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仮想通貨支持派議員が米下院臨時議長に就任、国債利回り続伸で米国株続落|4日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

10/4(水)朝の相場動向(前日比)

仮想通貨関連銘続落

  • コインベース|72.4ドル(-3.7%)
  • マイクロストラテジー|311ドル(-5.5%)
  • マラソン・デジタル|7.3ドル(-14.4%)
  • ストロングホールド|4.1ドル(-9.5%)

コインベースやマラソンといった仮想通貨関連株銘柄は伝統金融における米国債利回りの続伸に影響され売り先行となった。ビットコインの反落を受けて、ビットコインマイニング銘柄のマラソンやストロングホールドの下落が目立った。

関連:ビットコイン昨日上昇分を一夜で打ち消す、米長期金利は16年ぶり高水準に

国内仮想通貨・ブロックチェーン関連銘柄

  • ギグワークス|520円(+16.8%)
  • SBIホールディングス|3,082円(-2%)
  • クシム|312円(-3.7%)
  • ドリコム|560円(-3.9%)

東証スタンダード上場企業「ギグワークス」は2日にストップ高をつけ3日には16.8%高と続伸した。同社はチューリンガムが開発するブロックチェーンゲーム「SNPIT」にて、スマホカメラアプリ開発を手がける子会社である「株式会社GALLUSYS」が協力することが先週発表された。ゲームのストラテジックアドバイザーには、著名プロデューサー秋元康氏が就任している。

「SNPIT」は、スマートフォンカメラを利用して撮影した画像を通じて利益を得る、「Snap to Earn(撮影して稼ぐ)」という新しい仕組みを導入する。このサービスは、スマートフォンカメラで気軽に参加できるGame-Fi(ゲーム+金融)エコシステム形成を目的としている。

関連:スマホカメラでSnap to Earn可能なBCG「SNPIT」、秋元康氏がアドバイザーに就任

伝統金融 利回り高水準に

  • NYダウ:33,002 -1.2%
  • ナスダック:13,059 -1.8%
  • 日経平均:31,237 -1.6%
  • 米ドル/円:149 +0.03%
  • 原油先物WTI:89.3ドル +0.6%
  • 金先物:1,838ドル -0.4%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:27,419ドル -1.4%
  • イーサリアム:1,657ドル -0.1%
  • 本日のNYダウ・ナスダック

    本日は米国債利回りが続伸し、米NYダウ・ナスダック・S&P500(-1.37%)は続落。米10年債利回りが4.81%台まで一時上昇し15年ぶりの高水準を超えて2007年以来の高水準となった。また、30年債利回りも一時4.95%まで上昇し2007年以来の高水準に到達した。

    出典:https://jp.investing.com/rates-bonds/u.s.-10-year-bond-yield

    8月の米求人件数

    昨夜発表の8月の雇用動態調査(JOLTS)では、労働市場状況の強靭さが継続的に示され、求人件数が+69万件の961万件と予想の880万件を大幅に超えて約2年ぶりの高水準を記録した。8月の増加は主に専門職・ビジネス・サービス部門での需要急増が原因だったという。米連邦準備理事会(FRB)が来月利上げ再開に踏み切る裏付けになり得るとみられる。

    今週最も注目される指標は、6日(金)よる発表予定の米9月失業率・新規雇用者数というデータ。ロイターによると、米LPLファイナンシャルのチーフ・グローバル・ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は「FRBのインフレ対応は最終段階に入っており、こうした段階でFRBだけでなく金融市場も予想より力強い統計はあまり見たくないだろう」とコメントしたという。

    また、ブルームバーグによると、オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「非農業部門雇用者数が予想を下回る数字でない限り、ウォール街は年内に少なくともあと1回の利上げを完全に織り込み始めるだろう」と述べたという。

    求人については、ウェブサイトLayoffs.ffyiがまとめたデータによると、今年に入ってから世界のテックセクターの従業員23万8,000人以上が解雇された。このデータによると、昨年1,024のハイテク企業が合計15万4,336人の従業員を解雇したことに対し、2023年現在までに1,030社のハイテク企業が計23万8,306人の従業員を解雇したという。

    メタ社は明日、メタバースに特化したリアリティ・ラボのうち、カスタムシリコンの製造に特化した部門で従業員を解雇する予定だと報じられた。また、先月29日には、大手ゲームスタジオEpic Gamesが従業員の16%に当たる約830人を解雇すると発表していた。

    今週の重要経済指標

    • 10/4(水)21:15 米9月ADP雇用統計(前月比)
    • 10/4(水)23:00 9月ISM非製造業景況指数(総合)
    • 10/6(金)21:30 米9月失業率・新規雇用者数

    関連:米議会閉鎖回避でビットコインや株などリスク資産上昇 主要アルト反発も

    米下院議長解任 史上初

    4日のロイター報道によると、共和党保守強硬派議員が提出した同党のマッカーシー議長の解任動議が可決され、史上初の解任となった。

    216対210の賛成多数で可決された議長の解任動議は、先日の政府機関閉鎖の回避をめぐる共和党の内紛がきっかけ。解任動議は共和党保守強硬派と知られるマット・ゲーツ議員が提出した案であり、マッカーシー議員が暫定のつなぎ予算に大幅な歳出カットやメキシコとの国境警備の強化策を含めなかったと非難していた。史上初の議長解任によって下院はさらなる混乱に陥っている。

    議長の解任を受けて、下院の金融サービス委員会のパトリック・マクヘンリー委員長が臨時議長(代理)に就任。マクヘンリー議員はビットコイン・仮想通貨支持派としても知られている人物で、複数の仮想通貨規制整備法案を他の議員と共同で提出してきた。

    関連:米国議員ら、包括的な仮想通貨規制法案に向けて2つの取り組み

    要人発言

    米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は3日、指標となる長期債利回りの着実な上昇によってFRBの金融引き締めサイクルで予想される以上に景気が減速する兆候はまだ見えていないと指摘。また、FRBインフレ率を目標の2%に戻すため、政策金利を「高水準で長期間」据え置くべきだとの考えを示した。

    昨日、米FRBのバー副議長はFRBが十分に景気抑制的な金利水準に「達しているか、極めて接近している可能性が高く、インフレ率を2%まで下げるために金利がしばらくの間高止まりする必要がある」と発言し、追加利上げの必要性に関して慎重に進めることが可能だとコメントした。

    関連:米政府閉鎖回避も国債利回り上昇でNYダウ続落

    金利先物市場では11月と12月のFOMC会合での金利据え置き続行が依然として見込まれているが、11月会合ででの据え置き観測は昨日の72.8%から66.9%へ後退した。

    米国株反落 恐怖指数5月以来

    IT・ハイテクなど全面安に。個別銘柄の前日比:エヌビディア-2.8%、AMD-3%、テスラ-2%、マイクロソフト-2.6%、アルファベット-1.3%、アマゾン-3.6%、アップル-0.8%、メタ-1.9%。

    また、ウォール街の「恐怖指数」と呼ばれるシカゴ・オプション市場(CBOE)のS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX)は一時20.04と5月以来の高水準となった。(一般的に、数値が高いほど、投資家が先行きに対して不安を感じているとされる。)

    関連:仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

    関連:株式投資初心者でもわかるPER(株価収益率)とは|株価の割安・割高指標を解説

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