MKR.toolsのMike McDonald氏は、自身のツイッター上で、MakerDAOのスマートコントラクト上にロックアップされているイーサリアムが、総供給量の約1% = 100万 ETHに達したことを発表した。
There is now 1,000,000 ETH locked in @MakerDAO smart contracts as of this morning 🎉. A slight rounding error away from 1% of the total ETH supply. pic.twitter.com/0ePQv6mWKm
— Mike McDonald (@mikeraymcdonald) November 13, 2018
MakerDAOは、イーサリアムブロックチェーン上で稼働するステーブルコインDaiの担保となるプロジェクトだ。
Makerシステムは、ユーザーがイーサをプールして(PETHと呼ばれる)担保する形でDaiトークンが発行され、様々な手法を用いて価格を1ドル付近で安させている。
またの名を「WETH」、Wrapped Etherと称されており、イーサリアムを基準とした価格安定通貨としても有名だ。
今回、このニュースで考えられるメリットは、イーサリアムの市場供給量の内、1%が市場から一時的に排除されるため、市場内供給量が限定的になり、需要の恩恵がETH価格に反映されやすい土壌形成を投資家に意識させるだろう。
参考記事:Nearly 1% of the Total Ethereum Supply is Locked in the MakerDAO Smart Contract
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