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ソニー銀行がWeb3向けスマホアプリ「Sony Bank CONNECT」をリリース

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTコレクションを簡単管理

ソニー銀行株式会社は31日、Web3エンターテインメント領域向けのスマホアプリ「Sony Bank CONNECT」をリリースした。

ソニー銀行が展開するデジタル証券などのWeb3事業とのシナジーが見込まれており、ユーザーの特典の用途拡大、利便性向上、およびさらなる施策の拡大が期待される。

「Sony Bank CONNECT」は、SNFTと接続することで、ユーザーが保有するNFT(非代替可能トークン)コレクションをさまざまな形で閲覧できるアプリである。初心者でも使いやすく、手軽にWeb3の世界を体験できるように設計されている。

出典:ソニー銀行株式会社

SNFT(エスエヌエフティー)とは、ソニーグループ株式会社100%出資のSNFT株式会社が運営するマーケットプレイスである。クレジットカードでのNFT購入が可能であり、購入したNFTはSNFT上で確認し、ウォレットに移すことができる。

Sony Bank CONNECTの主な機能は以下の通りだ。

  • ウィジェット: 保有するNFTコレクションの中からお気に入りのNFTをホーム画面のウィジェットに設定できる。
  • Rooms(3Dギャラリー): 保有するNFTコレクションを自由に配置した、自分だけの特別な3DギャラリーをSNFTから参照して鑑賞できる。

関連:ソニー銀行、ステーブルコイン開発に向けて実証実験を開始

ソニーのWeb3展開

ソニー銀行は「つながる」をテーマに、多くのイベントやアーティストと連携し、NFTを通じた新たなエンターテイメント体験を提供してきた。

今年3月には、米ドル建てグリーンファイナンスセキュリティトークン(ST)の募集を行い、購入者限定でNFTを用いたソニー銀行のオリジナルデジタルコンテンツをプレゼントした。

このSTは、三井住友信託銀行との連携により募集され、1口1,000ドル(約15万円)で合計100万ドルの販売が行われた。信託期間は2年、年利5%。このデジタル証券は温室効果ガスの排出削減などの環境対策事業に資金を使用することが約束された環境債として位置づけられている。

7月初旬には、ソニーグループのAmber Japan買収が判明し、暗号資産取引所の運営に参入することが明らかにされた。Sony Bank CONNECTと直接の関係は言及されていないが、ソニーグループとしてWeb3への前向きな姿勢が伺える。

web3/NFTとは

ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用して、利用者がデータを共有・管理しながら運用する分散型のウェブサービス。NFT(Non-Fungible Token)は、ブロックチェーン技術により、複製や改ざんを難しくした形式のデジタルデータであり、アート、音楽、ゲーム、バーチャルリアリティなど、さまざまな分野での活用が期待されている。

関連:ソニーがブロックチェーン開発へ、スターテイル・ラボと合弁会社設立

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