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GMO、NFTドメインサービス「CryptoName byGMO」をリリース NFTドメイン普及とWeb3市場拡大が目的

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ウォレットアドレスの簡略化などが可能

GMOインターネット株式会社(GMO)は27日、米国のNFT(非代替性トークン)ドメイン発行プロバイダーUnstoppable Domainsとの協業を発表。NFTドメイン紹介・登録サービス「CryptoName(クリプトネーム) byGMO」をリリースしたことを明かした。

NFTドメインとは、イーサリアム(ETH)やポリゴン(MATIC)上などで発行されるNFTで、インターネットのドメインと同じく(ドメインを)ドットで区切られた文字列で表現する。ウォレット決済用のメールアドレス等に使用できる仕組みで、複雑なアドレスを簡略化することで送金ミスを減らすことなどが可能。

また、ブロックチェーンサービスにおける認証アカウントや、ブロックチェーンウェブサイトのドメインとしても活用できる。

今回GMOが提携したUnstoppable Domainsは、2018年に設立された企業。NFTドメインの発行実績は200万件を超えており、現時点では「.crypto」「.wallet」「.nft」など計10種類のアドレスを発行している形だ。

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GMOは、「CryptoName byGMO」のローンチは、国内のNFTドメイン普及ならびにWeb3市場拡大が目的と説明。同社のドメイン事業におけるノウハウと、Web3分野における技術力を組み合わせ、国内唯一の独自NFTドメイン登録事業者となるべく、事業拡大を図るとしている。

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

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グループ関連サービスとの連携も計画

発表では、「CryptoName byGMO」の今後の展開を示すロードマップも公開された。詳細は以下の通りだ。

  • 2022年7月:ドメイン検索、紹介サービス開始
  • GMOインターネットグループドメインサービス利用者限定クーポン発行(8月以降予定)
  • NFTドメイン登録代行・商標対応(9月以降予定)
  • NFTドメイン自社販売(2023年以降開始想定)
  • 既存サービス(お名前.com、バリュードメイン、ムームードメイン)での販売(2023年以降開始想定)
  • Adam by GMOとの連携(2023年以降開始想定)

ロードマップで言及されたAdam by GMOは、同社が2021年にリリースしたNFTマーケットプレイスで、「コンテンツ流通革命の支援を目的とした、真正性と安全性の高いデジタルコンテンツの決済・流通を実現」をミッションとしている。

イーサリアムのほかクレジットカード決済や銀行振り込みに対応しており、日本円での支払いが可能。今年3月には、「緊急人道支援チャリティNFT」という名称で、ウクライナや周辺地域を対象にした支援のためのNFTを販売したことで注目を集めた。

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