トルコのインフレ指数が24年ぶり高水準に、ビットコインP2P取引量は増加傾向

CPIは前年同月比で78.6%上昇

トルコ統計局は4日、22年6月の消費者物価指数(CPI)上昇率が、前年同月比78.6%だったと発表した。

この数値は24年ぶりの高水準で、昨月比では4.95%の上昇率に。

米国をはじめ世界的なインフレ率(物価)上昇は深刻な問題となる一方、同国での暗号資産(仮想通貨)のP2P取引量が急増していることがわかった。

P2Pとは

専用のサーバーを介せず、接続されたコンピューター同士がコミュニケーションするネットワーク形態のこと。

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フィンランドに拠点を置くP2P(ピアツーピア)のビットコイン(BTC)交換サービス「Local Bitcoins」が公開しているデータによると、トルコでのP2Pでのビットコイン取引量は、21年Q4(10月〜12月)から22年Q1(1月〜3月)にかけて51%増加しているという。

出典:Local Bitcoins

また、21年Q4と22年Q2(4月〜6月)の取引量を比べた場合でも、40%の増加が確認されている。

トルコは以前から仮想通貨に厳しいスタンスを見せてきた国で、商品やサービスの決済手段として使用することは禁止されている。

21年の段階で、仮想通貨規制法案を国会に提出する動きが存在しており、リスクを軽減するために、仮想通貨のカストディを行う信託銀行を設立することや、取引所に資本要件を求めることなどを検討していると報じられていた。

同国の法定通貨リラは、21年9月以降下落が続いており、それ以降仮想通貨の取引件数が大幅に増加している。多くの市民が資産を仮想通貨に移しているとみられる。

なお、今年4月には、トルコの大手仮想通貨取引所BtcTurkをFTXが買収しようとしていることが報じられた。同取引所は2013年に設立され450万人以上のユーザーが利用している。21年の取引高は約15兆円だった。

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