はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

FTXのサムCEO、英規制当局の注意喚起に反論

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

規制当局の注意喚起に反論

大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXのサム・バンクマン=フリードCEO(通称、SBF)は20日、英金融行動監視機構(FCA)が同社の利用について消費者に注意を促したことを受け、「FCAが指摘している企業は、FTXになりすましている偽物の企業だ」と説明した。

英国で仮想通貨事業を行う際、企業はFCAに登録して事業認可を取得する必要がある。FCAは今回、FTXの電話番号など具体的な情報を掲載し、同社は未認可の事業者であると英国民に注意を促したが、そこに記載されている電話番号はFTXのものではないとバンクマン=フリードCEOは指摘した。

バンクマン=フリードCEOは今回、以下のように注意を促している。

英国で電話を利用し、FTXになりすましている詐欺師がいる。FTXにアクセスする場合は公式ウェブサイトだけを使用して欲しい。

FTXがユーザーに電話することはないため、電話がかかってきても応じてはいけない。

FCAは16日、FTXが事業認可を取得せずに英国でサービスを提供している可能性があると消費者に注意を促していた。事業認可を取得していない企業のサービスを利用する場合は、問題が起きた時に規制による保護を受けられないと説明。自身の資産を失う可能性もあると消費者に警告していた。

FCAとは

「Financial Conduct Authority」の略で、英国の金融規制機関のこと。投資家保護や市場の完全性の維持、競争の促進を目的にしており、5万社以上の英企業の規制を担っている。

▶️仮想通貨用語集

関連日本進出した最大手仮想通貨取引所「FTX」とは |主な特徴とサービスを徹底解説

英国での認可取得も検討中

FTXには欧州と中東の事業を担う「FTX Europe(FTX EU)」という部門がある。FTX EUは、欧州経済領域(EEA)で事業を行う認可は取得済みだ。

関連FTX EU、欧州でライセンス取得

EEAには欧州連合(EU)の国々とアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェーが含まれるが、英国は2020年にEUを離脱。英国で仮想通貨事業を行うには現在、FCAの認可が必要となっている。

FTXは英国で認可を取得できていないようだが、FTX EUの責任者であるPatrick Gruhn氏は3月、コインポストの提携メディアThe Blockのインタビューで、英国でのライセンス取得を検討していると話していた。

その際、「私たちは今、英国にスポット取引を導入しようと考えているが、かなり難しい。FCAは仮想通貨に関して比較的懐疑的な姿勢を示しているようなので、まずFCAと対話したい」と語っている。

関連FTX社長が語る、仮想通貨の冬を乗り越えるカギとは

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/20 火曜日
18:39
イーサリアム将来価格2025展望 | ETF・機関投資家・開発動向の注目点
【2025年5月最新】イーサリアム(ETH)の将来価格と成長可能性を徹底分析。ペクトラ後の価格回復、ブラックロックのステーキングETF申請、機関投資家の700億円購入など最新動向を解説。
14:45
「サトシ」か「ビット」か? ビットコイン価格高騰で基本単位論争が再燃
ビットコインの価格高騰に伴い、コミュニティではその基本単位「サトシ」変更の議論が白熱している。サトシを廃止すべきというビットコイン改善提案177にジャック・ドーシー氏が支持を表明する一方で、反対意見も多く論じられている。
14:00
ブラックロック「BUIDL」で利回り増やす取引戦略 BounceBitが実証試験
BounceBitがブラックロックのトークン化米国債「BUIDL」を担保に利用して、年利20%を実現した取引戦略を公開した。ステーブルコインを担保とするよりも利点があるとしている。
13:10
個人ノード運用を容易に、ヴィタリックの新たなイーサリアム拡張案とは
仮想通貨イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が新L1スケーリング計画を発表。個人のノード運用を容易にする「部分的ステートレスノード」でガスリミットを10~100倍に拡張する革新的アプローチを提案。
12:35
米上院、ステーブルコイン規制『GENIUS法案』の審議進行可決
米上院が仮想通貨ステーブルコイン規制法案「GENIUS法案」の審議を66対32で可決。消費者保護や倫理規定を強化した修正案で超党派合意が進展。
11:59
ビットコイン下髭で押し目買い意欲旺盛か イーサリアムにも機関投資家の強い関心
過去最高値の更新まで目前のビットコインは米国債格下げなど不透明感のある中、下髭形成し押し目買い意欲の強さを示した。50日・200日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫る中、イーサリアムには機関投資家の資金が集まり、CMEグループのXRP先物は初日に1,560万ドルの取引高を記録した。
11:20
SEC新委員長、仮想通貨規制を全面見直し
SEC新委員長ポール・アトキンス氏が仮想通貨規制の抜本的見直しを表明。前政権の執行措置を批判し、発行・保管・取引の3分野で明確なガイドライン策定へ。
10:35
リップル社、UAEの金融企業2社と提携
リップル社は、UAEのZand BankとMamoの2社が顧客になったことを発表。両社はリップルペイメントを使用すると説明しており、中東市場の事業を強化していく。
10:05
ソラナの新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」提案 性能引き上げへ
ソラナ開発スタジオAnzaが新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」を発表した。処理時間を理論的に約150ミリ秒まで短縮し、Web2と競合できる高速処理を実現するとしている。
08:45
ビットコイン急騰、米国債格下げと州法により"安全資産"化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは史上最高値となる10万9,000ドル付近まで上昇している。米国債の格下げを契機として米国の信用力に対する懸念が台頭し、ドル安が進行した。
08:02
ステーブルコイン大手サークル、コインベースとリップルから買収アプローチ=報道
USDC発行元のサークル社が50億ドル以上の企業価値での買収提案を複数社から受けている。リップルとコインベースからアプローチされ、IPO計画と並行して検討中か。
07:45
過去最高515億円含み益達成、エルサルバドルのビットコイン投資
エルサルバドルが保有するビットコインが515億円の含み益を達成。国際通貨基金との合意に反してビットコイン蓄積を継続中。
07:25
コインベース顧客情報流出事件、米司法省が捜査開始=報道
米司法省が仮想通貨取引所コインベースの顧客データ流出事件について刑事捜査を開始。インド拠点従業員への贈賄による情報漏洩で、ハッカーが2000万ドルの身代金を要求していた。
06:40
ストラテジー社とセイラー氏、ビットコイン投資の収益性めぐり投資家から集団訴訟
ストラテジー社とマイケル・セイラー会長が、仮想通貨ビットコインの投資戦略の収益性について虚偽の説明をしたとして投資家から集団訴訟を起こされた。
06:15
Bybit、USDT使用の株式取引開始 ストラテジーなど78社が対象
仮想通貨取引所Bybitが株式取引機能をGold & FXに追加。ストラテジーやコインベース、マグニフィセント7を含む78社株式をUSDTで取引可能。CFDモデル採用で実株保有は不要。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧