CoinPostで今最も読まれています

米リップル社、OTC取引によるXRP価格抑制を否定 対SEC裁判で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SECの主張に異議

米リップル社は29日、米証券取引委員会(SEC)との間の裁判で新たな申立書を提出した。店頭取引(OTC)によるトークン販売を通じて暗号資産(仮想通貨)XRPの価格を抑制しているというSECの主張を否定している。

また、リップル社の財務文書などの一部を非公開とすることに反対するSECの主張に異議を唱えた。

リップル社は、現在はもうOTC取引を行っておらず、ODL(オンデマンド流動性)製品を通じて顧客にXRPを販売していると述べた。また、その条件については次のように説明している。

ODLで使用するためにリップル社が現在顧客に販売しているXRPには、一部の取引相手に提供される割引など、店頭契約にみられるような条件は一切ない。

リップル社がOTC販売による割引を行って、意図的にXRPの価格を抑制しているというSECの主張に異議を唱えている格好だ。

リップル社は4月にも販売方法を変更したと説明していた。SECの請求する罰金は過大だとした申立書の中で、裁判所が証券性を指摘した機関投資家への販売については、すでに必要な措置を講じたと述べている。

関連日本にXRPL基盤の企業向けソリューション導入へ リップル社・HashKey・SBIが連携

オンデマンド流動性(ODL)とは

リップル社が提供する国際送金ソリューションの1つ。異なる通貨の送金を行う際のブリッジ通貨としてXRPを利用することが大きな特徴である。1つの通貨をXRPに交換し、そのXRPを別の通貨に交換することで送金を実行する仕組み。

▶️仮想通貨用語集

財務・販売情報は非開示が正当と主張

SECは今月、裁判所に対して、リップル社の財務・証券販売情報の非開示要求を却下すべきだと申し立てていた。その内容が、裁判所による是正措置や罰金などの決定に影響する可能性がある「司法文書」にあたると主張する格好だ。

今回、リップル社はこの主張についての反論も行っている。同社はすでにXRPの販売手順を修正していることから、過去の契約には「継続的な関連性がない」と述べた。

この裁判の発端は、SECが2020年12月、リップル社がXRPの販売という「未登録証券の提供」により13億ドル以上を違法に調達したと提訴したことにある。

関連: リップル社、SECによる20億ドルの罰金提案を過大と反論

昨年7月には米地裁がデジタルトークンとしてのXRPそれ自体は有価証券ではないと判断した。これを受けて、リップル社のスチュアート・アルデロティ最高法務責任者は米国の銀行など金融機関もODLを使うようになるだろうと期待する見解を示している。

関連リップル社最高法務責任者「米金融企業によるODL利用を期待」 XRP裁判の判決受け

この部分的勝利の後、米仮想通貨取引所コインベースはニューヨーク州以外でXRPを再上場した。さらに今月にはニューヨーク州でも取り扱いを再開している。

関連コインベース、仮想通貨XRPの取扱いをニューヨーク州で再開

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
06:45
フェラーリ、米国に続き欧州でもビットコイン決済受付へ
イタリアの高級車メーカー「フェラーリ」は7月末より、欧州で車の購入代金としてビットコインなどの仮想通貨銘柄の受け入れる。昨年10月に米国で初めて開始した支払いオプションだ。
06:25
取引所ビットスタンプ、マウントゴックス債権者へビットコイン支払い開始
ビットスタンプは25日に公式声明で、マウントゴックスの管財人から仮想通貨ビットコインとビットコインキャッシュを受け取り、25日木曜日からビットスタンプの顧客に資産の配布を開始すると伝えている。
05:50
ハリス米副大統領、「ビットコイン2024」に登壇しないことに
ハリス米副大統領は、25〜27日に米ナッシュビルで開催予定の大型カンファレンス「ビットコイン2024」に登壇しない結果となった。
07/24 水曜日
19:00
バイナンス、政治系ミームコイン「PEOPLE」などマージントレードに追加
バイナンスは、新たに9つの銘柄のレバレッジ取引市場を開始。PEOPLEという政治系ミームコインも含まれる。クロスマージンと分離マージンに対応し、資金効率とリスク管理を両立。
18:00
マウントゴックス、24日昼にも巨額ビットコインを送金
マウントゴックスが24日13時に巨額の暗号資産(仮想通貨)ビットコインを送金。債権者への弁済の一環とみられ、クラーケンとビットスタンプでの手続きが進行中。
13:55
トヨタ・ブロックチェーン・ラボ、スマートアカウント導入で車の使用権トークン化を検討
トヨタ・ブロックチェーン・ラボは、モビリティ(移動手段としての乗り物)をイーサリアム・ブロックチェーン上のスマートアカウントとして設計する構想を発表した。
11:30
日本デジタルアセットマーケッツ、アバランチと提携 RWAトークン発行・流通を推進へ
株式会社デジタルアセットマーケッツは、仮想通貨アバランチのAva Labsと合意書を締結。RWAトークン事業などで提携していく。
11:00
ETHの強気要因、元ウォール街トレーダー分析
イーサリアムが強気相場入りしたと判断する3つの理由を仮想通貨関連企業幹部が指摘。現物ETFのローンチなどを挙げ、2024年後半は明確な強気相場だと主張した。
09:20
ハリス氏陣営、マーク・キューバン氏に仮想通貨について問い合わせ
著名投資家マーク・キューバン氏は、カマラ・ハリス氏陣営から仮想通貨について質問を受けており、このことは良い兆候だと述べた。
08:30
各社のイーサリアム現物ETFのETH保有量明らかに
最も保有量の多いのは、グレースケールのETHEで、2,959,307 ETH(1.6兆円)の運用額だ。ETHEはこれまで運用されてきたイーサリアム投資信託から転換されたもので、23日にイーサリアムのミニ版ETFも同時にローンチした。
07:45
イーサリアム現物ETF、初日出来高1550億円超
23日に取引が開始された仮想通貨イーサリアムの現物ETFの合計出来高は1550億円超に。取引開始に米議員や仮想通貨業界が反応している。
07:15
「ビットコイン2024」のオーガナイザー、ハリス米副大統領の講演について交渉中
ハリス氏はすでに指名獲得に必要な過半数の代議員から支持を得ているが、仮想通貨へのスタンスは未だ表明していない。
06:50
ソラナ初のプライベート・クレジット・ファンド、米大手投資会社ハミルトン・レーンが立ち上げ
運用・監督資産143兆円超の米ハミルトン・レーンは23日、ソラナブロックチェーン上のプライベート・クレジット・ファンド「SCOPE」の立ち上げを発表した。
06:15
トランプ氏、ビットコイン否定派JPモルガンのダイモンCEOの財務長官指名を否定
トランプ氏は24日に、ビットコインに懐疑的なJPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOや、ブラックロックのフィンクCEOの財務大臣指名の噂を否定した。
06:00
クラーケン、ビットコインをマウントゴックス債権者に返済開始 売圧警戒も
多くのビットコインが同時に売却される可能性が警戒され、仮想通貨BTCは23日深夜66,000ドル台を下回った。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア