CoinPostで今最も読まれています

Ape Foundation、BAYCのニュースメディアに資金提供へ 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

The Bored Ape Gazetteに資金提供へ

NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」関連の財団Ape Foundationは28日、コミュニティ投票で「The Bored Ape Gazette」のために独自トークンAPEを提供することが承認されたと発表した。

ApeCoin Foundationは今後、自律分散型組織(DAO)のガバナンスプロトコルに沿って、この提案の実施に取り組んでいく予定だ。The Bored Ape Gazetteは、BAYCエコシステム全体についてのニュースメディアである。

BAYCは3月に、独自トークンであるApeCoin(APE)を発行し、BAYCと関連NFTの保有者に配布した。62%はゲーム開発やグッズ制作などコミュニティ活動を支援するDAO「ApeCoinDAO」に分配されている。

Web3大手アニモカブランズもAPECoin開発に関わっており、このトークンにより、ブロックチェーンゲームでNFTを購入できると明かしている。

関連BAYC、「ApeCoin」を配布へ コインベースやFTXに上場予定

Bored Ape Yacht Clubとは

PFP(プロフィール画像)向けにデザインされた1万点のサルの画像。NFTブルーチップ(優良株)として代表的なコレクション。マドンナ、ジャスティン・ビーバー、エミネム、パリスヒルトンなどのセレブリティも所有。BAYCのフロアプライスは22年4月29日、OpenSeaで過去最高値152 ETH(約6,000万円)に達した。

▶️仮想通貨用語集

資金の用途

今回承認された提案「AIP70」の提案者はThe Bored Ape Gazetteだった。提案によると、The Bored Ape Gazetteはまず初年度予算として約2,000万円(15万ドル)を見込んでいる。リニューアルを行い、主に次のようなリソースを提供できるようにしたいという。

  • BAYC、MAYCなどのNFTセールスをリアルタイムで知らせるティッカー
  • ApeCoinの価格チャート
  • その週にDAOで投票されるAIPを示すトラッカー
  • コミュニティイベントやDAO投票日などを表示するカレンダー
  • メンバーがBAYC関連のアートなどを販売することができるセクション

さらに、月々7,000ドルの予算で、Apeエコシステムについての報道を強化し、隔週でニュースレターを発行するとも続けた。

また、DAOのメンバーも記事執筆が可能であり、DAOはこうしたライターに1記事あたり100ドルを支払うのが妥当ではないかとしている。

Bored Ape Gazetteの創設者・編集長のカイル氏は、承認を受けて28日に最初のレターを発行した。提案は88%の支持率で承認されたという。

毎月第1・第3火曜日には、Yuga Labsのエコシステムの現状に関するニュースレターを、毎月第2・第4火曜日には、ApeCoin DAOの現状に関するニュースレターを発行する計画だと述べている。

自律分散型組織(DAO)とは

自律的に機能する分散型組織を指す。「Decentralized Autonomous Organization」の略。一般的な企業などとは違い、経営者のような中央管理者が存在しない。参加メンバーやアルゴリズムによって運営管理が行われる。

▶️仮想通貨用語集

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/24 水曜日
09:40
「BTC価格上昇は半減期から50〜100日後」QCP Capital
仮想通貨ビットコインの今後の価格が急上昇するのは半減期から50〜100日後であるとQCP Capitalが分析。また、Bitfinexも半減期後の相場レポートを公開した。
08:45
ソラナJupiter、DEXモバイルアプリ5月公開予定
既存のUltimateウォレットは5月22日から利用できなくなるため、その前に仮想通貨の一時的移転(PhantomやMagic Edenウォレット)を推奨した。
08:10
米国のイーサリアムETF上場申請、5月承認は見込み薄か
申請中の仮想通貨イーサリアム現物ETFの多くは5月に最終判断を迎える予定だが、多くのアナリストは承認の確率が低いと予測。背景には、イーサリアム財団への任意捜査で米SECがETHを有価証券に分類しようとしている点や、ビットコイン現物ETFが承認されてからまだそれほど時間が経っていない状況などがある。
07:10
ビットコインの機能を拡充する新提案が公開
仮想通貨ビットコインのブロックチェーン上でスマートコントラクトなどを実現する開発提案がBIP-420として公開。以前から関心を集めている提案の内容が改めて説明された。
06:35
バイナンスアプリの削除、フィリピン当局がアップルとグーグルに命令
フィリピンはバイナンスの顧客基盤における重要な構成国だが、同SECは2023年11月以降、バイナンスを投資に利用しないよう国民に積極的に警告していた。
05:50
エルサルバドルの国営ビットコインウォレット、ハッカーがコードを流出
今回の漏洩は、4月上旬に報告された510万人のサルバドル人の個人情報リークを含む、一連のChivoウォレット関連のハッキングに続くものだ。
04/23 火曜日
19:00
メゾンマルジェラ MetaTABI NFT発売
メゾンマルジェラがMetaTABI NFTを一般販売開始。デジタル専用設計のタビシューズはThe Fabricantとのコラボで、限定版タビブーツとレザーウォレットが付属。今後のWeb3ブランドイベントにも参加可能。
18:00
ライフカードVプリカ 仮想通貨で購入可能に
ライフカードが暗号資産(仮想通貨)決済サービス事業者Slash Fintechと提携。2024年5月15日から「Slash Vプリカ SHOP」でステーブルコイン等を使ったVプリカギフトの販売を開始する。インターネットショッピングやオンラインゲーム等、デジタルサービスでのプリペイド決済が拡大する見込み。
14:00
ベネズエラ、石油取引で仮想通貨使用を加速か
ベネズエラの国営石油会社PDVSAは原油と燃料の輸出において、暗号資産(仮想通貨)の利用を増やす計画だ。背景には米国による制裁再発動がある。
13:00
SEC弁護士2名が辞任、「重大な権力乱用」と非難受け 
米仮想通貨企業Debt Boxに対する訴訟において、連邦地裁が「重大な権力乱用」を理由に米国証券取引委員会に制裁を課したことを受け、同委員会の担当弁護士2名が辞任したことがわかった。
12:00
「スイス中銀はビットコインを準備資産に持つべき」2B4CHが提唱
スイスの仮想通貨擁護団体「2B4CH」は、スイス国立銀行がビットコインを準備金として持つことを提唱している。国民投票を目指す計画だ。
11:00
米大統領候補ケネディJr氏、ブロックチェーンによる国家予算監督を提唱
米大統領選候補のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は21日、米国の国家予算をブロックチェーンに記録して透明性を高めるという考えを披露した。
10:12
NY証券取引所、取引時間の延伸を検討か
仮想通貨と同様に株式等を24時間取引できるようにすることのメリットなどを、ニューヨーク証券取引所が市場参加者に調査していることがわかった。調査の概要が明らかになっている。
09:25
Xverseウォレット、ビットコインRunes機能対応
XverseはOKXのOrdinalsマーケットプレイスや、Magic EdenのビットコインNFT電子市場で利用可能だ。ライバルの仮想通貨ビットコイン専用ウォレット「UniSat」もRunesに対応済み。
08:00
FTX、ロックされたソラナを個人投資家参加のオークションに
FTXは4月上旬ロックされたSOLを清算するために、高割引として、2,500万~3,000万の仮想通貨SOLを約19億ドル相当で売却。これは、1トークン=64ドルの安値だったが、当時の価格は約175ドルだった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/24 11:30 ~ 13:30
その他 オンライン
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧