はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル社、シンガポールの決済機関FOMO Payと提携 国際間取引でのトレジャリーフロー改善へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

国際取引でのトレジャリーフロー改善が目的

米リップル社は25日、シンガポールの大手決済機関FOMO Payとの提携を発表。同社の法人向け暗号資産(仮想通貨)技術を使用して、FOMO Payの国際間取引におけるトレジャリーフローの改善を実施することを明かした。

具体的には、暗号資産(仮想通貨)XRPのオンデマンド・リクイディティ(ODL)を使用することで、XRPを2種類の法定通貨のブリッジとして使用し、低コストかつ即時の決済を可能とする。

リップル社は、ODLはこれまで主に決済サービス企業や中小企業が、事業成長や規模拡大に有効な資金を管理するために活用してきたと説明。今回のケースでは、利用者は事前に資金を調達しておく必要はないという。

関連:リップル社、NFTプラットフォームCross Towerと提携

FOMO Payは、ODLをトレジャリー決済に導入することで、いつでもユーロと米ドルの流動性にアクセス可能となり、ビジネスコストの削減や業務改善が可能となる。

リップル社との提携について、FOMO PayのLouis Liu創業者兼最高経営責任者(CEO)は、以下のようにコメントした。

FOMO Payは、シンガポールの大手決済機関として、顧客の皆様に対して、より効率的かつ費用対効果の高い決済手段を様々な通貨で提供することを目指している。リップル社と提携し、オンデマンド・リクイディティを財務管理に活用することにより、ユーロや米ドルでの安価で迅速な決済をグローバルに実現できることを喜ばしく思っている。

シンガポール内でキャッシュレス化を推進

今回リップル社が提携したFOMO Payは、2015年に設立されたシンガポールの企業で、同国のキャッシュレス社会の促進に貢献。東南アジアを中心に、アフリカ、中東でワンストップのデジタル決済ソリューションを提供している。創業以来10,000社以上が利用しており、パートナーにはMastercardやNETSPayなども含まれる。

シンガポール金融管理局(MAS)から越境送金サービスなどを実施するためのライセンスも取得しており、シンガポールのキャッシュレス化推進に向け、すべての電子財布を統一する国家規格「SGQR」の導入にも貢献している。

関連:リップル社、技術開発の主要拠点としてカナダに新オフィス開設へ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/06 木曜日
05:30
リップル、6.1兆円の評価額で新たに770億円調達
リップルはフォートレス・インベストメント・グループとシタデル・セキュリティーズ主導で5億ドルの戦略的投資を実施した。評価額は400億ドルで、決済サービスの総取引量は950億ドルを超えている。
11/05 水曜日
17:08
Progmat、日本版トークン化株式の検討開始
Progmatが日本版トークン化株式の検討を開始。1円から投資可能で24時間取引も視野。配当・議決権も保護される設計。大手金融26組織が参加し、2026年春から商品開発へ。
15:45
メタプラネット、ビットコイン担保に1億ドル調達 
メタプラネットが保有ビットコインを担保に1億ドル(約153億円)を借入。資金はビットコインの追加取得やインカム事業に充当。同社は30,823BTCを保有しており、2027年末までに21万BTC取得を目指す。
15:23
リップル社のステーブルコイン「RLUSD」 流通額10億ドル突破 
リップル社の米ドル連動ステーブルコイン「RLUSD」が時価総額10億ドルを突破。非営利団体や米Bitnomial取引所で採用が進み、実需型ステーブルコインとして存在感を高めている。
13:55
アーサー・ヘイズ、FRBの実質QEでビットコイン強気相場再開と予測
ビットメックス共同創業者アーサー・ヘイズ氏は、FRBが常設レポファシリティを通じた実質的な量的緩和(QE)により、ビットコイン強気相場が再開すると分析した。米国債発行増加でSRF残高が拡大しドル供給が増加すると予測。
13:30
米政府閉鎖を乗り切る仮想通貨市場、価格下落でも基盤強化に進展=グレースケール報告
グレースケールの10月レポートによると、米政府閉鎖やマクロリスク、史上最大の3兆円ロスカットなどにより仮想通貨価格は低迷したものの、規制明確化や機関投資家参入の進展、ステーブルコイン普及などで市場基盤は着実に強化されている。
13:15
ビットコイン採掘大手マラソンがAI事業強化へ、データセンターへの天然ガス供給で合意書 
仮想通貨マイニング大手マラソンがMPLXと天然ガス供給で合意書を締結した。テキサス州に新たなデータセンターを建設しビットコインからAI事業への多角化が加速する見込みだ。
11:15
仮想通貨取引所ジェミニが予測市場参入へ、カルシやポリマーケットと競合=報道
ウィンクルボス兄弟設立の仮想通貨取引所ジェミニが予測市場契約の提供準備を進めている。CFTCにデリバティブ取引所設立を申請中で、ポリマーケットやカルシとの競争が激化する見込みだ。
10:50
「プライバシー銘柄ジーキャッシュは暗号化されたビットコイン」、高騰背景をギャラクシーが分析
プライバシー仮想通貨Zcash(ZEC)が過去1年で10倍以上上昇している。ギャラクシーデジタルが背景を分析し、ビットコインの精神的後継者として注目されていると理由を指摘した。
10:35
FTXのサム前CEO巡る裁判、控訴審理に向けた聴聞会を開催 「公正な判決ではなかった」と主張
仮想通貨取引所FTXのサム・バンクマン=フリード前CEOを巡る裁判で、控訴裁判所で聴聞会が行われた。トランプ米大統領がCZ氏に恩赦を与えたこともあり、サム氏の裁判の注目度が高まっている。
10:25
NIPグループがビットコインマイニング拡大、月産160BTC見通し
Ninjasイン・パジャマス親会社のNIPグループがビットコインマイニング事業を拡大し、計算能力11.3EH/sを達成する。月間生産量は160ビットコインに増加し、世界約12位の上場マイナーとなる見込みだ。
09:30
ビットコイン10万ドル割れ、MEXC不安とBalancerハッキングが相場を圧迫|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは一時10万ドルを下回り、円ベースでは24時間で約140万円下落した。MEXCやBalancerにおける信認性不安や米IT銘柄が失速したことが下落を後押しした。
08:45
米財務省、北朝鮮サイバー犯罪と仮想通貨洗浄で8人と2団体を制裁指定
米財務省が北朝鮮によるサイバー犯罪とIT労働者詐欺から得た資金の洗浄に関与した8人と2団体を制裁指定した。過去3年間で北朝鮮関連サイバー犯罪者は主に仮想通貨で30億ドル以上を盗んでいる。
08:02
ビットコイン価格、10万ドル維持できなければ72000ドルまで下落の可能性=クリプトクアント分析
クリプトクアントの責任者はビットコインが10万ドルの水準を維持できなければ今後1~2カ月で72000ドルまで下落する可能性があると警告。10月の清算イベント後、現物需要が縮小していると分析している。
07:15
ビットマイン、1週間で400億円相当のETHを買い増し
トム・リー氏が率いるビットマインは、過去1週間で400億円相当の仮想通貨イーサリアムを買い増ししたことを発表。現金についても1週間で約598億円に増加したと説明した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧