WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨全面安:昨年11月水準の2万円台を記録したイーサリアムの暴落要因は

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場は大幅下落
ビットコイン急落に伴いアルトコインの底値割れが続発する中、特に顕著な下げを記録したイーサリアムの下落率は前日比-17%に達した。ブルームバーグのアナリストは、下落原因としてICO実施企業による大量売却を挙げている。
イーサリアム下落の原因とは
とりわけ顕著に価格を押し下げたイーサリアム。bloombergのアナリストは、イーサリアムの大幅な下落原因としてICO実施企業によるイーサリアム売却を挙げている。

仮想通貨市場は総悲観

8/9以来、ビットコインの価格は70万円付近で小さい上下を繰り返し、大きく価格変動することなく推移していましたが、日本時間の14日0時ごろ均衡は崩れ、再び60万円台へと突入しています。

14日12時現在でビットコイン価格は66万円台を推移しており、24時間で約5%の価格下落となりました。

出典:Cryptowatch bitflyer
BTC/JPY 1時間足チャート

今回の下落対象はビットコインだけでなく、イーサリアムをはじめとした主要アルトコインはビットコインよりも大きい下げ幅を記録しています。

特に、イーサリアムはビットコインが下落を始めた本日深夜の同じタイミングで大きく下落しました。

イーサリアムの価格は、先日まで50,000円前後。昨日は35,000円付近で推移していましたが、14日11時現在で27,000円台まで価格を押し下げています。

24時間での下落率は17%を記録しており、15%以上の下落は今年3月以来、さらに30,000円を下回ったのは、昨年11月以来となります。

出典:Cryptowatch bitfinex
ETH/JPY 1時間足チャート

その他の主要アルトコインも、今回の下げ相場の煽りを大きく受けています。

IOTA、VeChain、Binance Coin、TRONといった主要アルトコインは、24時間あたりの下落率でいずれも20%超を記録しており、時価総額100位以内の仮想通貨のうち9割程度が10%以上価格を下げています。

アルトコインの下落率がビットコインの下落率を大きく越したことで、ドミナンスの状況にも大きな変化が現れています

ビットコインドミナンスは5月初旬から単調に上昇を続け、8/12に50%を超えましたが、今もなおビットコイン優勢の状況は続き、14日12時現在で53.6%にまでドミナンスを押し上げました。

出典:CoinMarketCap

イーサリアム下落の原因は

Bloombergは今回のイーサリアムの下落理由として、ICO実施企業による大規模なイーサリアム売却を挙げています。

これまでのイーサリアム高騰は、多くのICO実施企業が資金調達の手段としてイーサリアムを利用したことが背景にありますが、今回の下落ではそれが仇となったようです。

Bloombergは、長らく続く弱気市場を見かねたICO実施企業がイーサリアムを現金化したことで、下落を招いたと分析しています。

例えば、EOSの運営元であるBlock.oneはICOの実施によりおよそ40億ドル相当のイーサリアムを調達したと推算されていますが、過去にEOS運営がICOで資金調達したイーサリアムを大量売却した事実も報告されています。

これまでに同団体が保有するイーサリアムウォレットから巨額のイーサリアムが取引所へ送金された動きが度々確認されており、これらが売り圧力となってイーサリアムの価格低下を招いた過去もあります

トルコ・ショックの余波

トルコの通貨リラが急激に下落を続けている「トルコ・ショック」も仮想通貨市場に大きな影響を及ぼしているでしょう。

トルコリラが10日に対ドルで前日比約20%下落し、それにつられる形で日経平均、NYダウはともに3日連続で下落しました。

トルコ・ショックは現在世界的に金融市場をかき乱す要因となっており、その影響は株式市場にとどまらず仮想通貨市場にも波及しています

特に仮想通貨はそのボラティリティーの大きさからリスク資産として認知されており、リスク回避のため仮想通貨から資金を引き上げた投資家も少なくないと考えられます。

CoinPostの関連記事

通貨危機時の資産逃避先に、ビットコインが選択肢|トルコリラの変動率がBTC超え
トルコ国内の仮想通貨取引所BtcTurkや、Paribuなどでの取引量が急激に増加しており、一時プレミアム価格がつくなど、通貨危機時に、法定通貨トルコリラからの逃避先の一つとしてビットコインを始めとする仮想通貨が挙げられている変化が見られ始めている。
仮想通貨アルトコインの価格急落も、将来性の判断は時期尚早|CNBC投資番組内
仮想通貨市場は14日、ビットコインを中心に一時的な上昇が見られたものの、再度相場が反落し、市場全体が再び下落ムードに。アルトコインとの下落率に顕著な差が見られ、月間のアルトコイン市場の下落率では、ETF延期に次いで2番目に大きな急落相場となった。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/26 金曜日
05:00
仮想通貨取引所コインエックス、イラン制裁回避の主要経路と判明 38億ドル超
ブロックチェーン分析会社のTRMラボは、仮想通貨取引所コインエックスと米国制裁対象のイラン関連事業者との間に7年超で38.4億ドル超の資金フローを明らかにした。イラン最大手のノビテックスとは1日平均約100万ドルが移動し、コインエックスがイランの仮想通貨エコシステムの主要な国際窓口となっていたことが明らかになった。
06/25 木曜日
18:32
サークルと野村HD、ステーブルコインUSDCで外貨即時決済 2027年にも開始見通し=日経
米サークルが野村HDと組み、USDCを活用した外貨即時決済を2027年にも日本企業向けに開始すると日経が報じた。従来半日程度かかっていた大規模為替取引の即時化で、企業の資金効率向上を狙う。
17:04
ビットサム、個人情報の無断韓国国外移転で制裁 約2300万円課徴金
韓国個人情報保護委員会が仮想通貨取引所ビットサムに課徴金2.1億ウォンを課した。オーダーブック共有時に同意とは異なる海外先へ個人情報を移転したほか、13の海外取引所への資産移転時にも法令違反が確認された。
16:15
コインチェック、仮想通貨送金にJPKI本人確認を導入 国内初と発表
コインチェックが6月19日、仮想通貨の送金時にマイナンバーカードのJPKIを使った追加の本人確認を導入。国内初の取り組み(同社調べ)で、不正送金防止をさらに強化する。
15:41
SBIグループ、ビットバンクを完全子会社化へ
国内大手暗号資産取引所「bitbank」のビットバンクが、SBIグループの完全子会社となる基本合意書と株式譲渡契約を締結した。MIXI・セレスも譲渡側に参加し、10月に完全子会社化が完了する予定。bitbankのサービスは継続。
15:00
Startale App日本版リリース、円建て表示・日本語UIに対応
Startale Groupが仮想通貨スーパーアプリ「Startale App Japan Edition」の提供を開始。イーサリアムとソニューム(Soneium)を開発対応の非カストディアル型ウォレットで、円建てポートフォリオ表示や日本語UIに対応。7月25日まで入金キャンペーンも実施。
14:31
ビットコイン4年サイクルは健在、年末目標10万ドル=21シェアーズ
ETP大手・21シェアーズが2026年上半期の中間レポートを発表し、年初の業界予測の進捗を評価した。ビットコインの4年サイクル継続を認め、年末の基本シナリオを10万ドルと予測している。
12:35
KDDIとSecuritize Japan、RWAトークン化で基本合意 au基盤と組み合わせ
KDDIとSecuritize Japanが6月22日、RWA(現実資産)のトークン化技術を活用した次世代金融サービス共同検討の基本合意書を締結。KDDIの3,000万人超の顧客基盤とSecuritizeの発行プラットフォームを組み合わせた事業化を目指す。
11:51
ビットコイン市場は買い手待ち、一部で底打ち段階初期の特徴も=グラスノード
グラスノードが仮想通貨市場週間レポートを公開。ビットコインは慎重さが目立つ一方、底値形成の初期段階の可能性を示す特徴も存在すると分析した。
11:20
バイナンス、欧州MiCAライセンスのギリシャでの申請を取り下げ
仮想通貨取引所バイナンスは、EU規制のMiCAに基づいてギリシャで行った事業ライセンス申請を取り下げたと発表。今後の計画などについて説明している。
10:10
トランプ大統領、CBDC条項含む住宅法案への署名延期 クラリティー法案への影響可能性
トランプ大統領が「米国救済法」の成立を優先し、CBDC禁止条項を含む住宅関連法案の署名式を中止。仮想通貨市場構造を定めるクラリティー法審議日程への影響も懸念される。
09:40
ビットコイン急落し年初来安値を更新 AIブームに陰りとクラリティー法案難航が重し|仮想NISHI
ビットコインが6月25日未明に年初来安値を更新。AI株調整・地政学リスク後退・クラリティ法案難航が重なり急落。ショートカバーで半値戻すも、投資家心理は依然冷え込
09:21
米議会、仮想通貨企業のFRB直接接続を審議 リスク論争が本格化
FRBの決済システムへの仮想通貨・フィンテック企業の直接接続を認める「スキニー口座」構想をめぐり、米下院金融サービス委員会が公聴会を開催。クラーケン承認・トランプ大統領令を受け、安全性論争が本格化。
06/24 水曜日
17:53
SBI VCトレード、米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」取扱い開始
SBI VCトレードがVCTRADEで米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。同社は国内初の4号電子決済手段と位置づける。USDCに続く2銘柄目で入出庫手数料は無料、対応チェーンはイーサリアム。発行体や裏付け資産の仕組みも整理した。
17:34
SBIグループ、国内初の信託型円建てステーブルコイン「JPYSC」提供開始
SBIグループとStartale Groupが信託型円建てステーブルコイン「JPYSC」を2026年6月24日に発行。SBI VCトレードの口座内で先行提供を開始し、100万円の送金上限がない第3号電子決済手段として国内初の発行となる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧