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ナスダック続落でビットコイン連れ安か、イーロンマスクのTwitter買収成立でWeb3業界に新たな風

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

27日の米NY株式市場では、ダウは前日比194ドル(0.6%)高で取引を終えた。一方、ハイテク株中心のナスダックは178ドル(1.63%)安と続落。ビットコイン(BTC)など暗号資産(仮想通貨)市場にも波及した。

昨日のMeta社の大幅下落に続き、Amazonが時間外取引で20%安となるなど暴落し、市場心理の悪化を招いた。同社は「インフレの高止まりが家計や企業の財政を圧迫し、消費控えにつながっている」との見解を示している。

また、米国で発表された7月から9月までのGDP(国内総生産)が市場予想を上回った。バイデン大統領は、「第3四半期のGDP成長は、経済が安定したペースで回復し続けている証だ」と主張したが、FRB(米連邦準備制度)のさらなる利上げ余地を警戒する相場の重石となった。

関連:28日朝の金融市場短観|アマゾン株時間外で約20%急落 米GDPは3期ぶりのプラス成長

仮想通貨市況

ビットコインは前日比2.5%安の20,263ドル、イーサリアム(ETH)は前日比3.3%安の1513ドルとなった。

BTC/USD日足

心理的節目である20,000ドルを挟んで推移しているが、直近続伸していた反動で利益確定売りに押されたほか、米株指数の連れ安感も否めない。

過去5日間で、DXY(ドル指数)は1.77%下落しており、同時期に株価や暗号資産(仮想通貨)が上昇していた。運用に有利なドル及び国債利回りの上昇は、各国の法定通貨や仮想通貨を下落につながってきた。

アルト市場の個別銘柄では、ドージコイン(DOGE)が前日比3.5%高と続伸。主要アルトが全面安となる中、逆行した。ビットコインの前週比6.5%高、イーサリアムの前週比18.2%高と比較しても、時価総額11位のドージコインは30%高と目立っている。

背景には、ドージコインを支持するイーロン・マスク氏によるTwitterの巨額買収がある。紆余曲折を経て、買収金額約440億ドル(6.4兆円)規模の買収が成立した。

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今後Twitterの「Tips(投げ銭)機能」にてドージコイン対応する可能性など、同氏が過去に示唆していた新たなユースケースに関する思惑が台頭したものと考えられる。

Tips機能は、21年9月に導入されたサードパーティ決済サービスへのリンクを自分のTwitterプロフィールに追加できる機能だ。現金またはビットコイン、イーサリアムの送金に対応している。

イーロン・マスク氏が率いる電気自動車最大手のテスラは21年2月、ビットコインを大量保有したことが大きな反響を呼んだ。現在でも2億ドル相当のBTCを保有している。

米SEC(証券取引委員会)へ提出された書類によれば、Twitterの買収は、仮想通貨領域へ積極投資を行う米VC大手のセコイア・キャピタルや最大手取引所バイナンスも出資しているとみられる。”ソーシャルメディアの巨人”とWeb3業界の融合について、前向きな進展を期待する声も少なくない。

また、過去の発言内容からTwitter上で問題視されている大量の「スパムbot」対策にも注力する可能性が指摘されている。フィッシング詐欺で利用者の暗号資産を搾取するような悪質業者が一掃されれば、業界健全化につながるだろう。

なお、U.Todayが報じたCoinWarzのデータによると、ドージコインのハッシュレート(採掘速度)は18日、一時7ヶ月ぶりの高値となる秒間815(TH/S)を記録した。THは1兆単位のテラハッシュを示す単位。

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