Magic Edenに偽物NFTが混入
ソラナ基盤の大手NFT電子市場Magic Edenは5日、偽物NFTのリスティングおよび取引に対処すべく認証レイヤーをアップデートしたことを発表した。
数日前から一部のユーザーはMagic Edenに上場している一部のコレクションに偽のNFTが混入していることを指摘。4日にはNFT電子市場Hadeswapの創設者でNFTクジラとも知られるHGESOL氏はy00tsやABCのNFTの取引を中止するよう呼びかけた。
Do not buy these @y00tsNFT on @MagicEden, they are fake!
— HGE.SOL 🔤🧙♂️ (@HGESOL) January 4, 2023
Basically, every single collection is fake on Magiceden, a massive exploit is happening ongoing.
High-value NFTs are suffering the most, as attackers choose to exploit higher-value NFTs first. pic.twitter.com/35RYHOKVxd
偽のNFTとは本来のコレクションのミントアドレスに由来せず本物のNFT画像だけを載せたフェイクNFTのこと。複数の投資家はいくつかのy00tsやABCを装った偽のNFTを知らずに購入したが、その後認定されていないNFTとして偽物だと知らされたという。全部で25の偽NFTが売られて、10のコレクションが影響を受けたようだ。
Magic Edenは当初、Metaplexのキャッシュのバグが原因と主張したが、Magic Eden側のバグが悪用されたとみられている。バグについては以前からユーザーに指摘されていた経緯がある。
Magic Edenは対策として認証レイヤーをアップデートし、これから誰も認定されていないNFTを売買できないようにした。なお、被害者には全額補償を行うとした。
Earlier today, unverified NFTs were being shown as part of verified collections on ME. In the last day, impact was contained to 25 unverified NFTs sold in 4 collections.
— Magic Eden 🪄 (@MagicEden) January 4, 2023
We've resolved the issue and will refund those affected. Now, no one can buy unverified NFTs on ME.
ここ最近ではソラナNFTの出来高が再び高騰。y00tsやABCなどの大手コレクションはフロアプライスを大幅に上げている。取引が活発な中、不正を働こうとするものが増えやすいことには留意したい。NFTの発行アドレスの確認などがポイントとなる。以前OpenSeaでも偽NFTが売買された事例があった。
In today's edition of solana drama: MagicEden "exploit" allows "attacker" to sell fake high-value NFTs.
— nick | Helius (🧱,⚡️) (@nick_pennie) January 4, 2023
But what happened? And how can you tell if an NFT is fake? 🧵👇 pic.twitter.com/EyZhnh57pq