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USスチール・仮想通貨関連株など大幅高 本日日銀金融政策決定|19日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

12/19(火)朝の相場動向(前日比)

伝統金融

  • NYダウ:37,306 +0.002%
  • ナスダック:14,904 +0.6%
  • 日経平均:32,758 +0.6%
  • 米ドル/円:142.7 +0.3%
  • 金先物:2,041 +0.2%
  • エヌビディア:500.7ドル +2.4%
  • USスチール:49.5ドル +26%

本日のNYダウは横ばいしながらも引き続き続伸し最高値を更新した。昨夜、日本製鉄が米鉄鋼大手USスチールを約150億ドルで買収することで合意したことが好感され大幅に上昇。USスチールおよび他のM&AニュースによってNYダウが支えられた格好だ。また、半導体大手エヌビディアは再び500ドル台に復帰したことも注目されている。

現在、市場は依然として来年の利下げ(3回以上)シナリオに期待しており、一部のFOMC委員による牽制的な意見を受けてもさほど材料視せずに底堅い推移を続けている。

関連米ナスダック100指数最高値更新 二人の連銀総裁が利下げ期待けん制

この日、米シカゴ連銀のグールズビー総裁はCNBCのインタビューで米FRBは株市場がどう反応するかを考えて行動すべきではないと、先週のタカ派のウィリアムズNY連銀総裁に続き利下げ期待を牽制するような発言をした。また、クリーブランド連銀のメスター総裁とサンフランシスコ連銀のデーリー総裁も同日のインタビューでそれぞれ、来年上半期利下げへの観測は時期尚早であると言及した。

関連FOMCでハト派転換を示唆 来年の複数回利下げ予測で米国株・ビットコイン全面高

なお、米国株市場は来週25日(月)にクリスマス休場を控える。

本日の主な市場材料は以下数点

  • 米国債先物取引薄く 利回りやや上昇
  • ドル円上昇 マイナス金利現状維持の観測高い 政策据え置き予想
  • 原油反発 紅海の船舶への攻撃受け、地政学リスクでビットコインなど上昇

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今週以降の重要経済指標・イベント

  • 12/19(火)朝 日銀金融政策決定 政策金利発表
  • 12/19(火)15:30 植田和男日銀総裁の定例記者会見
  • 12/20(火)中国人民銀行のローンプライムレート(貸出金利指標)発表
  • 12/21(木)22:30 米7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)
  • 12/22(金)22:30 米11月個人消費支出(PCEデフレーター)

関連:初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

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仮想通貨関連銘柄 反発

  • コインベース|153.4ドル(+3.7%)
  • マラソン|19.8ドル(+8.6%)

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仮想通貨相場 反発

  • ビットコイン:42,652ドル +2.6%
  • イーサリアム:2,220ドル +0.5%

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