IEO第二弾の実施検討へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するGMOコイン株式会社は25日、株式会社Lightと次世代型ライブ配信プラットフォームの構築を念頭にしたIEO実施の検討に関する覚書の締結を発表した。
2023年夏ごろを目安に、ライブ配信アプリPalmuの独自トークンPLMのIEO実施に関する検討を開始した。
次世代型ライブ配信プラットフォーム創造に向けたIEOの検討開始について
— GMOコイン【公式】 (@gmo_coin) July 25, 2022
GMOコインは株式会社Lightとの間で次世代型ライブ配信プラットフォームの創造を目的とした、IEOによる資金調達に向けた新規暗号資産販売検討に関する覚書を締結いたしましたのでお知らせいたします。https://t.co/LtuVj067tD
株式会社Lightは次世代ライブ配信プラットフォーム「Palmu(パルム)」を提供するため2020年に設立された企業。サービスは今月からダウンロードを開始しており、将来的なトークン発行も同社が担う予定だ。
Palmuでは、独自のPLMトークン発行の他にも、Palmuポイントなどを導入することで、経済的インセンティブを付与しながら、コミュニティの意思が反映されやすい仕組みを持つプラットフォームの提供を目指す。
今回の提携で、GMOはLight社とのIEO実施に向けた暫定的なスケジュールを以下の通り公開した。
- 2022年7月:ライブ配信アプリPalmuをリリース
- 22年11月:Palmuポイントの運用開始
- 23年夏季:PLMトークンのIEO実施
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GMOのIEO事例
なお、GMOは22年5月にもIEO第一弾を実施したばかり。日本プロサッカーのJ2リーグに所属するFC琉球の独自トークンFCRコイン(FCR)のIEOを行っていた。
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