はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

CZ氏、バイナンスUSの取締役会会長を退任

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスUSの動向

暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスの米国部門バイナンスUSは29日、Changpeng Zhao(CZ)氏が同社の取締役会の会長を退任すると発表した。

退任はCZ氏が決断したと同社は説明。同氏は今後、バイナンスUSのガバナンス(企業統治)に関与しなくなると述べている。

グローバル版のバイナンスは先週、米国法に違反したとして司法省らの規制機関と和解しており、CZ氏はバイナンスのCEOも退任。一方、バイナンスUSは独立主体として米国の規制に準拠しており、この時の執行措置の対象には含まれなかった。

そのため、バイナンスUSは今回、現在も通常通り事業を継続していて今後も同様のプロダクトやサービスを米投資家に提供していくと述べている。

関連バイナンスと米司法省の和解やCZ氏の退任について、SECクリプトママやコインベースCEOがコメント

そして、同社はプラットフォームを成長させていくだけの資金が十分にあり、今後もユーザーを最優先して事業を継続していくと説明。金融システムの近代化と民主化に取り組んでいくとした。

なお、今回バイナンスと和解した規制機関に米証券取引委員会(SEC)は含まれていない。そのため、バイナンスやCZ氏、バイナンスUSとSECの係争は継続中である。

関連バイナンスとコインベースのSEC訴訟|仮想通貨規制の現状と業界の反応を整理

CZ氏を巡る動向

CZ氏を巡っては判事が27日、まだ米国に滞在するよう命じた。

同氏の住居はUAE(アラブ首長国連邦)にあるが、治安判事が帰国を許可した条件を巡り、米政府から再審議の申し立てが提出されているという。裁判所がこの申し立てを決議するまでは、米国に滞在するよう命じた。

CZ氏は米国法違反を認めており、当局との和解で約74億円(5,000万ドル)の罰金を支払うことに同意している。

関連バイナンスのCZ氏、CEO退任を正式発表 後任や今後の計画も説明

バイナンスとは

取扱銘柄や取引高、登録者数が非常に多い大手仮想通貨取引所を運営。他にもベンチャーキャピタル部門の活動や教育コンテンツの提供、慈善活動など幅広い事業を展開している。22年11月には、日本市場への進出を発表した。

▶️仮想通貨用語集

なお、CZ氏はバイナンスCEOを退任したが、今後も仮想通貨業界への関わりを続けるとしており、昨日はSNSに「バイオテクノロジーについてリサーチをしているが、仮想通貨技術を使って研究資金を加速させる方法について考えている」と投稿した

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/31 金曜日
10:45
イーサリアム開発者、「フサカ」アップグレードを12月3日に正式決定
イーサリアム開発者が12月3日に「フサか」アップグレードを実施。PeerDAS技術の導入によりバリデーターの効率が向上し、ブロックガスリミットが5倍に拡大。レイヤー2ネットワークの高速化と低コスト化を実現する2025年2回目の大型アップグレード。
10:30
マスターカードCEO「AIエージェントとステーブルコインが新成長軸」、決算報告
マスターカードが2025年7~9月期決算を発表した。ミーバッハCEOはAIエージェント型コマースとステーブルコインを新成長戦略と位置付け、関連サービスについて説明した。
10:10
ソラナの投資妙味、Bitwiseの最高投資責任者が解説
仮想通貨運用企業Bitwiseの最高投資責任者は、ソラナの成長可能性を考察したメモを公開。ビットコインと比較しながら、成長の相乗効果が働く可能性があるという投資妙味を解説している。
09:35
ビットコイン古参投資家が430億円相当BTC売却、ビットマインは460億円相当ETH買い増し
1万BTC以上を保有する古参投資家が10日足らずで2,587BTCを売却した一方、ビットマインは今週3億ドル超のイーサリアムを購入し、保有額130億ドル超に拡大。
08:40
米カナリー、XRP現物ETFの申請内容を更新 11月13日のローンチが可能に
キャナリー・ファンズがXRP現物ETFのS-1申請を更新し、遅延修正条項を削除し11月13日の上場を目指す。CEO予測では初月約1.5兆円の資金流入見込み。
08:15
米投資銀行バーンスタイン、イーサリアム保有企業シャープリンクの目標株価を大幅引き上げ
バーンスタインがイーサリアム保有企業シャープリンクのカバレッジを開始し、2026年末の目標株価24ドルを設定した。現在の株価から約75%の上昇余地があると評価。
07:35
米資産運用企業ウィズダムツリー、Plumeで14のトークン化ファンドを展開
米ウィズダムツリーがRWAトークン化専門のPlumeネットワーク上で14のトークン化ファンドをローンチ。機関投資家向けに規制対応済みの投資商品を提供し、伝統的資産運用とDeFiの架け橋を実現。
07:25
バイナンスUS、トランプ関連銘柄上場を批判した米民主党議員に反論
仮想通貨取引所バイナンスUSは、トランプ大統領の関連銘柄を上場したことを批判した米民主党議員に反論。ビジネスの通常の決定でさえも不当に政治問題にされるのは遺憾であると述べている。
07:00
アップホールド、米国でデビットカード再開 XRP還元率最大6%
仮想通貨ウォレット企業アップホールドが米国でデビットカードサービスを再開した。ユーザーはドルや仮想通貨での支払いで最大6%のXRP報酬を獲得できる。
06:25
ストラテジー3Q決算、純利益4300億円 前期比で大幅減少
ストラテジーが第3四半期決算を発表し、純利益28億ドルを計上したが前期の100億ドルから大幅に減少。ビットコイン価格下落で評価プレミアムが圧縮され、mNAV倍率は1.2倍まで低下。
06:05
コインベース決算、純利益666億円に急増 仮想通貨市場のボラティリティから恩恵
コインベースが第3四半期決算を発表し、純利益が4億3260万ドルと前年同期の7550万ドルから大幅に増加。仮想通貨のボラティリティ上昇で取引高が拡大したことが要因。
06:00
スカイ(SKY)の買い方・将来性、ステーブルコインUSDSの特徴
Sky Protocol(スカイ)は、S&P格付け取得で注目の次世代DeFi。SKYトークンとUSDSステーブルコインの買い方、特徴、将来性をわかりやすく紹介します。
05:30
グレースケールのソラナETF、初日2億円純流入 パウエルFRB議長のタカ派姿勢が影響か
グレースケールのソラナETFが29日に取引を開始し、初日に140万ドルの純流入を記録した。1日早く上場したビットワイズのBSOLは同日4650万ドルの流入を集めて先行している。
10/30 木曜日
21:12
海外大手仮想通貨取引所Bybit、日本人の新規登録を10月31日から停止へ
海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所のBybitが、10月31日から日本の新規ユーザーの登録を停止することがわかった。既存ユーザーは継続利用可能だが、時間の問題と見る向きも。正式登録事業者としての認可取得に向け当局と協議中。
18:12
OKJ、仮想通貨「セイ(SEI)」ステーキングを開始へ【預けて増やす】
OKJはレイヤー1ブロックチェーン「SEI」のステーキングを開始。SEIを預けて報酬を得られる仕組みで、年率138.88%の特別企画も開催中。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧