スクウェア・エニックス、ゲーム特化ブロックチェーン「Oasys」の初期バリデータに

ブロックチェーン上の取引が正しいかを検証

ゲームに特化したブロックチェーンプロジェクト「Oasys」は12日、初期バリデータ(承認者)のひとつとして、株式会社スクウェア・エニックスが参加したことを発表した。

「Oasys」は22年2月に発足が発表された、メタバース上におけるゲームのハブ(中心)になれるように開発されているブロックチェーン。高速かつガス代(トランザクション手数料)無料のゲーム体験をプレイヤーに提供できるよう目指しており、株式会社バンダイナムコ研究所などが参画を表明し、合同会社DMM.comが出資を行っている。

スクウェア・エニックス社は、初期バリデータとして、ブロックチェーンのネットワークに接続し、チェーン上の取引が正しいかを検証するノードとなる。加えて「Oasys」と共同で、同チェーン上での新しいゲーム開発も模索する形だ。

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「Oasys」の初期バリデータは21で、株式会社セガやユービーアイソフト株式会社といった大手ゲーム企業のほか、doublejump.tokyo株式会社や、CryptoGames株式会社といったWeb3(分散型ウェブ)関連ゲーム企業も参加している。

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。

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今回の初期バリデータとしての参画について、スクエア・エニックス社のブロックチェーン・エンタテインメント事業部担当執行役員、齊藤 陽介氏は以下のようにコメントした。

「新しい技術から、新しいエンタテインメントは生まれる」と常日頃から考えており、ブロックチェーンやNFTは弊社としても非常に注目している技術です。日本発、且つゲーム専門のチェーンであるOASYSブロックチェーンのバリデータとして、他のゲームコミュニティやプロジェクトとともに参加できることを嬉しく思っております。

Web3ゲームに対する共通の熱意を持つ私達にとって、重要なパートナーシップであり、世界中のゲーマーのための全く新しいプレイ体験の創造を促進できる知見を得ることを楽しみにしています。

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なお「Oasys」は、22年10月にメインネットをローンチする予定。同チェーンはプレスリリースで、初期バリデータと共に今後、「Oasys」エコシステムを拡充させていく方針を公表している。

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Web3領域に本格的に参画

スクウェア・エニックス社は、RPGゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズなどで知られている企業だ。

Web3領域には2021年頃から参入しており、同年3月にdouble jump.tokyo社とブロックチェーン技術を活用したコンテンツ開発での協業を開始することを発表。21年11月には、NFT(非代替性トークン)ゲームへの本格参入を検討している方針を明かした。

22年2月にはブロックチェーン・エンタテインメント事業部を新設し、5月に中期事業戦略として、NFTやブロックチェーン領域のエンタメを推進する方針を改めて告知している。

他社プラットフォームでの展開も進めており、NFTゲーム「ザ・サンドボックス(SAND)」の仮想土地で、RPGゲーム「Dungeon Siege(ダンジョン シージ)」のユーザー体験を展開していく計画だ。

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