CoinPostで今最も読まれています

BTCテクニカル分析:上昇トレンド継続を示すゴールデンクロス間近|一目均衡表雲突破、長期移動平均線も上向きつつあり

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ゴールデンクロス間近、BTC上昇トレンド継続か
ビットコイン(BTC/JPY,bitFlyer)のチャート分析を行います。ゴールデンクロス間近となっており、ここを突破すると、上昇トレンド継続が確認され一層強さを再確認できるでしょう。ただ、RSIの過熱感には注意が必要です。

1週間の値動きを振り返る

出典:Cryptowatch(BTC/JPY,bitFlyer,日足)

今週1週間前後の値動きを振り返ると、7月23日、24日に長い陽線をつけ上昇。

24日に94万前半をつけ反落。25日、26日二日に渡って下落が続き、27日も下落していたものの、27日夜に86万円台前半をつけた後は反発。28日18時30現在90万円台で推移しております。

特に27日の86万円台での反発は日足で見ると、ちょうど短期移動平均線付近で反発しており、トレンドの強さを伺う事ができます。

出典:Cryptowatch(BTC/JPY,bitFlyer,日足)

また、先週のテクニカル分析記事で一目均衡表の雲突破が一つの上昇トレンド継続のサインとお伝えしましたが、今週、一目均衡表を突破し、改めてこのトレンドの強さを確認できます。

移動平均線とは

一定期間の株価の平均値を線とつなぎ合わせた指標のこと。主に短期、中期、長期の移動平均線三本を使用して分析を行う。テクニカル分析を始める人がまず最初に学ぶであろう分析手法でありながら、さまざまなテクニカル分析を学んでも行き着く先は移動平均線だと言われるほど、奥の深い分析手法。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

ゴールデンクロス間近

出典:Cryptowatch(BTC/JPY,bitFlyer,日足)

日足でみると、短期(オレンジ色)、中期(水色)は完全に上向きに。長期移動平均線(紫色)も上向きになりつつあります。

特に中期移動平均線が長期移動平均線を抜くゴールデンクロスが間近であり、先週もお伝えしたように、ゴールデンクロスで上昇トレンド継続が確認できる事になるでしょう。

RSIは調整

出典:Cryptowatch(BTC/JPY,bitFlyer,日足)

日足でRSIでみると、94万円台をつけた際には76%までRSIは上昇していましたが、現在28日18時半時点では67%まで調整しております。

やや過熱感は残っているものの、ここから調整を経て更に一段高していくセンチメントは整いつつあると言えるのではないでしょうか。ただ、買われ過ぎは70%が境目であり、センチメント的にはやや過熱感がある事は投資家は頭に置いて置くべきです。

RSIとは

投資家の心理状況を表す為に考案されたテクニカル指標。このRSIの数字が高いと「買われ過ぎ」、低いと「売られ過ぎ」となり、相場の強弱を教えてくれるテクニカル指標で、株式の世界では一般的には70%以上だと買われ過ぎ、30%以下になると売られ過ぎと言われている。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

もし下落トレンドに転換したと疑わしい動きになったら

出典:Cryptowatch(BTC/JPY,bitFlyer,日足)

投資家の懸念点にあるのはトレンドの転換です。もし上昇トレンドが転換し、大きく下落した場合はどうみていくべきか。まず1点目は先ほどの移動平均線です。

短期移動平均線が長期、さらに中期を割ってし、ミニデッドクロスした場合には再び中期的に下落トレンドに入ってしまったのではないかと疑うべきです。

また、最もトレンド転換が分かりやすい指標としてはパラボリックです。チャート画像には白い玉が上と下に表示していますが、この白い玉がローソク足の上にでてきた際にはトレンドの転換を疑いましょう。

パラボリッックとは

パラボリックとは、トレンドが継続しているか転換するかを計る際に有効なトレンド系テクニカル指標。チャート上の価格帯の下に丸い玉があれば上昇トレンド、価格帯の上に丸い玉があれば下落トレンドとなります。

免責事項

当記事は、特定の通貨に対する投資や買いや売りのタイミングを推奨するものではなく、市場環境などファンダメンタルズ要因によっても大きく左右されるため、あくまで一つの考え方となります。

また、仮想通貨投資をする際には、価格変動リスク、流動性リスクなど様々なリスクに注意し、自己責任で行って頂くようお願いいたします。当記事を参考にした投資に対して一切の責任を負いかねます。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
13:00
BAYCで知られるYuga Labs、事業再編でチームメンバー削減 
Yuga Labsは、事業再編の一環としてチームメンバーの一部を削減した。「より小規模で機敏でクリプト・ネイティブなチーム」にする意向だ。
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
ビットコインRunesデビュー1週間、200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア