Huobi研究所提供業界研究レポート:HBインデックス8%下落|上位100通貨のうち最も上昇した通貨はBAT、下落した通貨はBNT

Huobi研究所提供業界研究レポート
今週も仮想通貨取引所の中でも大手取引所のHuobi社の研究所でリリースされているレポートをCoinPostで日本語に訳し、皆様にお届けいたします。 今回も主に「仮想通貨市場に関する統計」と、「マイニングに関する統計」の2点をピックアップ。 現在話題のHB10インデックス指数のデータなど、仮想通貨投資家必見の内容になっておりますので、この調査レポートを是非仮想通貨投資にお役立て下さい。

仮想通貨市場先週比較

  • 仮想通貨上位100通貨の合計時価総額:$2,395億(-9.6%)
  • 上位100通貨のうち最も価格が上昇した通貨:BAT(+20.57%)
  • 上位100通貨のうち最も価格が下落した通貨:BNT(-34.15%)
  • 時価総額上位100通貨の取引高:$8.14(-28.29%)
  • 上位100通貨のうち最も取引高が増加した通貨:GTO(+1013.59%)
  • 上位100通貨のうち最も取引高が下落した通貨:BCD(-95.3%)
  • HBインデックス:773.61(-8.09%)

仮想通貨市場

仮想通貨マーケット概況

今週(7/9〜7/16)の仮想通貨時価総額は全体的に下落し、仮想通貨時価総額上位100通貨のうち86もの通貨が下落しました。

Coinmarketcapによると2018/7/16時点で、時価総額上位100通貨の合計時価総額は先週比9.6%減となる2,395億ドルとなりました。

その中でも最も時価総額が上昇したのは20.57%増となったBATで、時価総額ランキングも38位にランクアップ。次に上昇したのは時価総額13.48%増となったOMGですが、ランキングは変わらずでした。

新たに時価総額上位100通貨にランクインしたのは、NULS(14位ランクアップ)、PAYX(11位ランクアップ)、GTO(15位ランクアップ)、ZEN(9位ランカうっぷ)の計4通貨となっております。

価格が最も上昇したのもBATであり、時価総額と同様に20.57%の上昇となりました。一方で価格が最も減少したのはBNTであり、先週比34.15%減となりました。

7/16時点で、ビットコイン(BTC)の価格は先週比7.82%減少の6296.66ドルとなり、ETHも先週比11.07%減少の438.55ドルとなりました。

図1:時価総額100位以内の仮想通貨価格の変動率上位下位トップ5

出典:coinmarketcap

時価総額トップ100位通貨の取引高

7/16の時点で、時価総額上位100通貨の24時間における合計取引高は先週比で28.29%減少し、通貨数としては81もの通貨が取引高を減少させ、50%以上減少した通貨は28通貨にものぼりました。中でも最も取引高が減少したのは95.3%減となったBCDとなりました。

一方、6通貨が100%以上もの増加率を記録。その中でも最も取引高が上昇したのは1013.59%増となったGTOであり、次いでPOWRが先週比357.19%増加しました。

図2:仮想通貨時価総額トップ100位の合計時価総額(左)と24時間の取引高(右、10億ドル単位)

出典:coinmarketcap

上位10通貨の市場占有率、マーケットシェア

時価総額上位10通貨の市場占有率(ドミナンス)は比較的安定して推移。

7/16時点で、上位通貨の時価総額は先週比9.04%減で、約2053億ドルとなり、時価総額の81.90%を占めております。上位10通貨のうち時価総額が最も増加したのは3.31%増となったUSDTで、一方最も減少したのは22.26%減となったESOという結果になりました。

ビットコイン(BTC)の市場占有率(ドミナンス)は先週比0.95%増加し、43.1%となりました。

図3:時価総額上位10通貨の市場占有率(マーケットシェア)

出典:coinmarketcap

図4:時価総額上位10通貨の市場占有率(ドミナンス)の先週比比較

出典:coinmarketcap

HBインデックス指数

Huobiが10通貨で構成しているHBインデックス指数は8.09パーセントの下落となりました。

Huobi Global Exchangeのデータによると、先週の同指数は841.7でしたが、7/16深夜の時点でHBインデックス指数は773.61となっており、週間最高値は844.7で、最低値は701.94となりました。

図5.HB10 構成通貨と構成比率

出典:Huobi global exchange platform

マイニングに関する統計

ハッシュレート

今週(7/9〜7/15)はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)ともにハッシュレートは減少しました。

ビットコイン(BTC)ネットワークの平均ハッシュレートは先週比3.44%減の32.58EH/sとなり、イーサリアム(ETH)ネットワークの平均ハッシュレートも先週1.31%減となる276.842TH/sとなりました。

図6.ビットコイン(BTC)ハッシュレートの変化

出典:blockcahin.info

図7.イーサリアム(ETH)ハッシュレートの変化

出典:etherchain

ディフィカルティ(難易度)

今週、ビットコイン(BTC)のマイニングディフィカルティは変わらなかった一方で、イーサリアム(ETH)のマイニングディフィカルティはやや下がりました

ビットコイン(BTC)の平均マイニングディフィカルティは先週から変わらずの4.69Tとなりましたが、イーサリアム(ETH)は先週比0.73%減となる3.445Pとなりました。

図8.ビットコイン(BTC)マイニングディフィカルティ(難易度)

出典:blockcahin.info

図9.イーサリアム(ETH) マイニングディフィカルティ(難易度)

出典:etherchain

マイニングプールの市場占有率、マーケットシェア

ビットコイン(BTC)

ビットコインのマイニングプール市場では、先週に引き続きマイニングプール市場におけるBTC.comのマーケットシェアがやや低下した他、BTC.TOPが上位トップ5にランクインするなどの変化がありました。

    ビットコイン(BTC)マイニングプールの市場占有率

    (マイニングプール名−ブロック生成数、市場占有率、ハッシュレートの順で記載)

  • BTC.comー200個、20.49%、7.64EH/s
  • AntPoolー152個、15.57%、5.8EH/s
  • SlushPoolー118個、11.56%、4.51EH/s
  • ViaBTCー117個、12.09%、4.47EH/s
  • BTC.TOPー89個、11.99%、3.4EH/s

図10.ビットコイン(BTC)マイニングプールの市場占有率(マーケットシェア)

出典:BTC.com

イーサリアム(ETH)

7/9から7/15までの間に、イーサリアム(ETH)ネットワークで生成されたブロック数は先週比2.79%増となる41587個となりました。

    イーサリアム(ETH)マイニングプールの市場占有率

    (マイニングプール名−ブロック生成数、市場占有率の順で記載)

  • Ethermineー11726個、28.19%
  • SparkPoolー6845個、16.45%
  • f2pool_2ー6410個、15.41%
  • Nanopoolー5031個、12.09%
  • miningpoolhub_1ー4168個、10.02%

図11:ETHにおけるマイニングプールの市場シェア

出典:etherscan.io

アクティビティデータ

ビットコイン(BTC)

今週、ビットコイン(BTC)のブロックデータサイズと、ブロック毎の平均トランザクション回数共に増加しました

blockchain.infoによると、7/9から7/15までの間にビットコイン(BTC)の平均ブロックデータサイズは先週比36.04%増となる1054.72Kbsとなり、ブロック毎の平均トランザクション回数は先週比8.78%増となる1437回となりました。

図12.ビットコイン(BTC)のブロックデータ

出典:blockchain.info

図13.ビットコイン(BTC)の平均トランザクション回数

出典:blockchain.info

イーサリアム(ETH)

Etherchainによると、イーサリアム(ETH)の平均ブロックデータサイズは先週比3.2%増の21207bytesとなり、イーサリアム(ETH)のブロック毎平均トランザクション回数は先週比11.5%増となる約98.3回となりました

図14.イーサリアム(ETH)の平均ブロックデータサイズ

出典:etherchain.org

図15.イーサリアム(ETH)の平均トランザクション回数

出典:etherscan.org

Huobi研究所について

Huobi研究所は、仮想通貨取引所を運営しているHuobiグループによって2016年4月に設立され、2018年3月に、ブロックチェーン分野における技術開発・業界調査分析・応用研究・コンサルティングを目的としたより高度な組織へ発展を遂げました。

また、経済、金融、AI、法律等様々な分野に精通する人材を多く抱えている他、世界のあらゆるブロックチェーンに関する学術団体や大学、研究施設と提携しており、Huobi研究所の所長を務める袁煜明(Hubery Yuan)氏は、元産業保安研究所の副院長兼TMT(テクノロジー・メディア・通信業界)主席アナリストを務めた人物であり、New Fourtune社から「ベストアナリスト賞」を受賞しております。

また、同研究所はブロックチェーン分野の研究基盤を構築し、業界に対してより明確に根拠のある理論や研究成果を提供する事で、業界及び産業の発展を促進する事を目指しております。 Huobi研究所の理念として、「ブロックチェーンのエコシステムを構築し、より良い未来に貢献する事」を掲げております。

Huobi Japan公式アカウント

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※注意事項

今回の記事はあくまで、調査レポートを元にCoinPostの考えを述べたもので、仮想通貨の値上がりを保証するものや、投資を奨励するものではございません。仮想通貨への投資の際は、価格変動リスク、信用リスク、流動性のリスク等、リスクを確認した上、ご自身の責任の下で投資を行いましょう。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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