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ビットコイン弱含む、仮想通貨市場はFOMC控え様子見基調か

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マクロ経済と金融市場

前週末24日の米NY株式市場では、ダウ平均株価は前日比36,577ドル(0.48%)高、ナスダック指数は100.9ポイント(0.7%)安で取引を終えた。

昨晩発表されたCPI(米消費者物価指数)は想定の範囲内であったものの、早期利下げを期待する市場の見方は否定した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見基調となりやすい。

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仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン価格は前日比2.1%安の1BTC=41,012ドルに。

BTC/USD 4時間足

40,000ドルの節目をサポートに上値を切り下げており、割り込めば38,000ドル水準(①)が視野に入る。

クリプトスレートのアナリストはトレーダーによる利益確定の兆候であると指摘した。Glassnodeのオンチェーンデータによると、暗号資産(仮想通貨)取引所に20億ドル相当のビットコインが送金されたが、この規模は22年5月のテラ・ショック以来の1日あたりの最高額となる。

ここ数カ月間の大幅な価格上昇を受けて、ビットコインの新規投資家(短期保有者)による利益確定行動が確認された。先週発表された米雇用統計が予想より堅調だったことに加え、非農業部門雇用者数の伸びと失業率がコンセンサス予想よりも強かったことを受け、米金融政策の利下げ期待が萎んだと向きもある。

一方、オンチェーンアナリストらの観測によれば、1000BTC以上保有するクジラ(大口投資家)は淡々と買い増している。

一部アルトに資金流入

市場占有率を示すビットコイン・ドミナンスは6日に年初来高値の55.3%に達したが、一時反落した。

背景にあるのは、一部アルトコインへの資金流入だ。

時価総額10億〜100億ドル規模のミドルキャップアルトでは、Cosmos(ATOM)が前日比8.08%高、Aptos(APT)が7.19%高、VeChainが3.5%高、Hedera Hashgraph(HBAR)が2.0%高となった。

13日には、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが、ソラナ(SOL)規格SPLトークンのBONK上場を発表したことで急騰する場面もあった。BONKはドージコイン(DOGE) やシバイヌトークン(SHIB)と同じ犬系ミームコインの一種とされる。

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一方、11日時点でTDシーケンシャル指標が売りシグナルを示すなど、急騰後の警戒感も高まっている。

ラージキャップアルトでは、ソラナ(SOL)が7.2%安、アバランチ(AVAX)が17.7%安と急反落したほか、ミドルキャップではSynthetix(SNX)が17.1%安、Algorand(ALGO)が11.1%安、Chainlink(LINK)が6.4%安となった。

ビットコイン続落の影響を受け利確売りが加速しており、当面の間はボラティリティ(価格変動性)が続く可能性がある。

関連:ソラナのmSOLが大口投資家の売却で一時18%下落、背後にある思惑とは?

とはいえ、大局的にはビットコイン・ドミナンスの優位性は変わりない。

来年1月頃を有力とするビットコインETF(上場投資信託)の上場承認や来年4月頃を予定する半減期思惑は継続するものと見られる。

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