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週刊仮想通貨ニュース|国内取引所の直接送金制限に注目集まる、テザー社がビットコインの継続購入を表明など

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今週のニュース

一週間(5/13〜5/19)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。

今週は、国内交換業者のビットバンクが、一部の交換業者への暗号資産(仮想通貨)の直接送付が近い将来できなくなると告知したニュースが最も多く読まれた。

仮想通貨相場については、ビットコイン(BTC)価格の反発やステーブルコインの純流出などについて書いた15日のレポートが関心を集めている。

このほか、米ドルステーブルコイン「USDT」などを発行するテザー社が、ビットコインを規則的に購入していくことを表明したニュースも注目度が高かった。


目次
  1. 今週のニュースランキング
  2. 相場ニュースランキング
  3. 仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース

今週のニュースランキング

1位:ビットバンクがコインチェックやbitFlyerへの直接送金制限を発表 トラベルルール対応で(5/18)

ビットバンクは18日、コインチェックやビットフライヤーを含む一部の交換業者への仮想通貨の直接送付が、近い将来できなくなるとの告知を行った。これは、各企業がトラベルルールに対応するための情報通知システムが異なることが影響している。(記事はこちら

2位:テザー社「今月から規則的にビットコインを購入していく」(5/18)

テザー社は17日、準備資産のポートフォリオを強化するための投資戦略を発表。今月から正味実現営業利益の最大15%を、規則的にビットコインの購入に使用すると説明した。(記事はこちら

3位:リップル社、CBDCとステーブルコインのプラットフォーム立ち上げ(5/19)

リップル社は18日、CBDC(中央銀行デジタル通貨)とステーブルコイン開発のための新プラットフォームを立ち上げたと発表。このプラットフォームは一連のサービスを提供するもので、中央銀行、政府、金融機関などをユーザーとして想定している。(記事はこちら

相場ニュースランキング

1位:ビットコイン反発、ステーブルコインの純流出は減少傾向に(5/15)

ビットコイン価格は前日比1.33%高の27,192ドルと反発。また、Glassnodeのデータによれば、ステーブルコインのネットポジションにおける純流出(引き出し)量が減少しつつある。(記事はこちら

2位:米株指数上昇でビットコイン反発、交錯する買い圧力と売り圧力(5/18)

ビットコインは前日比1.09%高の27,358ドルに。米株指数上昇などの要因でビットコイン価格は反発したが、市場では買い圧力と売り圧力が交錯している。(記事はこちら

3位:ビットコイン採掘難易度が過去最高値に、ハッシュレートの上昇止まらず(5/19)

ビットコインのディフィカルティー(採掘難易度)が前回比で3.22%上昇し、過去最高値を更新。過去数週間はビットコイン価格が低迷しているにも関わらずハッシュレートは伸び続けるなど、マイナー間の競争激化が見て取れる。(記事はこちら

仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース

リップル裁判 SECのヒンマン講演資料の非公開申し立て、裁判所が再度却下(5/17)

リップル社と米証券取引委員会(SEC)が法廷で対立している中、リップル社の一部の主張が認められたことが16日に明らかになった。アナリサ・トーレス連邦地裁判事は、ウィリアム・ヒンマン前企業金融ディレクターの講演に関連する文書の非公開措置を求めるSEC側の申し立てを却下した。(記事はこちら

リップル社、仮想通貨カストディ企業Metacoを買収(5/18)

リップル社は17日、スイスを拠点とするデジタル資産カストディ企業Metaco(メタコ)を約344億円(2億5,000万ドル)で買収したことを発表。リップル社は機関向けサービスを拡大し、仮想通貨含めあらゆる種類のトークン化された資産を保管、発行、決済するためのテクノロジーを顧客に提供していく。(記事はこちら

日本、北朝鮮に仮想通貨をハッキングされた額が世界最多 980億円相当=日経(5/16)

日本は2017年から2022年までの間、仮想通貨7億2,100万ドル(980億円)相当を、北朝鮮にハッキングで不正に取得されていることがわかった。Elliptic(エリプティック)社と共同分析した日経新聞が15日に報じている。(記事はこちら

スクエニ、24年3月期はWeb3ゲーム開発を加速へ(5/16)

大手ゲーム企業スクウェア・エニックス・ホールディングス(スクエニ)は12日、23年3月期の決算発表を行なった。決算説明会の資料では「さらなる成長実現に向けた取り組み」として、ブロックチェーン事業を挙げている。(記事はこちら

Ledger社、秘密鍵復元サービスをローンチへ バックドアに懸念の声も(5/17)

仮想通貨ウォレット企業のLedger社は16日、新しいブロダクト「Ledger Recover」を近くローンチするとを発表。このプロダクトの提供については、批判や懸念の声が多く上がった。(記事はこちら

STEPN、日本アニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」とコラボ デジタルスニーカーを販売(5/19)

フィットネスアプリ「STEPN」は18日、日本の人気アニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」とコラボレーションすることを発表。今回のコラボで、アニメをモチーフにしたデジタルスニーカーを抽選販売する。(記事はこちら

バイナンスの豪州部門、銀行送金による入金受付を停止(5/19)

バイナンスの豪州部門「Binance Australia」は18日、バイナンスのPayIDを使った入金が行えなくなったと発表。海外メディアによれば、PayIDが使用できないと銀行送金による入金自体ができない模様だ。(記事はこちら

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
06/06 火曜日
08:15
米SEC、バイナンスとCZ氏を提訴
米SECは、仮想通貨取引所バイナンスと同社CEOのCZ氏を提訴。ソラナなどの銘柄を未登録有価証券と主張するなどして、合計13の容疑で訴訟を行なった。
08:05
仮想通貨関連株全面安、アップルはMRヘッドセットを発表
本日のNYダウは−199.9ドルと反落。ナスダックも−11.3ドル安で取引を終えた。市場は来週の米CPIとFOMCに向けて様子見の雰囲気を強めているようだ。
06/05 月曜日
14:40
バイナンスのWeb3起業家コンテスト、「zkPass」が優勝
大手仮想通貨取引所バイナンスは、メタバースで開催したWeb3起業家コンテスト「Build The Block」の優勝者を発表。ゼロ知識証明を開発する「zkPass」が助成金を勝ち取った。
12:39
露大手銀行ロスバンク、仮想通貨を利用したクロスボーダー決済サービスの提供開始=報道
ロシアの大手銀行ロスバンクは、同国の主要銀行として初めて、仮想通貨を利用したクロスボーダー決済システムの運用を開始した。同行はすでに企業及び個人の顧客との取引を試験的に行なっているという。ロシアのビジネス紙「Vedomosti」が報道した。
12:01
三菱UFJ信託銀行ら3社、ステーブルコインのクロスチェーン基盤構築へ
三菱UFJ信託銀行は2日、DatachainおよびTOKIと提携して、ステーブルコインのクロスチェーンインフラを構築していくと発表した。「Progmat Coin」を利用するトークンを対象とする。
11:58
ビットコインのボラティリティ、30日間変動率が過去最低水準に
米債務上限問題をめぐるデフォルト回避や利上げ停止観測で米株指数や日経平均株価が上昇する中、ビットコイン価格は今ひとつ冴えない。ボラティリティの30日間変動率は過去最低水準まで低下した。
06/04 日曜日
11:30
センチメント悪化でビットコイン下落、米ファンダ背景とした下げ止まりに期待|bitbankアナリスト寄稿
国内大手取引所bitbankのアナリストが、センチメント悪化で370万円付近まで下落した今週のビットコイン相場を解説。米ファンダメンタルズ好転で来週シナリオに楽観的な見方も。ビットコインチャートを図解し今後の展望を読み解く。ビットコイン・オンチェーンデータも掲載。
11:00
週刊ニュース|JPモルガンのBTC価格分析に注目集まる
今週は、JPモルガンのアナリストによるビットコイン価格分析について書いた記事が最も多く読まれた。このほか、国内仮想通貨取引所のトラベルルール対応など、一週間分の情報をお届けする。
06/03 土曜日
17:00
サンドウィッチ攻撃とMEVとは?
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム基盤の分散型取引所ユニスワップなどで猛威を振るい手数料高騰の要因となっているMEV。サンドウィッチ攻撃など、分散型取引市場の脅威について詳しく解説する
14:00
Uniswapの手数料分配案、合意に至らず
分散型取引所(DEX)Uniswapで、一定以上の取引量を処理する流動性プールに対し、手数料収益の分配先を変更し、コミュニティ全体に還元するという提案についての投票が終了した。
13:00
米Marathon、採掘ビットコイン量が前月比77%増加
ナスダック上場の米仮想通貨マイニング企業マラソン・デジタル・ホールディングスは最新の事業報告を発表。5月のビットコイン生産量はOrdinalsの台頭も背景に増加した。
12:00
米下院議員ら、仮想通貨規制を明確化する法案を発表
米下院の共和党幹部らは、ビットコインなど仮想通貨の規制に関する法律草案を発表した。証券とコモディティの区別など、仮想通貨規制の明確化を図る法案となる。
10:50
米コインベースデリバティブ、機関投資家向けにビットコイン等の先物取引を提供
米国のコインベースデリバティブエクスチェンジは、仮想通貨ビットコインとイーサリアムの先物取引を機関投資家向けに提供する計画を発表した。CMEによれば、22年は仮想通貨の先物・オプション取引の約33%が米国外で行われていたが、2023年には35%に上昇する傾向にある。
10:05
イーサリアム仮想マシン「Kakarot」、資金調達を完了
仮想通貨イーサリアムの仮想マシンKakarotを開発するプロジェクトは、プレシードラウンドの資金調達を完了。ヴィタリック・ブテリン氏や、L2プロジェクトStarkWareらが出資した。
08:40
米債務上限停止法案が大統領署名へ 米国株続伸
本日のNYダウは+701ドルと大幅に続伸。ナスダックも+139.7高で取引を終えた。米債務上限問題は法案が上院で可決されたことや強い雇用統計が好感された模様だ。

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