12/8(木)朝の相場動向(前日比)
- NYダウ:33,555ドル -0.12%
- ナスダック:10,950ドル -0.59%
- 日経平均:27,686円 -0.7%
- 米ドル指数:105 -0.4%
- 米国債10年:年利回り3.4% -2.7%
- 原油先物:72.4ドル -2.4%
- 金先物:1,799ドル +0.9%
- ビットコイン:16,822ドル -0.9%
- イーサリアム:1,232ドル -1.7%
- フェッチAI:0.08ドル +17.2%
伝統金融
暗号資産
今日のニューヨークダウは小幅安。アップル(-1.7%)やアルファベットC(-2%)、アマゾン(+0.1%)などのIT・ハイテク株の値動きはまちまちだった。なお、銀行株や航空株は下落した。
世界経済の不透明感および米景気後退への懸念が広がる中、市場は来週のCPI およびFOMC(連邦公開市場委員会)の発表に向けて警戒モード。米金融大手ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモンCEOは6日、景気減速に対処する中で同社の事業縮小を迫られる可能性が高いとの見方を示した。また、米JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは同日に、経済が減速し消費が損なわれれば、軽度から重度の景気後退が引き起こされる可能性は十分にあると指摘した。
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仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)
- コインベース・グローバル|41ドル(-2.7%/-13%)
- ロビンフッド・マーケッツ|9.2ドル(-1.3%/-7.3%)
- シルバーゲート・キャピタル|22ドル(-4.4%/-17%)
米コインベースについては、ブライアン・アームストロングCEOがブルームバーグの取材で、FTX破綻や仮想通貨の冬を理由に今年の売り上げは2021年の半分になる可能性があると指摘した。強気相場だった2021年のコインベースの売り上げは約70億ドルだった。一方、同社の株価は今年で約80%下落していた。
コインベースのライバルであるロビンフッドはFTXの破綻を受けて顧客数が増えているようだ。同社のブラッド・テネフCEOは「FTXのような出来事は、リスクマネジメントやコンプライアンスへの投資が少ない弱小企業を淘汰してしまう」と話した。
一方、カナダ最大の年金基金CPP Investmentは、FTXの保有株式評価額をゼロにする減損処理を行うと発表したオンタリオ州教員年金基金などの状況を鑑みて、仮想通貨セクターへの投資を検討しなくなったことが報じられた。CPP Investmentは4,000億ドル相当の資産を運用している。
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