はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

「ソラナは米大統領選トランプ氏勝利で25年末までに5倍に上昇する可能性」SCBアナリスト分析 ビットコインとイーサリアムも分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨相場分析

英金融大手スタンダードチャータード銀行のアナリストは8日、来月の米大統領選で共和党のトランプ氏が勝利した場合、暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)の価格が2025年末までに、現在の5倍の水準に上昇する可能性があるとの見方を示した。分析を入手した海外メディアが報じた。

アナリストは、あくまで概算であると前置きした上で、他にも必要な条件が揃えば、ソラナの価格は5倍に上昇しうると分析している。

ソラナについてアナリストは、時価総額とネットワーク収入の割合やインフレ率などを比較すると、現在イーサリアムよりも割高になっていると指摘。そのため、処理能力が100倍から400倍になることなど、ソラナの発展への期待がすでに価格に織り込まれていると分析した。

それでもトランプ氏の勝利でソラナの価格が5倍になりうると予想した理由の1つは、米国で現物ETFが承認される可能性が高まるからだ。アナリストは、民主党のハリス氏ではなくトランプ氏が勝利した方が、ソラナのエコシステムには追い風になるとみている。

関連24年米大統領選挙、仮想通貨市場への影響は トランプ氏らの政策や動向まとめ

また他にも、価格が上昇するためには、独立系バリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が稼働すること、金融や分散型物理インフラネットワーク(DePIN)など多くの領域でソラナが大きな市場シェアを獲得することも必要だと指摘した。

DePINとは

「Decentralized Physical Infrastructure Networks」の略称。物理デバイス(ルーターやセンサーなど)をネットワーク上で分散型に統合し、管理するシステムを指す。

▶️仮想通貨用語集

関連ソラナ財団幹部が語る、エコシステムの現状や今後のビジョン|WebX2024インタビュー

ビットコインとイーサリアムについて

今回、ソラナのように具体的な分析は報じられていないが、アナリストはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の相場も予想。トランプ氏の勝利で2025年末までにビットコインの価格は3倍、イーサリアムは4倍まで上がる可能性があるとの見方を示している。

また、ハリス氏が勝利した場合は逆に、ビットコインがイーサリアムより上昇し、イーサリアムはソラナより上昇すると分析。イーサリアムの価格はハリス氏勝利の場合2025年末までに7,000ドル(約100万円)、トランプ氏勝利の場合1万ドル(約148万円)の水準まで上昇する可能性があると述べている。

関連「イーサリアムは24年末までに8000ドル到達の可能性」SCB、現物ETF承認の前提で

一方、ビットコインについては、どちらの候補が勝利しても2025年末までに1BTC=20万ドル(約2,960万円)まで上昇しうるとも予想した。この予想は、これまでの分析と同様である。

関連「ビットコインは米大統領選に向け10万ドルに到達する可能性」SCBアナリスト分析

ハリス氏が勝利した場合、ビットコインに追い風になるとの見方は、米大手資産管理会社VanEck(ヴァンエック)のアナリストらも示している。先月に公開したレポートで、ビットコインにとっては、トランプ氏勝利よりも良いシナリオになる可能性もあると指摘した。

関連米大統領選ハリス氏勝利で「ビットコインに限り」強気か=レポート

関連おすすめ国内仮想通貨取引所 投資家のクチコミ比較ランキング

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/02 水曜日
06:12
ビットコイン利確が加速 第3四半期は過去最弱の季節性=アナリスト分析
仮想通貨ビットコインの利確が進む一方、市場は方向感に欠ける展開。第3四半期は過去最弱の季節性もあり、アナリストは地政学リスクや米金融政策の不透明感に警戒を示している。
05:50
トランプ大統領の「大きく美しい法案」上院可決も、仮想通貨少額免税案は見送り
トランプ政権が推進する大型予算法案に、仮想通貨の少額免税や報酬課税見直しの修正案は含まれず。ルミス上院議員は今後の再提出を示唆し、業界団体もロビー活動を継続する構え。
05:37
米SEC、ビットコインやXRPに投資するグレースケールの仮想通貨ファンドETF化を承認
米証券取引委員会(SEC)は、グレースケールのバスケット型ファンドのETF転換を加速承認。構成資産の約8割をビットコインが占めており、今後の仮想通貨ETF全体に追い風となる可能性も。
07/01 火曜日
16:00
UXLINKが実現目指すWeb3の大衆化、CEOが語る成長戦略|WebXスポンサーインタビュー
5500万人のユーザーを擁するWeb3成長支援プラットフォーム「UXLINK」。WebX 2025への参加を控え、同社CEOが日本市場への期待を述べた。
14:49
日本初の仮想通貨建てクレジットカード「Slash Card」が登場 β版の事前登録開始へ
日本初の暗号資産建てクレジットカード「Slash Card」がβ版の事前登録を開始する。米ドル連動型ステーブルコインUSDC担保サービスで物理・バーチャル両対応。ソラナやイーサリアムなどマルチチェーン互換性とトークン還元リワードを特徴とし、Web3技術を現実世界の決済に橋渡しする。
13:30
ビットコイン需要減少で市場脆弱性指摘、イーサリアム大口投資家は巨額含み損で売却継続=アナリスト
Cryptoquant分析によると、ビットコインのオンチェーン需要指標がマイナス転換し短期調整リスクが高まる。一方でETH大口投資家は3週間で9万5313ETHを償還、4260万ドルの含み損を抱える状況。
13:05
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、約320億円調達でビットコイン購入とマイニング機器導入へ
エリックとトランプ・ジュニア氏が支援するビットコインマイニング企業American Bitcoinが2億2000万ドルを調達。ビットコイン購入とマイニング機器導入に充当予定。
12:00
金融庁、ステーブルコイン健全発展のための報告書を公表 不正リスクや今後の課題を分析
金融庁が仮想通貨ステーブルコインの健全な発展に向けた報告書を公表した。不正利用の実態と今後の規制課題を分析調査する内容だ。
11:05
取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始
世界第2位の仮想通貨取引所BybitがBacked社のトークン化株式サービス「xStocks」を取り扱う。Apple、Amazon、Microsoft等60銘柄超をソラナブロックチェーン上で24時間365日取引可能に。
10:40
トランプ氏関連のミームコイン「TRUMP」、口座開設キャンペーンで配布へ
ドナルド・トランプ氏が公認とされるミームコイン「TRUMP」がもらえるキャンペーンがBITPOINTで7月末まで開催中。特典内容や条件を詳しく解説します。
10:20
国内Web3関連企業BACKSEAT、組み込み型Web3体験でブロックチェーン社会実装目指す
BACKSEAT株式会社が第三者割当増資により累計14億円の資金調達を完了。Spiral CapitalとHeadline Asiaが共同リード投資家として参画し、組み込み型Web3体験の実現に向けサービスローンチを本格化。
10:02
ロビンフッド、トークン化した米国株やETFの取引サービスを欧州で提供
仮想通貨などの投資アプリを提供するロビンフッドは、トークン化した米国の株やETFの取引サービスをEUユーザー向けにローンチしたと発表。独自ブロックチェーンを開発していることも明かした。
09:55
テキサス州、戦略的ビットコイン準備金設立に続き「金・銀」を法定通貨として認可
テキサス州のアボット知事が金・銀を日常取引の法定通貨として認可する法案に署名。戦略的ビットコイン準備金設立法案も成立し、米国初の大規模な貴金属・仮想通貨政策を実現。
09:40
ビットコインマイニング難易度が7.5%低下 米テキサス州猛暑が影響か
仮想通貨ビットコインのマイニング難易度が約7.5%低下した。米テキサス州の猛暑による電力制限が主要因と指摘されている。6月中旬にハッシュレートも下落していたところだ。
09:15
ナスダック上場企業SRM、140億円のトロン財務戦略完了でTRXをステーキング
フロリダのテーマパーク向け記念品製造企業SRM Entertainmentが、1億ドルのTRON財務戦略の一環として3.65億TRXをJustLendにステーキングした。年率最大10%のリターンを目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧