訴訟に発展
米ツイッター社は11日、テスラのCEOイーロン・マスク氏が先週知らせた440億ドル(約6兆円)規模の買収の撤回について「無効である」とレターで主張した。
ツイッター社が雇ってる法律事務所Watchell, Lipton, Rosen & Katzの代表弁護士はマスク氏の指摘した「契約上の義務に違反したこと」について、「何ら違反していない」と反論。その上にマスク氏の撤回は「無効で不当である」と指摘している。
マスク氏側の弁護士は8日に、マスク氏が要求していたスパムアカウントの正確なデータをツイッター側は提供しなかったことを理由に買収を取りやめたと知らせた。これを受けたツイッター社は現在提訴を準備しているところだ。
ツイッター社を代表する弁護士William Savitt氏は今回発表されたレターで「買収の取引を成立させるために、契約に基づきマスク氏が合理的に要求した情報を提供し続け、必要なあらゆる手段を講じていく」としている。
*最新:ツイッター側は、買収の取引を成立させるために正式にマスク氏を提訴した。