CoinPostで今最も読まれています

アニモカブランズJP・Honda・デアワイズがWeb3で協業 モビリティの未来を創造へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3ゲームを監修

Web3大手アニモカブランズの子会社である2社、アニモカブランズジャパンとDarewise Entertainment(以下、デアワイズ)は22日、本田技研工業株式会社(以下、Honda)と協業することを発表した。

協業するのは、デアワイズが手がけるWeb3オンラインゲーム「Life Beyond」の開発。Hondaは、このゲームで使用される輸送および車両関連のゲームプレイを監修するという。

今回の協業は、厳密にはビデオゲームスタジオである「Life Beyond Studio(LBS)」とHondaが作品を共創することを指す。一方でHondaにもメリットがある。

今回の協業を通してデアワイズは、従来とは違ったクリエイティブプロセスや、Web3テクノロジーを活用したゲーム仮想世界とトークン化されたエクスペリエンスを通した顧客との新しい関わり方や、フィードバックをダイレクトに受け取る機会をHondaに提供するとした。

LBSのBenjamin Charbit CEOは今回の協業について、以下のようにコメントしている。

自動車の主要パートナーとしてHondaと深い関係を築けることを嬉しく思います。デアワイズとLife Beyondは、質の高いユニークな体験を促進するための深く有意義なパートナーシップの力を信じています。

ゲームの概要

Life Beyondは、プレイヤーが惑星「ドロス」に新しい文明を構築するための旅に乗り出すゲームメタバース。NFT(非代替性トークン)やトークンを活用し、プレイヤーがゲーム体験を自身でコントロールできるようにするという。このゲームは暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のブロックチェーン上に構築される。

関連アニモカ傘下のゲーム制作企業Darewiseとは|Life Beyondのエコシステムも紹介

公式ウェブサイトでは、Life Beyondは「近く公開」と表示されている。今月3日には「2024年はLife Beyondの年になる」などとXに投稿しており、今年に正式リリースされる可能性がある。

メタバースとは

インターネット上に構築された多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバター(分身)を介してゲームで遊んだり、音楽ライブに参加したり、会社の会議に出席したりするなど、様々な利用方法がある。

メタバースでブロックチェーンが利用されるとは限らないが、NFTや仮想通貨と相性が良いとされている。

▶️仮想通貨用語集

関連次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

Hondaの取り組み

Hondaは2019年5月、ブロックチェーンを活用する電気自動車の共同研究を米ゼネラル・モーターズと始めることが明らかになるなど、以前からWeb3技術に関心を示している。

関連ホンダと米GM、ブロックチェーン活用する電気自動車の共同研究開始へ

昨年10月には、同社の北米部門が仮想通貨決済を開始したことも発表され、注目を集めた。他にも2022年12月、メタバースの「Yaku」との協業が明らかになった。HondaはYakuの開発にも協力している。

関連北米ホンダなど仮想通貨決済開始|4日朝の重要速報まとめ

関連ホンダのメタバース進出、ソラナ基盤のYakuと提携

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
21:00
OKCoinJapan 5月にオプティミズム(OP)取扱い開始へ
OKCoinJapanが暗号資産(仮想通貨)オプティミズム(OP)の取扱いを開始へ。イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして、その技術はCoinbaseが支援するBaseやバイナンスのopBNBの基盤に使用されている。OPのユースケースや今後の展望も言及。
17:20
機関投資家のDeFiリスク管理を強化、Fireblocksの新セキュリティ機能
FireblocksがDeFi製品にdApp ProtectionとTransaction Simulationを追加。リアルタイム脅威検知と安全なトランザクション実現で、機関投資家のオンチェーン活動をサポート。
13:00
BAYCで知られるYuga Labs、事業再編でチームメンバー削減 
Yuga Labsは、事業再編の一環としてチームメンバーの一部を削減した。「より小規模で機敏でクリプト・ネイティブなチーム」にする意向だ。
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
ビットコインRunesデビュー1週間、200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安で1ドル158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア