はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米司法省、規制違反でバイナンスに5930億円超の支払いを要求か=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米司法省と和解か

米司法省は、バイナンスの規制違反の疑いに対する調査を巡り、同社に約5,930億円(40億ドル)超の支払いを要求していることがわかった。「ブルームバーグ」が複数の情報筋の話として21日に報じた。

司法省は、マネーロンダリング防止と制裁のルールに違反したことと、銀行詐欺を行った疑いでバイナンスを調査していると伝えられている。今回行われている交渉の内容には、バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)CEOが刑事起訴される可能性も含まれているという。

バイナンスを司法省が起訴する可能性は今年8月にも報じられていた。この時、司法省は詐欺罪などで起訴することを検討しているが、一方でFTXのような取り付け騒ぎのリスクを考慮して罰金などの代替案も検討していることが明らかになっている。今回の40億ドルは、罰金などの支払い額とみられる。

関連米司法省がバイナンス起訴を検討|3日朝の重要速報まとめ

ブルームバーグはバイナンスや司法省からコメントは得られていない模様で、状況はまだ流動的だと説明。その上で、今月末までには正式発表が行われる可能性があると伝えた。

暗号資産(仮想通貨)のベンチャーキャピタル「Castle Island Ventures」の創設パートナーは今回の件について以下のようにコメントしている。

監視規定を含めた和解が行われれば、投資家を保護したり、バイナンスが組織として成長して規制により準拠したりするための妥協案となるだろう。

これから司法省と和解できれば、バイナンスは事業を継続することができる模様。今回の報道が好感され、BNBの価格は一時8.5%上昇した。

関連バイナンスとコインベースのSEC訴訟|仮想通貨規制の現状と業界の反応を整理

米国の動向

米証券取引委員会(SEC)と米商品先物取引委員会(CFTC)から提訴されたバイナンスを巡っては、米司法省の動きにも注目が集まっている。

関連米SECが極秘扱いで書類提出 対バイナンス裁判で、米司法省捜査に関連か

先月には米議員が司法省に対して書簡を提出し、バイナンスとテザー社に対する起訴や調査を行うよう要請したことがわかった。

この時に議員らは、ハマスのイスラエルに対する攻撃の際に使用された資金の調達を含め、「重大な違法金融活動」を両社が可能にしていたという報告があると述べている。

関連米国議員らがバイナンスとテザー社の責任追及 ハマスの資金調達で

バイナンスとは

取扱銘柄や取引高、登録者数が非常に多い大手仮想通貨取引所を運営。他にもベンチャーキャピタル部門の活動や教育コンテンツの提供、慈善活動など幅広い事業を展開している。昨年11月には、日本市場への進出を発表した。

▶️仮想通貨用語集

関連Binance Japanが13銘柄を追加上場、国内最多ラインアップの全47銘柄に

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/31 水曜日
14:00
ブラックロックの2026年投資展望 AI投資が米株式市場を牽引、ステーブルコインは金融の架け橋に
ブラックロックの2026年投資展望レポートでは、AI関連投資が米国株式市場を牽引し、生産性向上で171兆円の経済効果が見込まれると分析した。また、38兆円規模に成長したステーブルコイン市場について決済システムへの統合が進み、トークン化された金融システムへの第一歩となると見ている。
12:00
2026年末のビットコイン価格はどうなる?有識者7人に予想を聞いた
ビットコイン2026年末価格予想を暗号資産(仮想通貨)業界の著名人7人が回答した。平均は12.3万ドルで約40%の上昇見込み。FRB政策、機関投資家参入、半減期アノマリー崩壊など注目ポイントを分析。強気派と慎重派の見解を比較し、相場の行方を占う。
11:00
仮想通貨TOP20と国内発トークン、25年の騰落率は
ドナルド・トランプ氏の米大統領就任やビットコインの最高値更新があった2025年。本記事では同年の時価総額上位銘柄と国内発プロジェクトのトークンの年間騰落率をまとめている。
10:00
激動の2025年 仮想通貨の時価総額トップ20、過去8年間における順位変動は
2025年はビットコインが12万ドルを突破した。仮想通貨に肯定的な米トランプ政権が始動した1年を終えるにあたり過去8年間において仮想通貨の時価総額の順位がどのように変動してきたかを振り返る。
12/30 火曜日
14:00
米カリフォルニア州の超富裕層への「5%資産税」に業界猛反発 仮想通貨起業家流出の懸念も
米カリフォルニア州で純資産10億ドル超の富裕層に5%課税する提案が行われ、Kraken創業者やBitwise CEOをはじめとする仮想通貨・テック業界リーダーが強く反発し、警告を発した。株式、不動産、仮想通貨などを対象とし、未実現の含み益にも課税される点が問題視されている。
14:00
コインベース・ベンチャーズが注目する2026年の仮想通貨4大トレンドとは
米最大手コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズが2026年に積極投資する4分野を発表した。RWA永久先物、専門取引所、次世代DeFi、AIとロボット技術など、次のブレイクアウトが期待される仮想通貨領域について紹介。
12:32
ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中 
ビットマインの仮想通貨イーサリアム保有量が411万枚に到達した。年末の価格下落を好機と捉え買い増しを行っている。2026年には独自ステーキング基盤も公開予定だ。
10:00
2025年の仮想通貨市場を重要ニュースから振り返る
2025年は仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、相場は米国の動向から大きな影響を受けた。本記事では、ビットコインの最高値更新など1年間の重要ニュースを振り返る。
09:50
仮想通貨投資商品、先週700億円超の純流出 XRP・ソラナは好調維持=CoinShares
仮想通貨投資商品から先週700億円超が流出した。CoinSharesは投資家心理がまだ完全に回復していないと分析した。一方で資産別ではXRPとソラナへの流入は好調だった。
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧