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ソラナ普及拡大に追い風 NY金融当局がPaxosのSolanaステーブルコイン発行を認可

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアム以外で初のNY当局認可ステーブルコインに

米Web3決済サービスプロバイダーPaxos(パクソス)はソラナ・ブロックチェーンを採用し、米ドルステーブルコイン「USDP」を発行する予定だ。イーサリアムに次ぐ2つ目の対応ブロックチェーンになる。

ソラナ財団はこの発表について「Solanaブロックチェーンへの拡張は、Solana上で成長する決済エコシステムを拡大し、USDPステーブルコインは2024年1月17日から一般利用が可能になる予定だ」と伝えた。

今回ソラナチェーンのUSDP採用は、ニューヨーク金融サービス局によって認可されたもので、Paxosは「ニューヨーク金融サービス局による認定は、パクソスの企業向けおよび消費者向けビジネスの革新と進化にとって重要なマイルストーンとなる」と述べた。

USDPはこれまでイーサリアムブロックチェーンを採用してきたが、ソラナ財団はソラナの採用メリットについて「迅速な取引スピード」・「ごくわずかな取引手数料」といった点を挙げた。

PayPal採用の可能性も

また、パクソスが現在米大手決済企業PayPalと提携し、PYUSDというステーブルコインを発行していることを背景に、提携パートナーであるパクソスのソラナチェーン採用によってPayPalもイーサリアムチェーン以外のオプションとしてSolanaを利用する可能性が浮上してきた。

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ソラナの企業採用については、決済大手Visaが9月に加盟店契約会社(アクワイアラ)へのソラナ版USDC決済機能を拡大した事例がある。

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また、ソラナオンチェーン上のステーブルコイン取引量は連日、全てのチェーンにおいて一位になっている。

ソラナの価格は前日比+4.8%で100ドル台に接近。CMC上でBNBの時価総額を超えて4位の銘柄に進出してきた。

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