WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米NY州司法長官、仮想通貨関係者に内部告発を呼びかけ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨暴落の余波

米ニューヨーク州のLetitia James司法長官は1日、昨今の暗号資産(仮想通貨)の暴落で影響を受けた投資家に向けて注意喚起を発表。「仮想通貨プラットフォームにより欺かれた」ニューヨーク在住者は司法長官室へ報告するよう「強く推奨」した。

さらに、仮想通貨産業従事者で不正行為や詐欺を(オンチェーン上などで)目撃した可能性がある場合は、内部告発者として申し立てを行うように呼びかけた。

James氏は声明で次のように述べている。

最近の仮想通貨市場の混乱と多大な損失は大変懸念されるところだ。投資家は仮想通貨で大きなリターンを約束されたが、その代わりに苦労して稼いだお金を失った。仮想通貨プラットフォームに騙されたと思っているニューヨーカーは、私のオフィスに連絡し、不正行為を目撃した可能性のある仮想通貨企業の雇用者は、内部告発を行うよう奨励する。

注意喚起文書では、仮想通貨LUNAなどの「劇的な切り下げ」やAnchor、Celsius、Voyager、Stablegainsなどのステーキング/収益プログラムによる口座凍結を被害の具体例としてあげた。

BlockFiと100万ドルで和解

James司法長官は、投資家保護のため仮想通貨規制の一環として、これまでにも警告発令や厳しい措置をとってきた。

James氏は昨年10月、仮想通貨融資プラットフォーム2社に対し、未登録で違法な活動を行なったとして同州での営業停止を命じた。当時、対象となった事業者の名称は明らかにされていなかったが、その1社が先月破産申請したCelsius Network(セルシウスネットワーク)である可能性が指摘されていた。

関連米NY州司法長官、仮想通貨貸付2社に営業停止命令

セルシウスは同年、テキサス州とニュージャージー州、アラバマ州の証券規制当局から、仮想通貨の有利子口座の提供が「未登録有価証券の販売」にあたるとして警告を受けていた。

関連Celsius、米両州で警告を受ける

さらにJames司法長官は今年6月、仮想通貨投資のリスクについて注意を喚起。また同月、未登録の証券提供に関して、仮想通貨融資サービスBlockFiと約1.3億円(100万ドル)の和解に達した。

BlockFiとは

2017年に設立された仮想通貨レンディングプラットフォーム。売買取引の他、仮想通貨を預けることで利子を受け取れる口座や、仮想通貨を担保とした現金貸し出しサービスを提供している。一部の国で、購入額に対してビットコインで報酬還元されるVisaカードも導入した。

▶️仮想通貨用語集

なお、 BlockFiは今年2月、仮想通貨の有利子口座の提供に関して、米証券取引委員会(SEC)とも約130億円(1億ドル)で和解。同社は今後、同サービスを利子付きの証券としてSECに登録する予定があると発表した。

関連BlockFiが米SECと115億円で和解 仮想通貨有利子口座を登録へ

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/16 水曜日
05:45
ウォーレン上院議員、クラリティー法案不支持でも法制化には意欲
上院銀行委員会のエリザベス・ウォレン議員は、クラリティー法案自体は支持しないものの仮想通貨規制の法制化には意欲を示した。中間選挙後の上院勢力次第で、同氏の主導権が今後の法案審議を左右する可能性がある。
05:20
X、キャッシュタグに仮想通貨・株式取引機能追加
イーロン・マスク率いるXは9月15日、米国で『キャッシュタグ』に証券会社への取引導線を追加する新プログラムを開始した。コインベースやインタラクティブ・ブローカーズなど5社と提携し、投資家はX上から直接取引に移行できるようになる。
05:00
米下院委、仮想通貨税制法案を17日に審議へ 売却損失の控除制限を拡大
米下院歳入委員会は16日、仮想通貨税制法案をマークアップする予定だ。10ドル以下の対象手数料、取引損失、ステーブルコイン、マイニング・ステーキングの税務案が組み込まれている。
04:20
米クラリティー法案、上院で審議入り採決失敗 60票に届かず
米上院は16日未明(日本時間)、クラリティー法案の審議入りに向けた手続き採決(討論終結投票)を通過させられなかった。トランプ大統領の資産を巡る倫理条項への懸念が背景にあり、法案の今後の先行きは不透明感が強まっている。
09/15 火曜日
18:00
新経済連盟、2027年度税制改正提言を説明
新経済連盟は2026年9月15日、「2027年度税制改正提言」について報道関係者向けに説明した。ミニマムタックスの撤廃、所得税・相続税・法人税の引き下げ、事業承継税制の見直しに加え、暗号資産の申告分離課税や相続税評価の見直しなど、提言の要望内容をまとめた。
14:49
ビットマイン、先週2.7万のイーサリアムを買い増し 供給4.9%保有に到達
ビットマインのETH保有量が595万6,378ETHに到達し、ETH供給の4.9%を保有したと発表した。仮想通貨・現金等の資産総額は158億ドルに拡大。ステーキング状況とトム・リー会長が挙げる強気材料を解説する。
14:15
イーサリアム、冬相場でも取引・ステーキング比率は過去最高=レポート 
Token Terminalの2026年Q2レポートによると、イーサリアムは価格下落の一方でトランザクション数・TPS・ステーキング比率・保有者数が過去最高を記録した。イーサリアライズはこれを「コミットメントが強化された」と評価している。
13:56
UAE、国民ID基盤をアバランチへ移行 1250万人規模
UAEのTDRAは、1250万人が利用する国民ID基盤「UAE PASS」のデジタルボルトをアバランチへ移行すると発表。専用L1で運用主権を確保し、米カリフォルニア州DMVも同型インフラを採用している。
13:45
海外仮想通貨取引所CoinExが全サービス終了へ、約9年間の運営に幕
海外仮想通貨取引所CoinExが9年弱の運営終了を発表した。市場低迷と規制コスト増を理由に段階的にサービスを停止し、12月22日までに出金対応を終える。ユーザーは資産の早期出金を求められる。
13:15
コインベースCEO「トークン化株式で新たな業界標準確立」 ロビンフッドとの違いを強調か
仮想通貨取引所コインベースのCEOが、自社のトークン化株式は実株に裏付けられた証券だと強調した。デリバティブとして提供するロビンフッドとの違いを整理する。
11:57
ビットコインの量子耐性、主要提案の全体像を整理 複数提案が連動へ=レポート
ビットコイン開発者が進める耐量子コンピュータ対策の全体像を海外ニュースレターが整理。BIP-360とSHRINCSで事前防御、Lifeboat・Dropkickで事後救済を図る構想と残る課題を解説する。
11:30
イーサリアムとベースがAAで別々の規格を採用か、Ethlabsメンバーが報告
Ethlabsのデレク・チャン氏は、アカウント抽象化の実装で仮想通貨イーサリアムのブロックチェーンとベースが別々の規格を採用することになったと報告。メリットを生む可能性にも言及した。
10:54
ソラナ保有企業DeFiデベロップメント、239万SOLに拡大 3億ドルの調達枠新設
DFDV(DeFi Development Corp.)がSOLトレジャリーを238万8,923SOLに拡大したと発表。最大3億ドル規模のCHAD ATMも新設し、調達資金はSOLの追加購入に充てる方針。
09:40
上場ビットコインマイナー3社が8月の採掘実績を報告、明暗分かれる
ビットコイン採掘企業ビットフフとクリーンスパークは8月の採掘量の回復・微増を発表した。一方、カナーンは減産が継続しており、保有ETH売却資金などで自社株買いを実施した。
09:25
オンチェーン金融データ『カイコ』、S&P主導の増資でシリーズBを1.1億ドルに拡大
オンチェーン金融データを手掛けるカイコが、S&Pグローバル主導の増資でシリーズBを1.1億ドルに拡大した。BNPパリバなど新規12社が参加し、カイコが議長を務める業界作業部会にも加わった。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧