はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

NFTプラットフォームOneOf、Amex Venturesなどから約10億円を資金調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

持続可能性重視のNFTプラットフォーム

NFT(非代替性トークン)プラットフォーム「OneOf」は1日、戦略ラウンドで約10億円以上(800万ドル以上)を資金調達したことを発表した。出資者には、大手クレジットカード企業アメリカン・エクスプレス社のベンチャーキャピタル部門Amex Venturesなどが含まれる。

OneOfは、持続可能性(サスティナビリティ)を重視していることが特徴で、暗号資産(仮想通貨)のほかクレジットカードでの決済も可能。ブロックチェーンには、テゾス(XTZ)やL2ソリューションのポリゴン(MATIC)を使用している。

音楽やスポーツ系のNFTを主に取り扱っており、7月末には米国の有名ラッパー、ノトーリアス・B.I.G.(通称、Biggie)のNFTコレクション「Sky’s the Limit: The Notorious B.I.G. NFT Collection」をリリース。販売開始から約10分で完売した。

関連:米有名ラッパーのNFT、リリースから約10分で完売

今回の資金調達には、アメックスのVC部門Amex VenturesやMirabaud Lifestyle Impact and Innovation Fund、Snow Hill Ventures、Sangha Capital、Chain Link Crypto Fundなどが出資者として参加。

調達された資金は、持続可能なNFT市場開発や、音楽、スポーツ、ブランドの垂直市場におけるOneOfの成長のために使用される予定だ。なお今回の調達で、OneOfの累計資金調達額は、約93億円(7,200万ドル)を突破した形となる。

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

▶️仮想通貨用語集

NFTコレクションも展開

Amex Venturesのマネージング・ディレクター、マーガレット・リム氏は、資金調達について以下のようにコメントしている。

多くのクリエイターや消費者ブランドがNFTを試すことで、新しい消費カテゴリー、新しいビジネスアイデア、新しいロイヤリティやメンバーシップモデルが登場しつつある。

OneOfへの投資により、アメリカン・エキスプレスはNFTを活用したコマースの発展に密着し、会員の皆様に新たなエンゲージメントモデルを提供できると確信している。

OneOfは、今回の資金調達情報と同時に、アメックスのカード会員向けのNFTコレクションを発表した。

このコレクションは21日までトルコで開催される、「アメリカン・エキスプレス・サマー・イン・カラー・オアシス」の来場者に提供されており、同国の有名アーティストSelay Karasu氏がデザインを担当している。

関連:米アメックス、仮想通貨還元のクレジットカードをローンチへ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/03 木曜日
18:23
Aptos LabsがYellow Cardと提携、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金開始 
Aptos LabsとYellow Cardが提携し、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金サービスを開始した。USDT・USDC対応で即時決済を実現し、数百万人のユーザーがステーブルコインをより迅速かつ手頃な価格で利用できるようになった。
18:10
ストラテジー社のビットコイン財務戦略:価値創造と潜在リスクの両面
米国のストラテジー(マイクロストラテジー)などビットコイントレジャリー企業の財務モデルを軸に、株式を通じた投資の仕組みやレバレッジ効果、税務上のメリットなどを解説。日本のメタプラネットなど類似上場企業の動きも取り上げ、再現性の条件やリスク要因を多角的に考察する。
17:26
スイスFINMA規制のAMINA銀行、リップル社RLUSDを世界初サポート
スイス金融監督局(FINMA)規制下のAMINA銀行が、リップル社の米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。時価総額660億円超のRLUSDをサポートする世界初の銀行として、機関投資家向けに保管・取引サービスを提供。
16:14
米仮想通貨取引所コインベース、「LiquiFi」買収でトークン発行支援事業強化へ
米コインベースがトークン管理プラットフォーム「LiquiFi」を買収。トークン発行者を初期段階から支援するプラットフォームであり将来的に機関投資家向けサービスにも統合予定だ。
16:02
オルタナ信託設立とProgmat・ALTERNAの協業深化
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券特化の信託会社「オルタナ信託」を設立。Progmatと協業し、ST発行・管理基盤を導入。ST市場の効率化と拡大を目指す。
12:04
ビットコイン反発で11万ドルに接近、Bitfinex分析ではQ3の季節性要因を警戒
仮想通貨取引所ビットコインは前日比+2.6%の108,733ドルまで上昇。Bitfinexレポートによると、4月安値から50%反発後は10-11万ドルのレンジ相場に移行し、第3四半期の季節性要因で平均リターン6%の「最弱四半期」を警戒する。一方、米国初のソラナステーキングETFが取引開始し初日3,300万ドルの好調なスタートを記録。
09:50
「ビットコイン保有者の大多数が含み益、HODLが主流に」Glassnode分析
Glassnodeの週次レポートによると、仮想通貨ビットコイン投資家の大多数が含み益状態で、長期保有(HODL)が市場の主要メカニズムになっている。
09:31
米SIFMA、証券トークン化の規制作りでSECに要望書簡送付
米SIFMAはSECに対し、RWAに分類される株などの証券のトークン化に対する規制整備について提案を行った。オープンで透明性の高いプロセスを通して、ルールを作るべきだと主張している。
08:55
米テック富豪ら、仮想通貨向け銀行「Erebor」設立を計画=報道
ピーター・ティール氏らテック投資家が仮想通貨企業向け銀行Erebor設立を計画。全米銀行免許を申請、シリコンバレー銀行の後継を目指す。
08:20
米上場の中国系アパレル企業アデンタックス、ビットコインを最大12000BTC買収へ
ナスダック上場の中国系企業Addentaxが最大1万2000BTCの買収で基本合意。約13億ドル相当を株式交換で取得予定、5月発表の8000BTCから規模拡大。
07:55
ブラックロックのIBIT、手数料収入が「S&P500ETF」超え
ブラックロックの仮想通貨ビットコインの現物ETF「IBIT」は、同社のS&P500のETFよりも手数料収入を生み出していることがわかった。IBITはビットコインETFの資金フローを主導している。
07:30
ドル指数が2022年以来の安値に、ビットコインや金に与える影響と今後の見通し=Cryptoquant分析
Cryptoquantが2日に発表した分析によると、ドル指数が2022年来安値を記録する中、ビットコインは膠着状態が続く。長期保有者の含み益減少も指摘。
06:55
ビットコイン、2025年後半に20万ドル到達目標を維持=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のケンドリック氏がビットコイン20万ドル予測を維持。ETFや企業購入の拡大により2025年後半に史上最大の上昇を見込むか。
06:10
リップル、米国銀行ライセンス申請 サークルに続く動き
リップルが米通貨監督庁に国家銀行免許を申請。RLUSDステーブルコイン規制対象化とサークルとの競争激化が注目される。
05:50
オープンAI、ロビンフッドの株式トークン化サービスとの提携を否定 未承認でトークン発行か
OpenAIがロビンフッドの株式トークンサービスへの関与を公式否定。未上場企業トークン化における先買権問題が浮き彫りに。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧