

「MARS4 dollars」は、「Mars4」で使用されているトークンだ。総供給量は、約40億万枚。アイテムの購入やLAND命名など、ゲーム内での様々なアクションに使用することができる。暗号資産取引所にも上場しており、BittrexやKuCoinなどからも購入可能だ。

大手DEX(分散型取引所)の「SushiSwap」では同トークンのステーキングサービスが提供されており、トークンを預けることで報酬を得られる。

LAND保有者とその他のプレイヤーは、「MARS4 dollars」を投資して、ゲーム内で、NFTベースのInnovative Technology(革新的技術)を得られるR&Dプロジェクトも実施できる仕組み。開発に成功した場合、同技術はマーケットで取引できるほか、自分の土地で使用することも可能。

報酬を稼ぐ方法は2種類

Play-to-Earnによる報酬は、「パッシブ」と「アクティブ」という2種類の形式で提供される。

前者はLANDの所有者がコミュニティプールから報酬を得られるシステム。プールは、売買やゲーム内トランザクション、宣伝から収益の20%を手数料として徴収する形で「MARS4 dollars」を蓄積している。報酬額は、プールへの貢献スコアによって決定する。スコアは、より多くのNFTを所有することで上昇する仕組みだ。

LANDNFTが購入希望者に販売されると、価格の20%が以前の土地所有者全員に分配される。また、プレイヤー間の資源取引には手数料が発生するシステムで、輸送ルート上の土地所有者には、通行料が支払われる。

後者では、ゲーム内で製品をトレードしたり、他プレイヤーのためにアクティビティをこなすことで報酬を得られる。この報酬は「MARS4 dollars」として提供される。なお、ゲーム内でNFTが売却されると、価格の一部がコミュニティプールに追加される形だ。

2023年に正式リリース予定

Mars4」のデモ版は現在、LANDの所有者がアクセス可能な状態となっており、火星の探索や資源の収集、建築物の作成が可能になっている。

今回のデモ版リリースは、ゲームの仕様に関するフィードバックを募ると同時に、早期サポーターにゲームの仕様を理解してもらうことを目的としているという。

正式版の「Mars4」は2023年中にリリース予定で、マルチプレイヤー機能も導入される計画だ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/03 水曜日
17:03
XRP ETF、13取引日で8億ドル(約1240億円)到達 仮想通貨史上2番目の速さ
XRP現物ETFが上場13日で8億ドル超の流入を達成し、ビットコインETFに次ぐ史上2番目の速さを記録。ソラナETFを大きく上回るペースで、アナリストは最大1兆円超の市場規模を予測。
16:25
バイナンス(海外)、15種類の現物取引ペアを停止へ 12月5日実施
バイナンス(海外)は流動性レビューに基づき、12月5日に現物取引ペア15種を停止すると発表。停止は特定ペアのみで、対象トークンの上場廃止を意味しない。取引ボットも同時に終了予定。
15:14
ゲンスラー前SEC委員長「仮想通貨は投機的」 ビットコイン除く全トークンに警告
ゲンスラー前SEC委員長がブルームバーグのインタビューで、ビットコインを除くすべての仮想通貨を「極めて投機的」と評価。退任後も投資家保護の重要性を強調し、規制の観点からビットコインのみをコモディティとして区別する姿勢を維持している。
15:00
HashPortウォレット、Pontaポイントでステーブルコインの購入が可能に
HashPortは12月1日、HashPort WalletでPontaポイントをBase上のUSDCやcbBTCに交換できる「オンランプ」機能と、暗号資産をau PAYギフトカードに変換する「オフランプ」機能を開始した。
13:40
カルシが米CNNの公式パートナーに、予測市場のリアルタイムデータを報道に統合
米予測市場プラットフォームのカルシがCNNと提携し公式予測市場パートナーになった。カルシのリアルタイムデータがCNN番組全体に統合され、政治的・文化的イベントの確率情報を報道に活用する。ソラナ上でのトークン化予測市場も開始した。
12:45
ストラテジーCEO「米ドル準備金でビットコイン売却回避」、配当戦略を語る
米ストラテジー社CEOが今後の準備金や配当戦略を詳細に説明した。米ドル準備金で当面の配当資金を確保し、ビットコイン売却を回避する。レンディング参入の可能性も示唆した。
12:14
イーロンの「Xマネー」決済システム開発で人材募集 ソラナが支援表明
イーロン・マスク氏のX Moneyが決済プラットフォームの技術責任者を募集。ソラナが協力を表明し、仮想通貨統合の可能性に注目が集まる。WeChat型スーパーアプリ実現への動きを解説。
10:32
「資産トークン化が金融のあり方を変革」ブラックロックのフィンクCEOらが論説
ブラックロックのフィンクCEOらが現実資産(RWA)トークン化の可能性を様々な観点から解説した。トークン化の2つの大きな利点や規制当局の役割などにも言及している。
10:15
Trust Wallet、予測市場へのアクセス機能をローンチ
仮想通貨ウォレットのTrust Walletは、予測市場にアクセスできる機能をローンチ。まずはMyriad、ポリマーケット、カルシの3つの予測市場に対応する。
09:49
クラーケン、Backed買収 米国株のトークン化取引を拡大
仮想通貨取引所クラーケンがスイスのBacked Finance買収を発表。トークン化株式サービス「xStocks」は半年で取引高100億ドルを突破。RWA市場は2028年に2兆ドル規模へ成長見込み。
07:25
欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行へ、2026年後半に開始予定
INGやBNPパリバなど欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行を計画中。新会社キバリスを設立し2026年後半の発行を目指す。
07:15
バンカメ「資産管理サービスの顧客は仮想通貨投資を検討すべき」
バンク・オブ・アメリカは、資産管理サービスの顧客に対しポートフォリオの最大4%を仮想通貨などのデジタル資産に配分するように推奨していることがわかった。ビットコイン現物ETFも投資対象にする計画だ。
06:45
トム・リーのビットマインが継続的にイーサリアムを押し目買い、3日間で110億円相当
ビットマインが市場下落局面でも3日間に110億円相当のイーサリアムを追加購入した。同社は約373万ETHを保有し総供給量5%保有の目標に向け62%まで進捗。
06:25
米CME、ビットコインの恐怖指数VIXなどの新ベンチマークを導入
米CMEがビットコイン、イーサリアム、ソラナ、XRPを対象とした仮想通貨ベンチマーク指数を導入した。ビットコインのボラティリティを追跡する指数は株式市場のVIXに相当し、機関投資家のリスク管理ツールとなる。
05:55
チェーンリンク初の現物ETFがNYSEで取引開始、グレースケール「GLNK」
仮想通貨チェーンリンクの初の現物ETFが3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始した。グレースケールがGLNKとして上場し運用資産は1700万ドル超となっている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧