はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Web3マーケティングスタンド「DMTP」 独自トークン発行へキャンペーン開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

 

ChainlinkやNTT Digitalが連携

シンガポールに本拠を置くHighphen PTE. LTD.(代表:佐々木亜留)が開発したWeb3コミュニケーションプロトコル「DMTP」は8日、ユーティリティトークン「$DMTP」を年内にも発行する計画を公表した。

DMTPは、ウォレットアドレスを用いたメッセージの送受信が可能なプロトコルであり、TelegramやDiscordに代わる、ウォレットアドレスを基盤としたプロジェクト間コミュニケーションの実現を目指している。

このプロトコルは、国内外で多くの企業やプロジェクトとの連携を拡大しており、日本ではスクウェア・エニックスなどのゲーム業界の大手、海外ではChainlinkやUnstoppable Domainsなど、Web3の世界で名高い企業をはじめ、500以上のプロジェクトと協力している。

出典:DMTP

DMTPの利用者は、EVM(Ethereum Virtual Machine)と互換性のあるチェーンでログインしてメッセージの送受信が可能であり、マルチチェーンにわたるコミュニケーションが可能だ。プロジェクト側は、オンチェーンの情報を活用したダイレクトメッセージングが行える。

今後、DMTPトークンは、ブロックチェーンプロジェクトのグローバル展開をサポートするBOBG PTE. LTD.によって発行される。2024年第4四半期にも暗号資産(仮想通貨)取引所に上場予定であり、5年間にわたって段階的にリリースされる計画である。

Highphen Pte.は昨年7月、株式会社NTTドコモの子会社である株式会社NTT Digitalと、Web3事業の推進に向けた基本合意に至った。両社は分散型ID(DID)を活用して、デジタル空間での自己証明を可能にし、ウォレットにおける優れたユーザー体験の実現を共同で追求していく方針である。

Web3とは

Web3は、ブロックチェーン、仮想通貨、NFTを活用し、ユーザーに所有権を移行する新しいインターネットビジョンを指す。Web1が読み取り専用、Web2が読み書き可能なのに対し、Web3は読み書き+所有が可能となる。所有権の拡張、検閲耐性、分散型自律組織(DAO)、デジタルアイデンティティ、ネイティブペイメント(金融の自主性)など、ユーザーに革新的な機能を提供する。

▶️仮想通貨用語集

関連:スクエニなどが出資、Web3通信プロトコル「DMTP」の資金調達で

DMTPの主な機能

DMTPは、Web3プロジェクトからの需要とユーザーへの報酬供給の2つの側面を活用する機能を備えている。特定のオンチェーン情報に基づきユーザーを特定し、メッセージを送るReward Message機能は、受信者がメッセージを開封し、所定のアクションを行うことでトークンを獲得することができる。

また、詳細なユーザー分析や大量のメッセージ送信など、特別な機能を利用するにはサブスクリプションが必要。Chat Key Marketでは、特定のユーザーのみが参加可能なチャットルームに参加し、発言できるKeyを販売することで利益を得られる。

特定のオンチェーン情報に基づいてユーザーを抽出し、メッセージを送信するReward Message機能。メッセージの受信者はメッセージを開封し、設定されたアクションを実行することでトークンを獲得する。

出典:DMTP

消費されたトークンの一部は市場に再流通しないため、DMTPの採用プロジェクトが増えることで、トークンの市場流通量が減少し、価格の上昇圧力が加わる設計となっている。

現在、DMTPトークンを獲得できるキャンペーンが行われており、DMTPアカウントの作成と特定のアクションの実行を条件としている。詳細は、DMTPの公式Xアカウントで確認できる。

関連:BOBG提携『ブレヒロ』トークン、海外取引所MEXC Globalに上場

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/01 月曜日
18:34
日経グループQUICK、ビットコイン指数の算出開始
QUICKは12月1日、円建てビットコイン指数の本格公表を開始した。試験運用から更新頻度を毎日に引き上げ、12月22日からはリアルタイム指数も提供する。暗号資産ETFなどでの利用を想定。
17:07
イーロン・マスク氏「エネルギーこそ真の通貨」、ビットコインは基づくと主張
テスラCEOのイーロン・マスク氏が「エネルギーこそ真の通貨」と主張し、ビットコインはエネルギーに基づいていると説明。一方、著名経済学者やピーター・シフ氏は「本質的価値がない」と批判を続けている。
17:01
政府・与党、暗号資産の分離課税導入を検討へ 調整開始─NHK報道
政府・与党が暗号資産投資の分離課税化を巡り調整に入ったとNHKが報道。現行は最大55%の総合課税で、制度見直し議論が年末の税制大綱へ進む見通し。
16:26
「チェーンリンク」の将来性は?トークン化市場に必須インフラ
チェーンリンク(LINK)の将来性を解説。2030年に16兆ドル規模が予測されるトークン化市場で、既存金融とブロックチェーンを接続するオラクルとして80%超のシェアを獲得。SWIFT・J.P.Morganとの提携事例も紹介。
16:00
スイ(SUI)のステーキングで高利率なのは?自分で行う方法と取引所比較
SUIのステーキング方法を徹底解説。取引所(年利最大4.28%)、ウォレット、リキッドステーキングの3つの運用方法を比較表付きで紹介。初心者向けのOKCoin Japanから、Slushウォレットでの自己管理、Haedalでの高度な運用まで、リスクと利回りを考慮した最適な選択をサポート。
15:55
ワールドコインの本人認証方法|マイナンバーカードでWLDを受け取る手順を解説
ワールドコイン(WLD)がマイナンバーカードでの本人確認に対応。World Appでの認証手順を画像付きで解説。所要時間約5分で完了し、Orb認証済みの方も追加のWLDを獲得可能。受け取ったWLDの現金化・運用方法も紹介。
15:43
ソニー銀行、米ステーブルコイン事業化に向けBastionと業務提携 子会社設立も視野に
ソニー銀行が米Bastionと業務提携し、米ドル建てステーブルコインの事業化を推進。日経報道によると2026年度の発行を計画し、ソニーグループの「経済圏」での決済活用を目指す。米国子会社設立とOCC銀行免許取得も視野に。
15:35
Ginco、Babylon Labsと提携「BTCFi 2.0」を推進
GincoがBabylon Labsと提携し、第三者への預託なしでBTCを活用できる「BTCFi 2.0」を日本で推進。業務用ウォレットGEWからBTCステーキングが可能に。
14:26
カザフスタン中銀、仮想通貨投資を計画 最大約470億円規模
カザフスタン国立銀行(中銀)のティムール・スレイメノフ総裁は、金・外貨準備ポートフォリオの一部として、仮想通貨へ最大3億ドルの投資を検討していると発表した。
11:47
テザー社CEO、S&PによるステーブルコインUSDT格下げに反論 余剰資本を強調
テザー社CEOがS&PによるステーブルコインUSDTのドルペッグ機能評価の格下げに反論した。余剰資本や米国債利回りを考慮していないと指摘している。
11:07
ヤーン・ファイナンスのyETH製品に攻撃、約4億5000万円相当が流出
イールド・ファイナンスのyETH製品が攻撃を受け、約4億5000万円相当のETHが流出。攻撃者は無限ミントの脆弱性を悪用し、約1,000ETHをTornado Cashに送金。V2・V3ボールトは影響を受けず、yETH保有者は安全に引き出し可能に。
09:15
中国人民銀行、仮想通貨取引の厳格取締を改めて要請、ステーブルコインも警戒対象
中国人民銀行が仮想通貨取引の取締強化を改めて各当局に要請した。仮想通貨関連活動の再活発化が背景にあるとみられ、ステーブルコインも警戒対象としている。
09:03
コインシェアーズ、XRP・ソラナ・ライトコインのETF申請を取り下げ
欧州大手のコインシェアーズが、XRP・ソラナ・ライトコインのETF申請を取り下げた。米国市場での大手運用会社への集中により、差別化や利益率確保が困難になるとの懸念を示し、ナスダック上場を控え、仮想通貨関連株式やアクティブ運用戦略など新商品の投入を計画している。
11/30 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、金持ち父さん著者キヨサキのBTC売却やソラナとXRPのETFの好調など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
DeFiで株式市場はどう変わる? Progmat齊藤達哉氏が語るオンチェーン金融の未来|独占インタビュー【後編】
Progmat齊藤達哉氏インタビュー後編。議決権付きトークン化株式で日本が世界初となる理由、2028年施行を目指すトークン化法のロードマップ、DeFi・AIエージェントを見据えた将来ビジョンを聞いた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧