検討銘柄を拡大
大手暗号資産(仮想通貨)投資企業グレースケールは13日、新規3銘柄を投資信託への検討リストに追加したことを発表した。
We’re constantly assessing the digital asset landscape. Before we commit to include an asset in one of our funds, we like to note the areas we’re exploring. This week we’re adding $APE, $CRO and $KNC to our list of assets under consideration. Learn more: https://t.co/KVHzFRFo9v
— Grayscale (@Grayscale) July 13, 2022
追加されたのは以下の3銘柄。これらは先週6日時点に追加されていた。
- エイプコイン(APE)
- クロノス(CRO)
- カイバーネットワーク(KNC)
なお、上記銘柄を含めると、グレースケールは計41銘柄を現状「検討リスト」に含んでいる。
追加銘柄の解説
エイプコイン(Apecoin)は人気NFT(非代替性トークン)シリーズ「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」保有者向けに配布されたERC-20規格の独自通貨。エコシステムでの決済やガバナンストークンとしての用途を想定されている。
関連: 初心者でもわかる「エイプコイン(APE)」とは|特徴や将来性を解説
クロノス(Chronos)は仮想通貨取引プラットフォームCrypto.comの独自トークン。これまではCrypto.comのネイティブトークンとして機能していたが、名称を変更していた。
関連:「仮想通貨CRO」とは
カイバーネットワーク(Kyber Network)は複数のdApps(分散型アプリ)の流動性残高を集計するオンチェーン流動性プロトコル。独自通貨のKNCはERC-20規格の銘柄で、取引手数料の支払いなどで活用される。