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米Strive、ビットコイン組み入れ型の資産運用サービスを開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインをポートフォリオに統合

米国の起業家ヴィヴェック・ラマスワミ氏が共同設立した資産管理会社Strive Enterprises(ストライブ・エンタープライズ)は1日、資産管理部門を立ち上げると発表した。

暗号資産(仮想通貨)ビットコインを、顧客のポートフォリオに思慮深く統合する大手金融会社になることを目指すとしている。

ラマスワミ氏は今年1月まで、共和党の大統領候補に立候補していた人物だ。現在は、ドナルド・トランプ氏を支持しており、もしトランプ氏が再選した場合には閣僚などに起用される可能性もある。

関連:仮想通貨支持のラマスワミ候補、米大統領選から撤退

ストライブは、テキサス州を拠点に立ち上げた資産管理事業でビットコインの果たす役割について、次のように説明した。

この事業の鍵となる部分の一つは、当社が今後数十年間にわたって続くと予想されるリスクに対するヘッジとして、一般のアメリカ人の標準的なポートフォリオにビットコインを組み込むことに焦点を当てることだ。

ストライブは、今後のリスクとして、世界の持続不可能な債務水準、債券利回りの上昇、長期的なインフレ圧力、持続的な地政学的圧力、抑制的な金融政策が導入される可能性などを挙げている。

ストライブのマット・コールCEOは、次のようにコメントした。

当社の資産運用事業は、ビットコインを思慮深く統合して顧客に真の経済的自由を提供することに注力し、これにより競合他社と差別化している。

10月には、米非営利シンクタンクのビットコイン政策研究所が、中央銀行は準備資産としてビットコイン保有を検討すべきと主張するレポートを発表。この中で、ビットコインにはインフレ、地政学的緊張やその他のリスクを分散するのに役立つ特性があるとの見解を述べていたところだ。

関連:中央銀行がビットコインを準備資産に加えるべき7つの理由=米シンクタンク報告書

シリーズBで46億円を調達

ストライブは、2022年にラマスワミ氏らによって共同設立された金融サービス会社だ。2022年8月に最初のファンドを立ち上げて以来、17億ドル(約2,580億円)の資産を管理するまでに成長している。

7月には、カンター・フィッツジェラルド社が率いるシリーズB投資ラウンドで3,000万ドル(約46億円)を資金調達した。

カンター・フィッツジェラルド社のハワード・ラトニック会長はビットコイン支持で知られており、トランプ氏再選の場合は、政権移行チームの共同議長を務める見込みだ。

トランプ氏の政権移行チームは、トランプ氏の長男であるジュニア氏と次男のエリック氏、および副大統領候補であるバンス上院議員など、仮想通貨肯定派で構成されている。

関連:トランプ陣営、ビットコイン支持者ラトニック氏を政権移行チーム共同議長に起用

関連:「アルトコイン相場は米大統領選トランプ氏勝利の方が追い風に」Bitwise幹部が分析

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