はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ソラナ基盤ALL.ART、コカ・コーラ従業員にNFT証明書システム提供へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTによるデジタル証明書

暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)基盤プラットフォームALL.ARTは28日、コカ・コーラ・カンパニーの大手ボトリングパートナー企業コカ・コーラHBCと提携して、デジタル証明書システムを提供すると発表した。

SOLは本日高騰して今年の高値を更新し、123ドルをつけた。

コカ・コーラHBCの社内トレーニングプログラムに向けて、安全なデジタル証明書システムを導入する格好だ。

これにより、コカ・コーラHBCはソラナのブロックチェーン上のNFT(非代替性トークン)という形式でデジタル証明書を発行し、従業員は各自のウォレットにこの証明書を入れられるようになる。証明書はコカ・コーラHBCによってデジタル署名され、検証される。

コカ・コーラHBCの技術革新マネージャー、ミラン・トポリック氏は次のようにコメントした。

ブロックチェーンにより検証可能な証明書を発行できるようになり、当社のデジタル・アカデミートレーニングプログラムの価値や評価が大幅に高まった。

コカ・コーラHBCは、ALL.ARTの認証プラットフォーム「Credentee.io」を利用し、従業員の能力開発過程をよりよく把握することを目指す。ブロックチェーンに保存することで、偽造や改ざん対策ともなり、資格の信頼性が保証される形だ。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

関連: ソラナスマホ「チャプター2」、予約注文数が10万件を突破 2025年配送開始予定

音楽フェスティバルでのNFT提供も

ALL.ARTはソラナ基盤のNFTや現実資産(RWA)トークン化のプラットフォームである。2023年にはソラナ基盤NFTマーケットプレイス「SolSea」およびコカ・コーラ・セルビアと提携し、音楽フェスティバルでNFT体験を提供している。

このEXITフェスティバルの来場者は、特殊な鏡に姿を映し、仮想の衣服を着た自分の姿を見たり撮影したりすることができた。

「Parcl」のエアドロップ

ソラナ基盤のプロジェクトとしては、不動産デリバティブ取引所を提供する「Parcl」が独自トークンPRCLのエアドロップを発表し、28日にTVL(預け入れ総額)が1億ドル(約150億円)に到達したところだ。

PRCLのエアドロップについてまだ詳細は公開されていないが4月に配布開始される予定である。総供給量は10億トークンで、コミュニティへの初期供給割合は7~8%となる。

トークンの用途としては、ガバナンス、データ機能(高品質不動産データへのアクセス)、ポイントインセンティブプログラムなどに使うことが可能だ。

関連: ソラナ基盤の不動産デリバティブ取引所「Parcl」、エアドロップ発表 TVL一億ドル突破

関連: ソラナ基盤のPyth Network、エアドロップ第2弾を発表 今回はdAppsに配布

ソラナ(SOL)特集

ソラナ「Fire Dancer」、ゲームチェンジャーと期待される理由とは? Solana Labs唯一の日本人エンジニアが語る、ソラナの魅力
ソラナの躍進、年間500%成長を牽引するブロックチェーン技術の市場影響力 2030年までのソラナ価格評価、最も強気なシナリオは?=米大手資産運用会社VanEck
ソラナのスマートフォン「Saga」、オークションサイトで高騰の背景 イーサリアムからスイ、ソラナへ 流動性シフトとDeFiの最新トレンド
国内取引所bitbank、ソラナ基盤の次世代オラクルPyth Networkと提携 ソラナチェーンへ拡大 GMO-Z.com Trustが日本円ステーブルコイン「GYEN」などで
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。
07:10
英上場ゴールド探査会社Hamak Gold、ビットコイン財務戦略導入で247万ポンド調達
ロンドン上場のHamak Goldが仮想通貨戦略転換を発表。カタール王族系投資ファンドも参加し株価6%上昇。
06:55
14年以上動かなかったビットコイン、合計1兆円相当が移動 警戒感高まる
14年以上動かなかった合計1兆円相当の仮想通貨ビットコインが、8個のアドレスから移動したことがわかった。当時からどのくらい価値が増えているのかも明らかになっている。
06:30
Ondo Finance、米SEC登録のOasis Pro社買収でトークン化証券市場に本格参入
RWAトークン化プラットフォームOndoが規制準拠のOasis Proを買収。米国投資家向けトークン化証券サービス拡大へ。
06:10
スウェーデン、違法収益による仮想通貨の押収を強化
スウェーデンのストレマー司法相が警察や税務当局に仮想通貨を含む犯罪収益の押収強化を指示。昨年11月導入の欧州最厳格な没収法により840万ドル相当を押収済み。
05:40
2800分の1の確率を突破 個人マイナーがビットコイン採掘に成功、5000万円獲得
個人ビットコインマイナーが7月4日にブロック903,883を単独採掘し、3.173BTC(約5000万円)の報酬を獲得。ネットワーク全体の0.00026%のハッシュレートで成功。
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。
13:00
米ストラテジー社に集団訴訟 ビットコイン保有リスクを軽視と主張
米国でストラテジー社に対する集団訴訟が提起された。ビットコイン投資戦略を過大評価しリスクを軽視したと主張している。新会計規則適用後の損失計上が争点の一つになっている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧