はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「日本も仮想通貨ETFの承認を」取引所や法律事務所らが税制改正などを含め提言作成=日経 対象銘柄も提案

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本にも仮想通貨ETFを

暗号資産(仮想通貨)取引所や証券会社、法律事務所らの企業は、日本で仮想通貨ETFが承認されることを目指し、共同で提言書をまとめたことがわかった。日経新聞が25日に報じた。

提言の大きな柱を3つ設けて、ETFの対象銘柄を、流動性や知名度が高いビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に絞ることなどを提案。今回の提言は近く公表されるという。

対象銘柄を絞ること以外の柱は、2つ目が仮想通貨ETFを提供できるように投資信託法を改正すること。3つ目は、ETFに合わせ、仮想通貨の現物取引の税率を20%にし、申告分離課税の対象にすることだ。

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。

▶️仮想通貨用語集

米国で今年1月に証券取引委員会(SEC)が、投資家保護などを理由に長期に渡って認めてこなかったビットコインの現物ETFを認可したことなどを背景に、最近は日本でも仮想通貨ETFを承認すべきとの声が多く上がるようになっている。

米国では現時点では、現物ETFが認められているのはビットコインとイーサリアムのみ。しかし、イーサリアム現物ETFの認可後は、アルトコインに対する期待が高まり、現在はソラナ(SOL)やXRPの申請も行われるようになった。

関連リップル社CEO「XRP現物ETFの誕生は必然だろう」

一方で、米国で現物ETFが承認されるためには、ビットコインとイーサリアムのようにシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)に先物が上場していることなどが重要視されるとの見方があるため、他のアルトコインの現物ETF誕生はハードルが高いとの指摘が過去に上がっている。

今回の提言を見る限り、日本でも最初はビットコインとイーサリアムに限定される可能性があるが、米国の状況は11月の大統領選の結果によって、変わる可能性も指摘されている。

関連「ソラナは米大統領選トランプ氏勝利で25年末までに5倍に上昇する可能性」SCBアナリスト分析

法律と税制のハードル

今回の提言の2つ目の柱は、具体的には、投資信託に関する法律施行令第三条が規定する特定資産に仮想通貨を含めるようにすること。現在は、投資信託に組み入れできる特定資産に仮想通貨は含まれていないため、日本ではまだ仮想通貨ETFは販売できない。

3つ目の税制に関する課題は以前から指摘されている。それは、仮想通貨ETFと現物取引を比較した場合、どちらにもそれぞれメリットとデメリットはあるが、税制で差が出るためだ。

現物取引の損益には最大55%の税率が課せられるが、ETFは20%で済むため、現物取引の出来高が減少し、仮想通貨取引所の運営にも影響が出る可能性が指摘されている。柱の3つ目は、この問題を解決しようとしている。

これまでweb3プロジェクトチームの座長を務めるなど、日本の仮想通貨規制の整備を主導してきた自民党の平将明氏は8月開催の国際Web3カンファレンス「WebX」で、「現時点で確定的なことは申し上げられない」と前置きしつつ、「米国で承認されたビットコインETFが日本でも認められれば税制改正の流れが変わる可能性はある」と話していた。

関連暗号資産の税制改正にも言及、自民党の平議員と越智議員が語る「日本のWeb3戦略と展望」|WebX2024

なお、今年の8月、金融庁長官(10月10日時点)の井藤英樹氏はブルームバーグのインタビューで「仮想通貨ETFを日本が承認するかどうかは、慎重に検討する必要がある」との考えを示している。

井藤氏は、投資信託は国民が長期的かつ安定的な資産形成を行うために作られた制度であると説明。その上で、その制度の趣旨に仮想通貨が沿うかについて「必ずしもそうではないという見方もまだ多いのではないか」と語っていた。

関連金融庁長官「日本の仮想通貨ETF承認は慎重に検討する必要がある」

関連ビットコインETFは日本で買える?現物BTCとのメリット比較や関連銘柄の買い方も紹介

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
21:00
国内の仮想通貨現物ETF、2028年に解禁見通しか SBIや野村が開発検討=報道
日本で2028年にもビットコインなど仮想通貨のETFが解禁される見通しとなった。金融庁が制度整備を進め、野村HDやSBIHDが商品開発を検討している。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、BTC時価総額の16兆ドル到達予想やETH取引数が過去最高を記録など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:00
週刊ニュース|米仮想通貨市場構造法案巡る動向やブラックロックiSharesの注目投資テーマに高い関心
今週は、トランプ政権による仮想通貨市場構造法案への支持撤回検討の可能性、米財務長官による押収ビットコインの戦略的備蓄追加方針、ブラックロックのiシェアーズの投資テーマに関する記事が関心を集めた。
01/24 土曜日
13:45
ワールドリバティ、分散型インターネットのスペースコインと提携
ドナルド・トランプ一族のWLFIが分散型衛星インターネットのスペースコインと提携した。DeFiと衛星接続を融合し金融サービスを提供する計画だ。
13:10
KLabがBTCと金を2億円分追加購入、BTC年後半20万ドル到達を予測
年後半に20万ドル到達予測 KLabは22日、ビットコイン(BTC)と金を組み合わせた「デュアル・ゴールド・トレジャリー戦略」に基づき、総額約2億円のビットコイン及びゴールド(…
11:30
新たなトランプ関税懸念でビットコイン揉み合い、来週FOMCに注目|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTCは1430万円で推移。トランプ氏の関税発言で1500万円から急落、ソーサーボトムのブレイクアウトはダマシに。来週FOMC控えるも無難通過の見通し。グリーンランド問題など引き続きヘッドラインリスクに警戒。
10:25
ビットコイン乱高下、経済的有事と国家的有事の狭間で揺れる展開|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは24日、日本当局が為替介入の前段階となるレートチェックに動いたとの報道を受け一時下落して推移した。しかしその後、キューバへの石油供給遮断の検討や、ウクライナ和平交渉の難航といった地政学リスク上昇のニュースが材料視され、安全資産であるゴールドやシルバーと歩調を合わせるように反発し一時9万ドル台を回復した。
10:10
米上院農業委がトランプの仮想通貨利益相反に対処する修正案提出、来週審議へ
米上院農業委員会が仮想通貨市場構造法案の修正案を提出し、トランプ大統領のデジタル資産取引を制限する倫理条項を追加した。
09:45
コインベース、2026年1Qの仮想通貨市場は前向きな見通し 
コインベースが2026年1~3月期の仮想通貨市場見通しを発表。FRB利下げ見通しなどが追い風も、その後の慎重姿勢にも言及した。ビットコインに対する投資家意識も調査している。
09:00
グレースケール、BNB現物ETFの上場を申請
米資産運用会社グレースケールが仮想通貨BNBの現物ETFをSECに申請したことがわかった。ナスダック上場を想定し、承認されれば米投資家に規制された投資手段を提供できる。
08:15
米SEC、取引所ジェミニに対する民事訴訟を取り下げ
米SECがジェミニ・トラスト・カンパニーに対する民事訴訟を取り下げた。ジェミニ・アーン投資家への仮想通貨資産の100%現物返還と州および規制当局との和解を考慮した決定だと発表した。
07:02
片山金融相、ドル・円・ユーロのステーブルコイン取引市場の実現可能性に言及
片山金融相は、ダボス会議のセッションでステーブルコインに言及。非常に近い将来に米ドルと日本円、ユーロのステーブルコインが交換できる市場が構築されるだろうとの見通しを示した。
06:55
サーティクがIPOを計画、初の上場Web3サイバーセキュリティ企業目指す
CertiKがIPOを計画 オンチェーン分析企業サーティクの共同創設者ロンフイ・グー氏は今週アキュメン・メディアとのインタビューで、新規株式公開(IPO)を計画していることを明…
06:15
金融大手UBS、富裕層顧客向けに仮想通貨取引提供を準備か
ブルームバーグの報道によると、スイスの金融大手UBSグループが一部のプライベートバンキング顧客向けに仮想通貨取引を提供する準備を進めている。世界最大のウェルスマネージャーとして仮想通貨戦略を拡大する動きだ。
06:02
「2026年はビットコインのスーパーサイクルに」バイナンス創設者CZ氏が予測
バイナンス共同創設者のCZ氏がダボスでのインタビューで、米国政府の仮想通貨支持姿勢と他国の追随を理由に、2026年がビットコインにとってスーパーサイクルになると予測した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧